学生による授業評価
マルクス経済学 II
2006年度 秋学期


アンケート内容と集計結果(春学期との比較)

アンケート用紙 pdfファイル
実施日:2007年1月9日
回答数:74人(履修者の30.0%)。矛盾した回答や記述など真摯な記入と思えないものも数枚あったが,そのまま集計した。

*匿名アンケート形式の「学生による授業評価」には意義とともに限界もあります。この点については,「学生による授業評価」の意義と限界もご覧ください。

学生による授業評価
*匿名ですので正直に答えてください。
*自分の感想に近い数字に○を付け,理由や特記事項があればその下に記入してください。
(1)授業内容について
(a) 興味や関心 1.持てた 2.やや持てた 3.あまり持てなかった 4.持てなかった
(b) 難易度 1.易しい 2.やや易しい 3.ちょうど良い 4.やや難しい 5.難しい
(c) 自分の理解度 1.理解できた 2.だいたい理解できた 3.あまり理解できなかった 4.理解できなかった
(a)興味や関心は,「持てた」と「やや持てた」の合計が春よりは若干減少したが,05年度よりは約10ポイント増加の約90%。

(b)難易度
は,春に比べて「難しい」と「やや難しい」が大幅に増加。内容的に確かに前期の内容が前提となり,体系的な理解が必要となるので,例年,難しいと感じる学生が増加する。ただ,6割弱が難しいと感じながら,
(c)理解度では,6割近くが「理解できた」・「だいたい理解できた」と考えている。
(2)授業方法について,次の各項目は勉強する上で役に立ちましたか?
(a) プロジェクター 1.役に立った 2.やや役に立った 3.あまり役に立たなかった 4.役に立たなかった
(b) 板書
(c) ウェブサイト
(d) 課題レポート
(a)プロジェクター(パワーポイント)は,「役に立った」が若干減少したが,「やや役に立った」と合わせると97%で,ほとんどの学生が肯定的評価である。
(b)板書は,春に比べて「役に立った」と「やや役に立った」が8割以上に増加した。
(c)ウェブサイトの利用について,約75%が「役に立った」と回答,「やや役に立った」と合わせると約95%が肯定的評価。
(d)課題レポートは,「役に立った」が若干減少したが「やや役に立った」と合わせると約95%。(4)の(b)レポート提出率では,提出率が若干減少しているが,未提出でも学習のための指針として役立ったと感じているものと思われる。
(3)教員の講義への取り組み方について
(a) 話し方 1.わかりやすい 2.ややわかりやすい 3.ややわかりにくい 4.わかりにくい
(b) 解説(例示など)
(c) 教育への熱意 1.感じた 2.やや感じた 3.あまり感じなかった 4.感じなかった
(d) 成績評価方法 1.厳しい 2.やや厳しい 3.妥当 4.やや甘い 5.甘い

(3)の(a)と(b)については,個々のアンケートを見ると,(1)の「興味や関心」・「難易度」・
「自分の理解度」で肯定的な評価の学生で「わかりやすい」という評価が多く,逆に,
否定的な評価の学生で「ややわかりにくい」という評価が多くなっている。
今後の検討課題・反省材料であると同時に,このようなアンケートの限界を示している
ように思われる。
(a)話し方は,「わかりやすい」が約3割に減少したが,「ややわかりやすい」と合わせた肯定的評価は約8割で,春とほぼ同じ比率であった。ただアンケートを個別に見ると,と
(b)例示などの解説は,春よりは肯定的評価が少し減少したが,8割以上にはなっている。

(c)教育への熱意では,春よりも若干上昇し,97%の学生が「感じた」・「やや感じた」という評価をしてくれている。
(d)成績評価では,「厳しい」・「やや厳しい」が減少し,「妥当」が春の約5割から6割弱に増加した。,「厳しい」,「やや厳しい」とも減少した。05年度から春学期の成績が秋学期前に通知されることになったので,この変化は自分の試験の手ごたえと成績評価とが一致していると感じた学生が多かったことの他,「厳しい」と感じるような成績を取った学生の出席率は低く,アンケートに答えていないこと,が考えられる。
(4)あなた自身の授業への取り組み方について
(a) 出席率 1.毎回出席・提出 2. 3/4以上 3. 1/2前後 4. 1/4以下
(b) レポート提出率
(c) 予習や復習 1.努力した 2.やや努力した 3.あまり努力しなかった 4.努力しなかった
(a)出席率は,春よりは若干悪化しているが,3/4以上の出席者が9割以上となっている。アンケートに答えるような常時出席している学生とほとんど出席しない学生とに2極分解していることがうかがわれる。
(b)レポート提出率でも同様の傾向だが,毎回提出者は春に比べてかなり低下した。春に比べてレポート課題自体がやや難解と感じられたのかもしれない。
(c)予習・復習の努力についての自己評価はかなり低い。レポート提出は復習に含められないと感じているのかもしれない。
(5)全体的な満足度
(a) この授業に対して 1.満足 2.やや満足 3.普通 4.やや不満 5.不満
(b) 他の授業と比較して
(c) この授業の履修を他の人にも勧めますか? 1.勧める 2.どちらかといえば勧める 3.あまり勧めない 4.勧めない

(a)この授業に対する満足度は,「満足」と「やや満足」が,春69%,秋74%と上昇。
(b)他の授業と比較した満足度では,「満足」が40%に増加したが,「やや満足」が減少。一方で「やや不満」も減少した。春・秋とも満足度は05年度よりも上昇している。
(c)他人に履修を勧めるか否かでは,「勧める」・「どちらかといえば勧める」が86%に増加。春・秋とも05年度よりも上昇している。
(6)その他:自由に書いてください。
(6)の自由記述では,肯定的な記述が,春秋とも約75%であった。05年度までに比べて,否定的な記述やどちらともいえない記述が大幅に減った結果である。
具体的な記述内容は下の表を見てください。

(6)の記述項目と記述内容

(1)〜(5)の各項目に特記事項として記入されたものも掲載。原則として原文のままで,< >内は内容の理解のため,わたしが補足しました。「ありがとうございました」のような儀礼的なものだけの記述は省略しました。
*の青字はわたしのリプライまたはコメントです。
記述項目 記述内容
(1) 理解度,板書 [理解度]<「あまり理解できなかった」の回答について>これは自分の勉強不足です。予・復習をすれば大丈夫かと。
[板書]<「役に立たなかった」の回答について>あまり書かれなかったので。
(2) レジュメ・
レポート
レジュメがよかった。レポートの評価を成績にもう少し加味してほしい。
*「もう少し」というのはどれくらいなんでしょうね?授業でも説明していますし,過去の「学生による授業評価」でも書いていますが,試験の点数が低い人ほどレポートの寄与率が高くなるシステムです(具体的には成績統計を見てください)。これ以上,レポートのウェートを上げるつもりはありません。
レポート 課題レポートは試験の際,役に立ちました。
レポートをもう少し少なくしてほしい。
*レポート提出は義務ではなく任意です。
(3) 解説 口頭での説明がわかりやすかったです。
熱意 <他の授業と比較しての満足度の項目に対して>やる気を感じるし,理解させようという熱意が感じられる。
(2)(3) 複数項目 <ウェブサイトが役に立ったという回答について>告知がされて,本当に助かりました。プリントができたのもよかった。
<成績評価が厳しいという回答について>マル経 I おとした。
[その他]今日の授業は今まで習ったことの実践例という感じで分かりやすかった。来年もよろしく。
(6) その他 マルクス経済学をやることで多面的な経済の考え方ができると思う。最後の言葉が心にしみたので,HPにアップしてほしい。
*どんな言葉だったでしょうか?いくつか話したので・・・。すぐ下の言葉に関係することかな?本や世間一般で言われていること,学者の説,私の話でさえ,そのまま鵜呑みにせず,すべては「本当だろうか?」と一度は疑ってみる。単位取得のためだけでなく,もっともらしい言葉に「ダマされない」ために自分の頭で考えて勉強し,「賢くなろう」,というようなことでしょうか?
疑うことから始めます。
今学期は前学期よりも論理的な説明が少なかったと思います。どちらかと言えばやや傾いた観点に基づいて考えていると思われる部分(特に今学期前半の授業)があったと思います。
*「傾いた観点」ってなんでしょうか?わたしが講義で話していることは,授業の内容も学説批判にしても,すべて論理的な基礎に基づいています。論理的な批判は大歓迎ですが・・・。
おしゃべり女子がうるさい。
*私語についてはその都度注意しており,他の先生の話を聞くと,わたしの授業はかなり静粛だと思いますが,今後はさらに心がけます。
ためになりました。
わかりやすかったです。
内容的には難しかったけど,興味が持てました。試験がんばります。1年間ありがとうございました。
1年間お疲れ様です。後期になって授業の内容が難しくなったけど,先生がわかりやすく説明してくれたので,なんとかついていくことができました。試験頑張ります!!
資本主義のしくみがよくわかっておもしろかった。
内容がすごくおもしろいので,もう少しゆっくり進めてほしいです。
レジュメを上手に説明して下さったので,分かり易かったです。1年この授業を受けてきて,マルクス経済学に興味が持てました。これからも頑張ってください。
わかりやすかったです。1年間お疲れ様でした。
前期より複雑で,ややわかりにくかった。もう少し具体例を出してくれるとわかりやすいと思った。三田でも先生の授業をとりたいと思います。
*「もっと具体的な例を」という要望は毎年あるのですが,このことについては2005年の「授業評価」の(6)の(3)の項に書きましたので,そちらを見てください。
レポートはあくまで自分の勉強のためで,成績評価にはほとんど関係ない(レポートを勉強した上でテストを受けるのだから,あるといえばあるが)というのは新鮮だった。
レポートを全て出しても内容が理解できておらず,テストができなければDがくるし,レポートを全て出さなくてもテストができればAがくると,徹底しているところがすごい。

(7)答案に書かれた感想や要望

定期試験の問題の末尾に「時間に余裕があれば,授業や試験問題に対する感想・批判などを書いてください。今後の参考にします。」と書いています。
今回も30名弱の人が書いてくれていました。上記のアンケートとも関係するので,「ありがとうございました」のようにたんなる儀礼的なもの,単位取得の要望などをのぞいて,紹介しておきます。(原則として原文のままですが,明白な誤字は修正してあります)
例年,答案に感想を書く人の解答内容(≒成績)はあまり良くないのですが,今回は感想を書いた人の答案の内容は優れているものも多く,しかもかなりの字数が書かれていました。もちろん例外もありますので,ここに紹介されているからといって,成績が良かったのだと誤解しないように!
記述項目 記述内容
興味・関心 1 レジュメや内容が非常に多く大変でしたが,とても面白い授業でした。おそらく今期受講した中で一番面白かったです。特に,社会全体の消費up=個人の消費upでないところが興味深かったです。そこまで“経済学”というかたいものでなく,普段の生活の考えを延長していくもののようで,そこが好きだったのかもしれません。ただテストはムズかしすぎです・・・。1年間ありがとうございました。
2 先生が授業の前におっしゃった「ホワイトカラー・エグゼンプション」についての見解が印象的でした。マルクス経済学で習ったことは,こういう問題に直面した時に使えるんだと思いました。三田でもよろしくお願いします。1年間ありがとうございました。
3 とても面白く興味深い授業でした。何よりも先生の授業に対する真剣な態度に感動しました。覚えることが非常に多く,レポート作成も大変でしたが,非常に充実したのでよかったです。3年以降も是非「独占資本主義論」などの延近先生の授業を受けてみたいです。1年間ありがとうございました。
4 例年の過去問と少し異なった傾向であるような気がしました。ただ“マルクス経済学”の勉強は久しぶりに“楽しい”と感じられるものでした。授業中の板書をあわせての説明など,わかりやすかったです。ありがとうございました。
5 春学期に比べて秋学期は授業内容がとても難しく感じました。でもマルクス経済学は資本主義経済を理解するのにとても役立つことがわかり,受講してよかったです。
興味・講義内容 6 前期は部活動により,なかなか講義に出席できず,単位を落としてしまいましたが,後期に講義に出席させていただき,丁寧な指導により理解が深まり,それによって経済学を学ぶことが楽しくなりました。他の経済学を学ぶ上でも,関連している考えが数多くあり,ここで教えていただいた内容を生かすことができました。また,出席が部活動の都合によりできない日でも,参考書を読むことで理解ができ,次の講義に出ても何を言っているかわからない・・・ということがなかったので非常に助かりました。1年間ありがとうございました。
興味・授業方法 7 後期は一度授業を休んでから調子が狂い,最後の方は追いつけなくなってしまった。マルクス経済学はとても面白かったし,今後も勉強していきたいと思う。授業は毎回レジュメを配ってもらえるのが助かるが,単調な気がした。もう少し教室を小さくして少人数でやってほしかった。
8 1年間マルクス経済学を学び,最初はむずかしいなと感じましたが,やっていくうちに理解が深まっておもしろかったです。冬休みも前期の部分を復習するといっそう理解が深まりました。毎回レポートを書くのはたいへんでしたが,試験前にあわてなくてすんだので,よかったです。ありがとうございました。
9 1年間,マルクスの授業は面白かったと思います。マクロやミクロではみつからない,新しい発見がありました。またパワーポイントを使った授業ではノートが書きやすく,パワーポイントの字も大きくて読みやすかったです。マクロやミクロに比べて,自分にはマルクスが一番したしみやすかったと思います。試験は今回は前期に比べて範囲が広く大変でした。1年間ありがとうございました。三田へ行っても先生の授業をとりたいです。先生のゼミに入ることも検討しています。
10 マルクス経済学を勉強したことによって,経済や貨幣のしくみの根本的なことがわかったのでよかったです。授業中のパワーポイントも要点がわかりやすかったです。マルクス経済学によってどういうことをすれば現代の日本経済を良くすることができるのかということを言ってくれれば,もっと興味がわきました。資本主義のいわば敵といえる存在が資本主義を分析する視点がおもしろいと思いました。1年間ありがとうございました。
11 授業は解説が分かりやすかったのと,大切なところが繰り返し出てくるところがよかったです。拡大再生産の数値を使った回のところが難しかったですが,理解できました。マルクス経済学というと,初めは社会主義経済についてかと思っていましたが,そうではなく,資本主義の本質を考えるというもので,とても面白かったです。
12 延近先生,1年間ありがとうございました。前期はまだ授業内容についていけたのですが,後期の内容は複雑で,試験勉強にたくさんの時間を費やしたつもりでしたが,まだ完全に習得していませんでした。先生の講義は,レジュメの穴うめをしていく形式だったので,少し油断をしているともう先に進んでしまうので,90分間は退屈することなく過ぎていました。また,毎回のように出るレポートは,授業の復習にもなり,試験前は大変役に立ちました。この授業のおかげで,少しは経済のしくみに関心がわいたように感じます。
授業方法 13 前期は単位をいただけませんでしたが,1年間ありがとうございました。HPを使ったノートのアップロードやBBS,講評やレポートの解説など,非常に有効的でした。履修人数の問題もあり,厳しいとは思いますが,レポートの点を知りたかったのが唯一の希望です。それでは本当に1年間ありがとうございました。
14 レジュメがダウンロードできて,授業中ノートだけに集中せずにすんで良かった。1年間ありがとうございました。
15 授業の進め方がとてもていねいでわかりやすいです。来年の人たちにも同じやり方で講義を続けて下さい。また,大変なのはわかりますが,記述形式のテストで悪い成績だった時に何がいけなかったのかを確認したいので,模範解答があると助かります。1年間ていねいな講義ありがとうございました。
*このように書けばよい,という模範解答はありません。また,あったとしてもそれを丸暗記するのでは本当の理解にはつながりません。レポートの解説や試験問題の採点基準をもとに,テキストやノートを見て論述のトレーニングをすることしか,自分の本当の実力をつける道はないと思います。
16 授業はレジュメを見やすくてありがたかったです。ただスピードが少し速かったのでそこだけ改善してほしいです。分かりやすい講義を1年間ありがとうございました。
17 このマルクス経済学の授業は過去問や課題の解説がホームページにアップされているので,とても勉強しやすいし,プリントが多くてもどこが重要なポイントなのかが分かりやすくなっていて,とてもいいと思います。これからもこのスタイルでお願いします。
18 この授業のノートは穴埋め式であったが,理屈で考えていくと板書の前に答えがわかるように作ってあったので勉強しやすかった。ただ写すよりも頭によく入ってきた。
19 レジュメや解説,HPが充実してるため,他の教科に比べて非常に取り組みやすく,学習しやすかった。内容が難解な部分(4章の2,3節)もあったが,解説を聞いて理解することができたと思う。
その他 20 試験は用語指定のしばりがない代わりに自分で一から文章を構築するのに手間取り,充分な解答ができなかったように思います。その点で自分の知識定着のあいまいさがわかりました。マルクス経済学を学ぶことは資本主義が誤った道にすすむ・・・
*時間切れだったようですが,何が言いたかったかは想像できますね。
21 2年間ありがとうございました。再履修者の平均点を少しでも上げられるように頑張ってみました。あと,もう少し授業のプリントを減らした方が僕はいいのではないかと思います。なぜなら,この科目の勉強をする生徒でプリンターが混雑しているところをよく見るからです。
*講義資料は遅くとも1週間前にはアップしてあるので,早めにダウンロードしておけば印刷に困ることはないはずですが。
22 マルクス経済学を少しでも学んだことにより,三田での選択肢が広がると同時に,現在の資本主義が成り立たなくなって来ている事など実感するようになりました。
延近先生の授業中に出す課題は,統計学の秋山先生曰く,論述力をつける意味があるそうですね。自分は体が強くなく,ほとんどのレポートを出すことができませんでしたが,友達に毎回レジュメをもらったりしながら課題を書いていました。答案からわかるとおり,ちせつな文章ですが,これでも前よりはだいぶ良くなったと思います。
23 正直,過去問の理解で安心していた自分がいました。出題形式が変わり難化したことで,全く出来ず,単位が来るのか非常に不安です。でも課題は欠かさず出したし,先生のレジュメはとてもわかりやすく,覚えていなかったトコロを読み直すだけで理解につながりました。時々,すごく授業スピードが早まること以外,大満足でした。マルクス系のゼミを選ぼうとしている中,この出来では最低ですよね。勉強し直します。1年間ありがとうございました。
24 1年間,正直を言うと退屈な抑揚のない授業でしたが,内容はとても充実していたものだと思います。1年間どうも有り難うございました。
*「退屈で抑揚のない授業」と「内容はとても充実」とは並立するものなのでしょうか?出席率やレポート提出率はどうだったのでしょうか?
25 マルクス経済学は個人的には好きな分野でしたが,都合によりあまり授業に出れなかったのが残念でした。三田で頑張ろうと思います。授業については特にありませんが,プリントが若干わかりにくい気がします。おそらくプリントだけでは十分な学習ができないようにしようと思った結果なのでしょうが,少なくとも概念のレベル(目的と手段,因と果など)を統一してほしかったです。特に相対的過剰人口のあたりは自分以外でも理解していなかった人が多かったように思います。1年間ありがとうございました。
*「プリント」=講義資料のことなのでしょうが,講義資料はあくまで予習と講義に出席してノートをとるための補助手段であることは,口頭でもウェブページでも説明しています。「都合によりあまり授業に出れなかった」のであれば,理解できなかったのも当然でしょうね。また,「少なくとも概念のレベル(目的と手段,因と果など)を統一」?わたしには理解不能な表現です。
26 こんな解答で申し訳ありませんが,延近先生は本当に生徒思いの先生で,大変授業に対する充実度は高かったです。ありがとうございました。

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