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経済数学入門演習問題 WLec 01, 2021/10/04
- I
- p,q,I>0とします.効用関数
u(x,y)=x13y13
を制約条件
I−px−qy=0
の下で最大化することを考えます.
- (1)
停留点を求めて
x(p,q,I)=I2p,y(p,q,I)=I2q,λ=133√2pqI
であることを示しましょう.
- (2) 間接効用関数
v(p,q,I)=u(x(p,q,I),y(p,q,I))
に対して
∂v∂I=λ(p,q,I)
が成立することを示しましょう.
- (3) Royの恒等式
∂v∂x+∂v∂I⋅x(p,q,I)=0
が成立することを示しましょう.
- II
- p,q,I>0とします.効用関数
u(x,y)=13logx+13logy
を制約条件
I−px−qy=0
の下で最大化することを考えます.
-
停留点を求めて、需要関数と所得の限界効用関数λ(p,q,I)を求めましょう.
- III
- 制約条件
x2+2y2−24=0
の下で
z=x+y
の停留点を求めましょう.
- IV
- p,q,I>0とします.効用関数
u(x,y)=x13y23
を制約条件
I−px−qy=0
の下で最大化することを考えます.
-
停留点を求めて、需要関数と所得の限界効用関数λ(p,q,I)を求めましょう.
- V
- g(x,y):=2x2+y2−1=0の下で
z=f(x,y)=x2yを考えます.停留点を求めましょう.
(CT290ページ,演習8.13)
- VI
- xの関数y=φ(x)が
x2+φ(x)2−3xφ(x)=0
を満たしているとします.φ′(x)とφ″を
xと\varphi(x)で表しましょう.
(CT294ページ,演習8.18)
- VII
-
g(x,y)=1-xy=0の下でz=f(x,y)=x+2yを考えます.停留点を求めて,極大・極小を判定しましょう.
- VIII
-
g(x,y)=x^2-y^2-1=0をその上の点(2,\sqrt 3)の近傍で解いて
\begin{equation}
\varphi(x)=\sqrt{x^2-1}
\end{equation}
とします.\varphi''(2)をgの1階および2階の偏微分係数を用いて求めましょう.
- IX
-
g(x,y)=x+2y-1=0の下でz=f(x,y)=xyを考えます.停留点を求めて極大・極小を判定しましょう.