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第2講義演習問題(2015年6月12日)
- I
- A=(−4−231)とします。
- (1) Aを対角化しましょう。
- (2)
微分方程式
ddt(x(t)y(t))=A(x(t)y(t))
の解を初期値(x(0)y(0))で表しましょう。
- ビデオ解説(1), (2)
- II
- A=(11231)に対してCayley-Hamiltonの定理を用いてAnを求めましょう。
- ビデオ解説
- III
- A=(0−112)に対してCayley-Hamiltonの定理を用いてAnを求めましょう。
- ビデオ解説
- IV
- A∈M3(K)とします。α,β,γ∈Kが条件
α≠β, β≠γ, γ≠α
を満たすとします。さらに→p,→q,→r∈K3が条件
A→p=α→p,A→q=β→q,A→r=γ→r
→p+→q+→r=→0
を満たすならば、
→p=→q=→r=→0
が成立することを証明しましょう。
- ビデオ解説
- V
- Aはm×n行列とします。A≠Om,nならば,ある→x∈Kn
に対して
A→x≠→0
が成立することを示しましょう。
- ビデオ解説
- VI
- A=(74−13)に対してJordan標準形を求めましょう。
- ビデオ解説
- VII
- 2次正方行列A∈M2(K)がα∈Kに対して
ΦA(λ)=(λ−α)2, A−αI2≠O2
を満たすとします。さらに→p1∈K2が
→p2:=(A−α)→p1≠→0
を満たすときP=(→p1 →p2)が正則行列であることを示しましょう。
- ビデオ解説
- VIII
- (1) ax+by=0を満たす(xy)≠→0が存在することを示しましょう。
- (2) 連立1次方程式
{a1x+a2y+a3z=0b1x+b2y+b3z=0
を満たす
(xyz)≠→0が存在することを(1)を用いて示しましょう。
- ビデオ解説