パレスチナ情勢年表 2024年

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1月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる1月のパレスチナ人の死者5,097人(ガザ地区で5,079人,ヨルダン川西岸地区で18人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者37人(31日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は156人,負傷者は246人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は21,978人,負傷者は56,697人と発表(1日)。
・ガザ地区中部マガジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆と戦車からの砲撃によりパレスチナ人10人死亡(1日)。
・ヨルダン川西岸地区ラマラ東方シルワドと川西岸地区北部ジェニンをイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人をイスラエル軍が攻撃しパレスチナ人と戦闘(1日)。
・ハマスのアル・カッサム旅団がガザ地区で地雷原によりイスラエル兵15人死亡と発表(1日)。
・イスラエル軍の戦車部隊の一部がガザ地区から撤退を開始,米軍高官はイスラエル軍が低強度の軍事作戦への転換したとの推測を発表(1日)。
・イスラエル中部と南部をハマスが多数のロケット弾で攻撃,イスラエル国防省は防空システム「アイアン・ドーム」で迎撃し地上への着弾はなかったと発表(1日)。
・イスラエル国防軍(IDF)のハガリ報道官がハマスとの戦闘は2024年いっぱい続くとの認識を表明(1日)。
・イスラエルの最高裁が議会が昨年可決した最高裁の権限を制限する司法制度改革法案を8対7で無効とする判決(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は207人,負傷者は338人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,185人,負傷者は57,035人と発表(2日)。
・レバノン西部ベイルート郊外ダヒエのヒズボラの拠点へのイスラエル軍の無人機攻撃によりハマス副政治局長のアルーリ氏(アル・カッサム旅団の創設者の1人)とアル・カッサム旅団幹部2人含む7人死亡,11人負傷ハマスがレバノンの主権を侵害する「テロ行為」と非難(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は128人,負傷者は261人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,313人,負傷者は57,296人と発表(3日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と地上部隊による攻撃が継続,南部ラファでイスラエル軍のミサイル攻撃によりパレスチナ人3人死亡,北部ジャバリヤ難民キャンプへのイスラエル軍の空爆により数十人死傷(3日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムとヌール・シャム難民キャンプをイスラエル軍が2台のブルドーザーとともに強襲(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は125人,負傷者は318人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,438人,負傷者は57,614人と発表(4日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆により2人死亡,保健当局発表(4日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムのヌール・アルシャムス難民キャンプをイスラエル軍が強襲し過激派への関与容疑で住民少なくとも120人を拘束,パレスチナ赤新月社はイスラエル兵によって21人が負傷と発表(4日)。
・イスラエルのガラント国防相がガザ地区での軍事作戦は人質の解放を確実にし,ハマスを解体して軍事的脅威を取り除くまで継続すること,ハマス掃討作戦終了後のガザ地区について,ハマスもイスラエルも統治せず,複数のパレスチナ人の組織がイスラエルに脅威を与えない条件下で統治するとの計画概要を発表(4日)。
・イスラエルのヨルダン川西岸地区での入植活動を監視するNGO「ピース・ナウ」が昨年10月7日のイスラエルとハマスの軍事衝突開始以降,西岸地区で新たな入植地9カ所が確認され,居住するパレスチナ人を暴力的に排除するなど,記録的なペースで入植が増加しているとの報告書を公表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は162人,負傷者は296人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,600人,負傷者は57,910人と発表(5日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも4人死亡,南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも2人死亡(5日)。
・ヨルダン川西岸地区ベイト・リマでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡,4人負傷,イスラエル軍はパレスチナ人が火炎瓶を投げたための自衛措置と説明(5日)。
・イスラエル軍がガザ地区での軍事作戦開始以降のイスラエル兵の累計死者数は175人と発表(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は122人,負傷者は256人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,722人,負傷者は58,166人と発表(6日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆と砲撃により集合住宅が破壊されパレスチナ人少なくとも2人死亡,50人負傷,中部で学校への砲撃によりパレスチナ人を4人死亡,パレスチナ・メディア発表(6日)。
・レバノン南部からイスラエル北部地域に向けてレバノン抵抗部隊が62基のミサイルを発射(6日)。
・イスラエル軍のハガリ報道官がガザ地区北部地域でこれまでの軍事作戦でハマス戦闘員約8,000人を殺害しハマスの軍事態勢の解体が完了,今後は同地区中部と南部でのハマスの殲滅に集中すると発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は113人,負傷者は250人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は22,835人,負傷者は58,416人と発表(7日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆により子ども15人含むパレスチナ人70人以上死亡,パレスチナ・メディア発表(7日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人ジャーナル人死亡(7日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人6人死亡,保健当局発表,同地域でIED攻撃によりイスラエル警官1人死亡(7日)。
・ヨルダン川西岸地区とエルサレムの境界検問所でイスラエル警官が接近する車に発砲しパレスチナ人少女1人死亡(7日)。
・ハマスのアル・クッズ旅団がイスラエル南部スデロット,ニールアムとユダヤ人入植地をミサイルで攻撃したと発表(7日)。
・レバノンのイスラム抵抗部隊がイスラエル北部ハイファを巡航ミサイルで攻撃したと発表(7日)。
・ブリンケン米国務長官がヨルダンとカタールを訪問し,ドーハでの記者会見でこの紛争は容易に転移する可能性があり,さらなる不安や苦しみを生み出しかねない」との認識を表明,ヨルダンのアブドゥラ国王はイスラエルに対する米国の影響力を使って即時停戦を迫るよう要求し,イスラエルの軍事作戦継続による「破滅的な影響」を警告(7日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が「ハマスの排除,人質の全員帰還,ガザがイスラエルの脅威でなくなることを確実にするという全ての目標を達成するまで戦争を停止してはならない」と言明(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は249人,負傷者は510人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,084人,負傷者は58,926人と発表(8日)。
・イスラエル軍がガザ地区中部ブレジで発見したとするハマスの大規模な武器製造拠点を報道陣に公開(8日)。
・ブリンケン米国務長官がサウジアラビアとUAEを訪問し首脳らと会談,会談後に米国はこの地域でのイスラエルとの関係正常化の追求に明らかな関心があるが,「そのためにはガザ地区での戦争の終結が必要であり,パレスチナ国家への現実的な道筋が必要であることも明らかだ」との認識を表明,サウジアラビアのムハンマド皇太子はガザ地区での軍事行動を停止し和平への道筋をつけることの重要性を強調,さらにパレスチナの人々が正当な権利を獲得し公正で永続的な和平を達成できるよう安定と和平路線を回復するための条件整備に取り組む必要性も強調(8日)。
・レバノン南部イスラエル国境地帯をイスラエル軍が攻撃しヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」のタウィル司令官を殺害(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は126人,負傷者は241人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,210人,負傷者は59,167人と発表(9日)。
・ブリンケン米国務長官がイスラエル・テルアビブを訪問しネタニヤフ首相、ヘルツォグ大統領と相次いで会談後の記者会見で「ガザ地区での民間人犠牲者があまりにも多い」と述べ、イスラエル政府が永続的な安全保障を得るためにアラブ諸国からの支援を期待するなら「2国家併存」に向けて動き,パレスチナの人々がもともと住んでいた場所に直ちに戻れるようにしなければならないと強調(9日)。
・イスラエル軍がガザ地区での地上作戦開始以降のイスラエル兵の185人と発表(9日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の攻撃によりヒズボラ戦闘員4人死亡(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は147人,負傷者は243人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,357人,負傷者は59,410人と発表(10日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆により多数の子ども含むパレスチナ人少なくとも15人死亡(10日)。
ガザ地区中部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人58人死亡,アルジャジーラTV報道(10日)
・パレスチナ赤新月社がガザ地区中部デイル・アルバラでイスラエル軍の空爆により救急車が損壊しスタッフ4人含む6人が死亡と発表(10日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルスでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人12人負傷(10日)。
・ヨルダン川西岸地区ベイト・リマでイスラエル兵の事前警告なしの発砲によりパレスチナ人青年1人死亡,2人負傷,APが過去24時間のライブ映像の検証に基づき報道(10日)。
・ブリンケン米国務長官がヨルダン川西岸地区ラマラでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談しガザ地区での民間人の被害を最小限に抑えるための米国の取り組みについて協議,ブリンケン氏はパレスチナ国家樹立に向けた「実体的な措置」を支持すると表明(10日)。
・ヨルダン南部アカバでエジプトのシシ大統領とヨルダンのアブドゥラ国王がアッバス議長と会談,パレスチナ人住民をガザ地区から追放しようとするいかなる計画に反対すると表明,アブドゥラ国王はヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植者によるパレスチナ人への攻撃が増加していることを批判,エジプト大統領府は国際社会に対して即時停戦のための「断固とした姿勢」を呼びかけ(10日)。
・バイデン大統領がサウスカロライナ州での選挙関連行事でガザ地区での戦闘休止を求める参加者の抗議に対してその思いは理解できる」とし「イスラエル政府に対し内密にガザ派遣部隊の大幅な撤退などを働きかけている」と述べる(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は112人,負傷者は194人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,469人,負傷者は59,604人と発表(11日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも32人死亡,アルジャジーラTV報道(11日)。
・オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)でイスラエルがガザ地区で集団虐殺を行なっているとの南アフリカの提訴の審理開始(11日)。
・紅海でイスラエル向けの貨物船などを攻撃しているイエメンのフーシ派の複数の拠点を米軍と英軍が空と海から攻撃(11日)。
・アデン湾を航行中の商船をフーシ派が対艦ミサイルで攻撃,被害なし(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は151人,負傷者は248人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,708人,負傷者は60,005人と発表(12日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,ガザ地区ガザ郊外でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人3人死亡,数十人負傷,ガザ保健当局発表(12日)。
・米国防総省が11日のイエメンのフーシ派への攻撃で約30カ所の拠点を150発以上の砲弾で攻撃したと発表(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は135人,負傷者は312人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,843人,負傷者は60,317人と発表(13日)。
・ガザ地区ガザで民間防衛隊がイスラエル軍の空爆により破壊された民家のがれきの下からパレスチナ人20人の遺体を発見(13日)。
・ガザ地区南部ラファの避難所へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも13人死亡,保健当局発表(13日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラをイスラエル軍が激しい空爆(13日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロンのユダヤ人入植地でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年3人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人がナイフなどを持って入植地に侵入しようとしたための発砲と説明(13日)。
・イエメン南部サヌアのフーシ派のレーダー基地を米軍が
空爆,フーシ派は大規模な報復攻撃を警告(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は125人,負傷者は265人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は23,968人,負傷者は60,582人と発表(14日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がハマスとの戦闘開始から100日目にハマス掃討作戦は「誰にも止められない」と主張しハマス殲滅まで攻撃を継続すると言明,またハマス殲滅後もガザ地区に軍事装備や殺傷武器が流入するのを防ぐためにガザ地区とエジプトとの境界地帯を封鎖する必要があると主張(14日)。
・レバノン南部からイスラエル北部への誘導ミサイル攻撃によりイスラエル民間人2人死亡,1人負傷,イスラエル軍がレバノンから侵入しようとした武装勢力4人を殺害したと発表(14日)。
・レバノンのヒズボラ最高指導者ナスララ師が米軍によるイエメンのフーシ派への攻撃について,紅海が紛争地域と化し,同海域を航行するすべての船舶に被害が及ぶ状況を米国が作ったと批判(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は132人,負傷者は252人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,100人,負傷者は60,834人と発表(15日)。
・ハマスがイスラエル人の人質2人の遺体を撮影した動画を公開しイスラエル人女性が2人はイスラエル軍の攻撃で死亡したとのコメントを読み上げ(15日)。
・ガザ地区各地をイスラエル軍が空爆,ガザ市北部でパレスチナ人12人死亡,南部ハンユニスでハマスとイスラエル軍の激しい戦闘,ハマスはイスラエル兵5人を殺害したと発表,中部マガジ難民キャンプとブレイジ難民キャンプへのイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ仁少なくとも4人死亡(15日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロン近郊ドーラでイスラエル軍の発砲によりパレスチナ人2人死亡,トゥルカルムでイスラエル兵の発砲により1人死亡(15日)。
・アデン湾を航行中のアメリカ所有のコンテナ船にフーシ派が発射した対艦弾道ミサイルが直撃,軽微な被害で死傷者なし,航行を継続,米軍発表(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は158人,負傷者は320人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,285人,負傷者は61,154人と発表(16日)。
・ガザ地区からハマスがイスラエルに向けてロケット弾を発射,イスラエルの防空システム「アイアン・ドーム」が迎撃(16日)。
・ガザ地区北部ベイトラヒヤでイスラエル軍がハマス戦闘員数十人を殺害したと発表(16日)。
・レバノン南部スルキ渓谷地域のヒズボラ拠点をイスラエル軍が少なくとも16回の空爆,ヒズボラはイスラエル南部へ向けてロケット弾を発射したと発表(16日)。
・イエメンのフーシ派が紅海でイスラエルに向かう貨物船をミサイルで攻撃したと発表(16日)。
・サウジアラビアのファイサル外相がパレスチナ国家樹立を含む包括的な合意が得られればイスラエルを国家として承認する可能性があるとの認識を表明(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は163人,負傷者は350人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,448人,負傷者は61,504人と発表(17日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人16人死亡,数人負傷,保健当局発表(17日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのヨルダン病院付近へのイスラエル軍の攻撃により民家が損壊しパレスチナ人7人死亡,保健当局発表(17日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラをイスラエル軍が攻撃,アルジャジーラTV報道(17日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中の米国の貨物船をミサイルで攻撃したと発表,米軍はフーシ派の拠点を攻撃(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は172人,負傷者は326人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,620人,負傷者は61,830人と発表(18日)。
・ガザ地区全域へのイスラエル軍の空爆と地上部隊の攻撃が継続,南部ラファで空爆により民間が損壊し民間人16人死亡,医療機関発表(18日)。
・ガザ地区北部でハマスのアル・カッサム旅団とイスラエル軍歩兵部隊の戦闘によりイスラエル兵4人死亡,ジャバリヤ難民キャンプ近くでカッサム旅団がイスラエル軍の戦車に砲撃,同旅団発表(18日)。
・米国務省のミラー報道官がイスラエルがパレスチナ地域で抱える長期的な安全保障上の課題とガザ地区の再建という短期的な課題はパレスチナ国家の樹立なしで解決する方法はないと言明(18日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が「イスラエルはヨルダン川の日の全域を安全に管理すなければならない。主権の原則と衝突するが我々にはどうすることもできない」と主張し,イスラエルの安全保障を保証しないパレスチナ国家の樹立に反対すると米国に伝えたと述べる(18日)。
・ネタニヤフ首相がガザ地区のハマスの戦闘部隊の約3分の2を壊滅させたとし「完全勝利」まで戦争を続けると強調(18日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾で米国の船舶「ケム・レンジャー」をミサイルで攻撃し命中したと発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は142人,負傷者は278人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,762人,負傷者は62,108人と発表(19日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのアル・アマル病院をイスラエル軍無人機が攻撃,パレスチナ赤十字社発表(19日)。
・ガザ市のアル・シファ病院へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人12人死亡,ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエルの空爆によりパレスチナ人5人死亡,保健当局発表(19日)。
・米中央軍(USCENTCOM)が紅海南部へ向けて発射準備を進めていたフーシ派の対艦ミサイル3基を攻撃したと発表(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は165人,負傷者は280人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は24,927人,負傷者は62,388人と発表(20日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人死亡,保健当局発表(20日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍がハマスの設置したロケット弾発射装置とIEDを破壊したと発表(20日)。
・イスラエル西部テルアビブでネタニヤフ政権の退陣を求める数千人規模のデモ(20日)。
・シリア南部ダマスカス西部でイスラエル軍のミサイル攻撃によりイラン革命防衛隊の使用施設が損壊しイラン人顧問5人死亡(20日)。
・レバノン南部地域でイスラエル軍の無人機攻撃によりヒズボラ戦闘員含む2人死亡(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は178人,負傷者は293人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は25,105人,負傷者は62,681人と発表(21日)。
・ガザ地区へのイスラエル軍の空爆により南部ハンユニスで子ども1人含む3人死亡,南部ラファで3人死亡,中部ガザ市で3人死亡,保健当局発表(21日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス,中部ベスレヘムをイスラエル軍が襲撃(21日)。
・ネタニヤフ首相がガザ地区からの軍の完全撤退やハマスによるガザ地区当地の継続などを求めたハマス側の人質解放条件を拒否すると発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は190人,負傷者は340人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は25,295人,負傷者は63,000人と発表(22日)。
・ガザ地区南部ハンユニス西郊アルマワシにイスラエル軍が進軍し病院を包囲し医療スタッフを拘束,攻撃によりパレスチナ人少なくとも0人死亡,保健当局発表(22日)。
・イギリス首相府がイスラエルのネタニヤフ首相のパレスチナ国家樹立についての否定的なスタンスに「失望」しており,イスラエルと将来のパレスチナ国家が共存する「2国家解決」が「恒久的な平和への最善の道」というイギリスの立場に変更はないと言明(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は195人,負傷者は354人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は25,490人,負傷者は63,354人と発表(23日)。
・ガザ地区中部イスラエルとの境界近くのマガジ難民キャンプでイスラエル軍戦車部隊へのRPG攻撃により弾薬などが爆発しイスラエル兵21人死亡,南部地域で建物に仕掛けられた爆弾によりイスラエル兵3人死亡とイスラエル軍が発表(23日)。
・ガザ地区南部ハンユニスで国連運営の避難所へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人6人死亡,UNRWA発表(23日)。
・イスラエルとハマスがガザ地区での戦闘を1か月間休止し,ハマスが拘束中のイスラエル人の人質とイスラエルが拘束中のパレスチナ人の交換を行なうことで大筋合意が成立と関係者情報(23日)。
・国連のグテーレス事務総長が安保理でイスラエル政府がパレスチナ国家樹立による「2国家共存」を明確に栗けし拒否していることは容認できないと非難(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は210人,負傷者は386人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は25,700人,負傷者は63,740人と発表(24日)。
・ガザ地区南部ハンユニスの住民の避難所の国連訓練センターにイスラエル軍の砲弾が着弾しパレスチナ人12人死亡,75人負傷,UNRWA発表,ハマスは200人以上が殺害され病院に125人の遺体が搬入されたと発表(24日)。
・イスラエル政府報道官が人質交換と引き換えにハマスとの戦闘休止で合意との報道を全面的に否定(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は200人,負傷者は370人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は25,900人,負傷者は64,110人と発表(25日)。
・ガザ地区中部ガザ市で食料供給を待つパレスチナ人の行列へのイスラエル軍の空爆により20人死亡,150人負傷,中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人6人死亡。南部ハンユニスの2つの病院をイスラエル軍戦車部隊が包囲,ガザ保健当局が過去24時間の攻撃によりパレスチナ人少なくとも50人死亡と発表(25日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエルに関連する船舶への攻撃はガザ地区に食料や医薬品などの支援が届くまで続くと宣言,米英のフーシ派への攻撃は逆効果で我々の意思と決意に影響は及ぼさないと強調(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は183人,負傷者は377人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,083人,負傷者は64,487人と発表(26日)。
・国際司法裁判所(ICJ)が南アフリカによるイスラエルがジェノサイド防止に関する条約に違反しているとしてイスラエルに戦闘停止の緊急措置を命じるよう提訴した訴訟で,イスラエルに対してガザ地区でのジェノサイドを防止するためのあらゆる措置を講じ,1カ月以内に進捗状況を報告するよう命令(26日)。
・イスラエルの駐ジュネーブ国連・国際機関常駐代表が世界保健機関(WHO)はガザ地区の病院が「テロ目的で利用」されている証拠を無視することでハマスと「共謀」していると非難(26日)。
・イスラエルのスモトリッチ財務相がハマスに拉致された人質解放交渉の仲介役のカタールに対して,「ハマスの後援者でありハマスによるイスラエル市民の虐殺に大きな責任がある」とX上で主張(26日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の攻撃によりひずみゲージ人死亡,ヒズボラ発表(26日)。
・UNWRAが職員12人が昨年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃に関与した疑いがあるとして解雇したと発表,イスラエル当局からの情報提供,米英など9カ国が資金拠出を一時停止(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は174人,負傷者は310人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,257人,負傷者は64,797人と発表(27日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中の石油タンカー「マーリン・ルアンダ」にミサイルを発射しタンカーが炎上(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は165人,負傷者は290人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,422人,負傷者は65,087人と発表(28日)。
ヨルダン北東部シリア国境近くの米軍基地「タワー22」への無人機攻撃により米兵3人死亡,34人負傷,「イラクのイスラム抵抗勢力」が実行声明(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は215人,負傷者は300人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,637人,負傷者は65,387人と発表(29日)。
・ガザ地区南部ハンユニスへのイスラエル軍の激しい攻撃が継続,ハガリ報道官はハマスの4個大隊のうち2個大隊を解体したと発表(29日)。
・シリア南部ダマスカス郊外でイスラエル軍の空爆により2人死亡,数人負傷,国営メディア発表(29日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中の米海軍艦船をミサイルで攻撃したと発表(29日)。
・イスラエル政府のベングビール公共治安相がユダヤ人入植者にガザ地区への帰還を呼びかけ,米NSCのカービー戦略広報調整官がベングビール氏の発言は無謀で扇動的と非難(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は114人,負傷者は249人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,751人,負傷者は65,636人と発表(30日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンのイブン・シナ病院に医療スタッフや女性を装った10人以上のイスラエル軍特殊部隊員が侵入しパレスチナ人青年3人を殺害,イスラエル軍は病院に潜伏していたハマスとイスラム聖戦の戦闘員標的の作戦と発表,カッサム旅団が殺害された青年をメンバーと認める声明(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は150人,負傷者は313人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は26,901人,負傷者は65,919人と発表(31日)。
・イスラエル軍がガザ地区中部ガザ市と南部ハンユニスへの空爆によりパレスチナ戦闘員25人死亡と発表。(R)
イスラエル軍がガザ地区での戦闘でイスラエル軍将校1人と兵士2人が死亡と発表(31日)。
・国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対しガザで大量虐殺を防止するためにあらゆる措置を講じるよう命じたことについて,南アフリカのパンドール外相が全ての国はイスラエルの軍事行動への資金提供を停止する義務を負っているとの見解を発表(31日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中の米海軍駆逐艦グレーブリーと米国商船標的にミサイルを発射したと発表,イギリスの海上警備会社はアデン湾を航行中の商船からミサイル攻撃を受けて右舷で爆発が起きたと報告があったと発表(31日)。
2月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる2月のパレスチナ人の死者3,175人(ガザ地区で3,165人,ヨルダン川西岸地区で10人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者11人(29日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は118人,負傷者は190人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,018人,負傷者は66,139人と発表(1日)。
・ガザ地区南部ラファ東部の民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人4人死亡,アルジャジーラTV報道(1日)。
・イスラエル軍が過去24時間にガザ地区でパレスチナ武装勢力戦闘員25人を殺害,戦闘でイスラエル兵3人死亡と発表(1日)。
・イスラエルのガラント国防相がガザ地区南部ハンユニスでハマスの旅団を解体したと発表(1日)。
・イエメンのフーシ派が紅海をパレスチナのイスラエル占領地域へ向かって航行中の英国商船を攻撃したと発表(1日)。
バイデン大統領がヨルダン川西岸地区でパレスチナ人を攻撃したユダヤ人入植者に金融制裁やビザ制限などの制裁を科す大統領令を発令,第1弾として入植者4人を米金融資産の凍結や米国人との取引禁止の制裁対象に指定,ブリンケン国務長官が「イスラエルはヨルダン川西岸で民間人に対する暴力を阻止し責任を追及するために一段の措置を講じる必要がある」とし,イスラエルと将来のパレスチナ国家が共存する「2国家解決」の実現可能性を含め「米国の外交政策目標推進に向けた行動を取り続ける」との声明を発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は112人,負傷者は148人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,131人,負傷者は66,287人と発表(2日)。
イギリスのキャメロン外相がイスラエルのネタニヤフ首相との協議で,パレスチナ国家樹立による「2国家共存」へのイギリスの支持を改めて表明し,国連もパレスチナ国家を承認する時が来るとの認識を示したうえで,「あり得る」ことについて話し始めるよう呼びかけ(2日)。
・イスラエル軍がゴラン高原からシリア南部ダマスカスを多数のミサイルで攻撃しイラン革命防衛隊の顧問1人死亡(2日)。
・米軍がイラクとシリアのイラン革命防衛隊やイラン支援の武装組織の標的85カ所以上を空爆(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は107人,負傷者は165人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,238人,負傷者は66,452人と発表(3日)。
・ガザ地区南部ラファとディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により2人死亡,5人死亡,アルジャジーラTV報道(3日)。
欧米の政府職員800人以上がイスラエルとガザ地区の戦いに対する自国政府の政策は「国際法の深刻な違反,戦争犯罪,そして民族浄化や大量虐殺にさえ我々の政府の政策が加担しているリスクが高い」と警告する「大西洋を超える声明」に署名(3日)。
・イエメンのフーシ派の拠点13カ所に米軍と英軍が攻撃(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は127人,負傷者は178人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,365人,負傷者は66,630人と発表(4日)。
・イスラエル軍の空爆によりガザ地区南部ハンユニスでパレスチナ人26人死亡,ディル・アルバラで10人死亡,アルジャジーラTV報道(4日)。
・イスラエル西部テルアビブでネタニヤフ政権の退陣と議会の解散・総選挙を求める大規模なデモ(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は113人,負傷者は205人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,478人,負傷者は66,835人と発表(5日)。
・ヨルダン川西岸地区のマアレ・アドゥミム難民キャンプでイスラエル警官の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,警察は少年がナイフで警官を襲撃しようとしたための発砲と説明(5日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がこれまでにイスラエル軍はハマス戦闘員の半数以上を死傷させたとし「完全勝利まで戦いを続ける」と言明(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は107人,負傷者は143人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,585人,負傷者は66,978人と発表(6日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,医療当局発表(6日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍戦車の砲撃により警官6人含む計8人死亡,ガザ保健当局発表(6日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人10人死亡,10人負傷(6日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部でのパレスチナ武装勢力との戦闘で陸軍大隊副司令官1人が死亡と発表(6日)。
・イスラエル軍報道官がガザ地区でハマスに拘束されているイスラエル人の人質のうち31人の死亡が確認されたと発表(6日)。
・イエメンのフーシ派が紅海を航行中のバルバドス船籍で英国企業所有の「モーニング・タイド」号とマーシャル諸島船籍で米国企業所有の「スター・ナシア」号にミサイルを発射したと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は123人,負傷者は169人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,708人,負傷者は67,147人と発表(7日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルム近くのヌール・シャム難民キャンプ内の民家をイスラエル軍が攻撃しパレスチナ人3人死亡,イスラエル軍は死亡したのは手配中のパレスチナ武装組織戦闘員と発表(7日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡(7日)。
サウジアラビア外務省がイスラエルとの外交関係について,東エルサレムを首都とし1967年(第3次中東戦争前)の境界に基づくパレスチナ独立国家が承認され,イスラエルによるガザ地区への「侵略」が停止されない限り正常化はあり得ないとの声明を米国に伝達したと発表(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は130人,負傷者は170人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,840人,負傷者は67,317人と発表(8日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆により民家2軒が損壊しパレスチナ人少なくとも女性2人と子ども5人含む13人死亡,ハンユニスとディル・アルバラへも激しい砲撃,米国務省のバデル副報道官が100万人以上が避難しているラファへのイスラエル軍の「このような作戦は支持しない」と批判(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は107人,負傷者は142人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は27,947人,負傷者は67,459人と発表(9日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,南部ハンユニスの学校へのイスラエル軍の無人機攻撃によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,数十人負傷(9日)。
・バイデン大統領が記者団に対してイスラエルのガザ地区での軍事行動について「私はガザ地区での対抗措置は行き過ぎだとみている」との認識を表明し,人道支援強化のためガザ地区の封鎖解除を求める自身の取り組みに言及(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は117人,負傷者は152人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28064人,負傷者は67,611人と発表(10日)。
・イスラエル軍がガザ地区ガザ市西部のUNRWA本部の地下でハマスがPCなど電気設備を設置し小銃や弾薬などの保管場所として使用したトンネルを発見したと発表しメディアに公開(10日)。
・レバノン南部シドン近くのイスラエル国境から約60q地域でイスラエル軍が走行中の車を無人機で攻撃し少なくとも2人死亡,2人負傷,レバノン治安当局発表,南部ホウラへのイスラエル軍の砲撃により1人死亡,9人負傷,国営メディア報道(10日)。
・シリア南部ダマスカス地域をイスラエル軍がゴラン高原からミサイル攻撃,物的損害のみ,一部は防空システムにより撃墜とシリア軍発表(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は112人,負傷者は173人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28176人,負傷者は67,784人と発表(11日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆により警官少なくとも5人死亡,警察当局発表,民間人12人死亡,病院関係者発表(11日)。
・イスラエル軍が計画中のガザ地区南部ラファでの地上作戦について,10日の閣議でネタニヤフ首相がラマダンが始まる3月10日前の完了を指示したとCNN報道(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は164人,負傷者は200人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,340人,負傷者は67,984人と発表(12日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆を含む攻撃により女性と子ども含むパレスチナ人少なくとも74人死亡,ネタニヤフ首相がハマスに拘束されていた人質2人を特殊部隊が解放したと発表(12日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍戦車への対戦車ロケット弾攻撃によりイスラエル軍将校2人死亡,兵士2人負傷,イスラエル軍発表(12日)。
・バイデン大統領がヨルダンのアブドゥラ国王との会談後,イスラエルに対してガザ地区での戦闘の長期停戦につながる最低6週間の戦闘休止を呼びかけていると発表(12日)。
・オランダの控訴裁判所がイスラエルがガザ地区で使用しているF35戦闘機の部品輸出について,差し止めを請求していた人権団体の抗告を認め,昨年12月のハーグ地裁の決定を覆してすべての部品の輸出と輸送を停止するよう政府に命令(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は133人,負傷者は162人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,473人,負傷者は66,146人と発表(13日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも16人死亡,ガザ市でイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人6人死亡,南部ハンユニスでイスラエル兵の狙撃によりパレスチナ人3人死亡,10人負傷(13日)。
・国連のグリフィス事務次長(人道問題担当)がイスラエル軍のガザ地区南部ラファへの攻撃は「大虐殺」と「壊滅的な」結果をもたらすとの声明を発表(13日)。
・エジプト・カイロでガザ地区での戦闘休止についての米国,イスラエル,エジプト,カタールの交渉再開,成果なく終了(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は103人,負傷者は145人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,576人,負傷者は66,291人と発表(14日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人6人死亡,保健当局発表(14日)。
・ネタニヤフ首相が「我々は完全な勝利まで戦う」が,ガザ地区南部ラファについては民間人の退去後にハマスに対する攻撃を進めると言明(14日)。
・パレスチナ自治政府のマリキ外相が「ネタニヤフ首相は、自分の個人的なキャリアや将来のために戦争を続けることを望んでおり,罪のないイスラエル人とパレスチナ人の運命や命,イスラエルの人質やガザ地区の罪のないパレスチナ人のことを気にしていないのは明らかだ」と批判(14日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の空爆により女性と子ども4人含む民間人9人死亡,ヒズボラ戦闘員4人死亡,イスラエル軍は女性兵士1人が死亡し8人が負傷した軍事基地へのロケット弾攻撃に対する報復と発表(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は87人,負傷者は104人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,663人,負傷者は66,395人と発表(15日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのナセル病院をイスラエル軍の特殊部隊が急襲,イスラエル軍のハガリ報道官はハマス戦闘員が病院内に潜伏し人質が拘束されているとの情報に基づく攻撃と主張し,多数の容疑者を逮捕したと発表,ハマス政治部門はハマスはナセル病院で活動していないと否定,ガザ地区保健当局はイスラエル軍が460人以上の医療スタッフや患者,避難民を強制的に退去させたと発表(15日)。
・ガザ地区中部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,保健当局発表(15日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部の戦闘で兵士1人死亡,3人負傷と発表(15日)。
・イエメンのフーシ派指導者がイスラエルがパレスチナに対する「犯罪」を続ける限り,パレスチナ人との連帯を示すため紅海での船舶への攻撃を継続すると言明(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は112人,負傷者は157人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,775人,負傷者は66,552人と発表(16日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により女性と子ども10人含むパレスチナ人少なくとも12人死亡,アクサ病院当局発表(16日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡,保健当局発表(16日)。
・イスラエル南部キリヤット・マラチのバス停で武装集団の銃撃によりイスラエル人2人死亡,4人負傷(16日)。
・バイデン大統領が記者団に対して「私はここ数日間,イスラエル首相とそれぞれ約1時間にわたって広範な対話を行なってきた」とし,その中で人質や捕虜の解放に向けた「一時的な停戦が必要だと主張したと述べる(16日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中のバルバドス船籍の貨物船でイギリス所有の「リカビトス」にミサイル攻撃を行なったと発表,海上警備会社は船体に軽度の損傷と発表(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は83人,負傷者は125人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,858人,負傷者は66,677人と発表(17日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのイスラエル軍が武力で制圧したナセル病院で酸素供給が停止しICUの患者5人が死亡したと病院当局発表(17日)。
・ガザ地区各地でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人ジャーナリスト4人死亡(17日)。
・イエメンのフーシ派が紅海を航行中のイギリスの石油タンカーをミサイルで攻撃したと発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は127人,負傷者は205人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は28,985人,負傷者は66,883人と発表(18日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも44人死亡,数十人負傷,アクサ病院当局発表(18日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも13人死亡,病院当局発表(18日)。
・イギリス・ロンドンでガザ地区での即時停戦を求める親パレスチナ団体の抗議デモに約25万人が参加,警察が参加者12人を逮捕(18日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相が閣議でパレスチナ国家の一方的な承認に反対する立場を宣言,全会一致で宣言を承認(18日)。
・米中央軍(USCENTCOM)がイエメンのフーシ派の拠点に対して5回の巡航ミサイルと潜水艦,無人機で攻撃したと発表(18日)。
・ガザ地区南部ラファのナセル病院がイスラエルの攻撃により機能停止したとWHO事務局長が発表(18日)。
ブラジルのルラ大統領がイスラエルはガザ地区の民間人に対して「ジェノサイド」を行なっていると非難し,「ガザのパレスチナ人に起きていることは歴史上見当たらない。強いて言えばヒトラーがユダヤ人絶滅を決断した後に起きたことと同じだ」と主張,イスラエルのネタニヤフ首相は「恥ずべきであり憂慮すべき」ものだと非難し,「ホロコーストの矮小化」であり「越えてはならない一線を越えた」と糾弾,ハマスはルラ氏の発言はガザ住民が直面している事態を「正確に説明」するものだとコメント(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は107人,負傷者は145人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,092人,負傷者は67,028人と発表(19日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプ,ディル・アルバラ,ザワイダ地域へのイスラエル軍の空爆により女性と子ども中心にパレスチナ人70人死亡,アルジャジーラTV報道(19日)。
・ヨルダン川西岸地区ナブルスとラマラをイスラエル軍が急襲(19日)。
・イスラエル軍が昨年2023年10月7日以降のガザ地区でのイスラエル兵の死者が574人,負傷者は2,938人と発表(19日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中のレバノン企業運航の米国の貨物船とギリシャ船籍で米企業保有の貨物船をミサイルで攻撃したと発表,船体に損傷,死傷者なし(19日)。
・米国が安保理にガザ地区南部ラファでのイスラエル軍の地上攻撃に反対する決議案を提出(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は103人,負傷者は142人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,195人,負傷者は67,170人と発表(20日)。
・国連安保理でアルジェリア提出のガザ地区での人道目的の即時停戦を求める決議案の採決,13カ国が賛成,英国が棄権,米国の拒否権行使により否決,米国連大使は決議案は関係国が現在進めている人質解放などに関する微妙な交渉に悪影響を及ぼすと主張(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は118人,負傷者は163人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,313人,負傷者は67,333人と発表(21日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラ絵軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも8人死亡,ハンユニスでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人6人死亡(21日)。
・世界保健機関(WHO)がガザ地区南部ハンユニスのナセル病院から感謝32人を他の病院に移送したと発表(21日)。
・国際司法裁判所(ICJ)で米国務省の代表がICJはイスラエルの安全保障への配慮のためにイスラエル軍のパレスチナ自治区からの無条件撤退を命じるべきではないと主張(21日)。
・米国防総省がイエメンで米軍の無人機MQ-9がフーシ派に撃墜されたと発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は97人,負傷者は132人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,410人,負傷者は67,465人と発表(22日)。
・ヨルダン川西岸地区のエルサレムとの境界地域のイスラエル検問所でパレスチナ武装集団の銃撃によりイスラエル人1人死亡,5人負傷,警官と民間人の発砲により襲撃者のパレスチナ人2人死亡,1人負傷(22日)。
・イスラエル政府がヨルダン川西岸地区にユダヤ人入植者住宅3,300戸の建設計画を発表(22日)。
・国境なき医師団(MSF)がガザ地区でイスラエル軍の攻撃により職員の家族2人が死亡したと発表(22日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス東部バラタ難民キャンプをイスラエル軍が襲撃しパレスチナ武装勢力と交戦,パレスチナ人多数を逮捕(22日)。
ブラジル・リオデジャネイロで開催されたG20外相会議でほぼすべての参加者がイスラエルとパレスチナの紛争を和平に導く唯一の道として「2国家共存」案を支持したとブラジルのビエイラ外相が発表,「多くの国」がイスラエル軍によるガザ地区最南部ラファへの攻撃を非難したと付言(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は104人,負傷者は160人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,514人,負傷者は67,616人と発表(23日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,数十人負傷,イスラエル軍はイスラム聖戦幹部標的の空爆と説明,パレスチナ・メディアはイスラム聖戦メンバー以外に民間人青年1人も死亡と発表(23日)。
ブリンケン米国務長官が訪問先のブエノスアイレスでの記者会見で,イスラエル政府がヨルダン川西岸地区に新たな入植者住宅の建設計画を発表したことに対して,「国際法に違反する」と非難し,永続的な和平の実現には逆効果だと指摘,トランプ前政権は入植活動は国際法に違反しないと歴代の政権の見解を変更(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は92人,負傷者は123人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,606人,負傷者は67,737人と発表(24日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中の米国企業所有の石油タンカーをミサイルで攻撃したと発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は86人,負傷者は131人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,692人,負傷者は67,879人と発表(25日)。
・イエメンのフーシ派が紅海を航行中の米海軍戦艦とアデン湾を航行中の石油タンカーを攻撃したと発表,米軍と英軍がサヌア,タイズ,アムラン,ホデイダを空爆したと発表(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は90人,負傷者は164人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,782人,負傷者は70,043人と発表(26日)。
・ヨルダンのアブドゥラ国王がガザ地区へのイスラエル軍の攻撃がラマダン中も継続されるなら紛争は中東のより広い地域に拡大しかねないと警告し即時停戦の必要性を主張(26日)。
・レバノン南部ベカー渓谷へのイスラエル軍の攻撃によりヒズボラ・メンバー少なくとも2人死亡(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は96人,負傷者は164人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,878人,負傷者は70,215人と発表(27日)。
・イエレン米財務長官がイスラエル政府がパレスチナ自治政府の代わりに徴収した税金の送金を再開したと発表(27日)。
・バイデン米大統領がガザ地区でのイスラエルとハマスの戦闘休止交渉について3月4日までに妥結することを期待している述べる(27日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部の航空監視基地に対する大規模なロケット弾攻撃を実施したと発表(27日)。
・レバノンのヒズボラがガザ地区での戦闘でハマスがイスラエルとの停戦案に同意すればイスラエルに対する攻撃を停止すると発表(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は76人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は29,954人,負傷者は70,325人と発表(28日)。
・ヨルダン川西岸地区ジェニン,ナブルス,ラマラ,ベスレヘム,ヘブロンでイスラエル軍がパレスチナ武装勢力掃討作戦を実施,ヘブロンでパレスチナ人19人を逮捕,ジェニンの難民キャンプを攻撃ヘリと無人機で攻撃し民生インフラなどを破壊(28日)。
・ガザ地区北部に設置されたイスラエル軍部隊司令部をカッサム旅団のパレスチナ抵抗部隊が40基のグラッド・ミサイルなどで攻撃(28日)。
・米中央軍(USCENTCOM)が紅海でイエメンのフーシ派の無人機5機を撃墜したと発表(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は112人,負傷者は760人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,066人,負傷者は71,068人と発表(29日)。
・ガザ地区中部ガザ市近郊で援助物資を積んだトラックを待つ群衆へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも112人死亡,760人負傷,ガザ地区保健当局発表,イスラエル軍は援助トラックが到着した際に集まった群衆が将棋倒しになり数十人負傷,イスラエル軍具体と車列に群衆が接近したために威嚇射撃を行なったと説明(29日)。
・ヨルダン川西岸地区ナブルス南方のユダヤ人入植地エリでパレスチナ人の銃撃によりイスラエル人2人死亡,イスラエル兵の発砲により襲撃者2人死亡(29日)。
3月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる3月のパレスチナ人の死者2,743人(ガザ地区で2,716人,ヨルダン川西岸地区で27人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者0人(31日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は193人,負傷者は920人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,228人,負傷者は71,377人と発表(1日)。
・ガザ地区中部ガザ市近郊で2月29日に援助物資を積んだトラックを待つ群衆へのイスラエル軍の発砲により115人が死亡した事件について,国連の人道問題調整事務所(OCHA),世界保健機関(WHO),児童基金(UNICEF)の代表で構成されたチームが負傷者が搬送されたシファ病院を訪問,負傷者の体に「多数の銃創」を確認したと発表(1日)。
・世界保健機関(WHO)がガザ地区で餓死した子どもは少なくとも10人に達したと発表(1日)。
・ハマス軍事部門カッサム旅団がガザ地区でイスラエル軍の砲撃により拘束していた人質7人と警備担当の複数のハマス戦闘員が死亡したと発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は92人,負傷者は156人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,320人,負傷者は71,533人と発表(2日)。
ガザ地区南部ラファの病院近くでイスラエル軍の空爆により少なくとも子ども5人含むパレスチナ人25人死亡,50人負傷,保健当局発表(2日)。
・ガザ地区の沿岸部に米軍とヨルダン軍が人道支援物資の食料3万8000食分を空中投下,米中央軍(USCENTCOM)発表,国際NGOの「オックスファム」は空中投下は供給できる物資の量が少なく象徴的な意味しかもたず,米国はイスラエルへの武器供給を停止し,同国に物資搬送の妨害をやめるよう要求する方が効果は大きいと指摘(2日)。
・レバノン南部ラミアと沿岸部のナクラでイスラエル軍の無人機攻撃によりヒズボラ・メンバー計7人死亡,国営メディア報道(2日)。
・紅海で2月18日にイエメンのフーシ派の弾道ミサイル攻撃を受けたベリーズ船籍の貨物船が沈没,フーシ派の攻撃を受けた船舶が沈没したのは初めて(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は90人,負傷者は177人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,410人,負傷者は71,700人と発表(3日)。
・ハリス米副大統領がアラバマ州での演説でハマスに対して6週間の即時休戦に応じるよう要求,イスラエルに対しては,ガザ地区の無辜の人々は「人道上の大惨事」状態に置かれているとして,即時休戦とガザ地区への援助物資の搬入のための努力を「言い訳はなしだ」と強く要求(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は124人,負傷者は210人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,534人,負傷者は71,920人と発表(4日)。
・ヨルダン川西岸地区ラマラ地域のパレスチナ難民キャンプに大規模な攻撃を実施,イスラエル兵の発砲により10歳と16歳のパレスチナ人少年2人死亡(4日)。
・ハリス米副大統領がイスラエル戦時内閣メンバーのガンツ前国防相と会談しガザ地区への支援物資搬入増加のための効果的な措置を要求(4日)。
・イスラエル軍のハガリ報道官がUNRWAがハマスを含む武装組織から450人超の「軍事工作員」を雇用していたと主張(4日)。
・イエメンのフーシ派がアラビア海でイスラエルの船舶を攻撃したと発表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は97人,負傷者は123人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,631人,負傷者は72,043人と発表(5日)。
・ヨルダン川西岸地区北部フワラでパレスチナ人のナイフによる襲撃でイスラエル兵1人負傷,イスラエル兵の発砲により襲撃者のパレスチナ人少年1人死亡,昨年10月以降のイスラエル兵やユダヤ人入植者に殺害されたパレスチナ人は少なくとも358人,パレスチナ人の襲撃によるイスラエル人の死者は少なくとも12人(5日)。
・ブリンケン米国務長官がワシントンDCでイスラエル戦時内閣のガンツ前国防相と会談しガザ地区に人道支援物資を搬入するためにイスラエルは緊急的に行動を起こす必要があると要求(5日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりヒズボラの医療重視者3人死亡,イスラエル北部へのヒズボラのミサイル攻撃により外交人労働者1人死亡(5日)。
・イエメンのフーシ派がアデン湾を航行中のリベリア船籍でスイスの企業が所有するコンテナ船をミサイル2基で攻撃し1機が命中,物的損害のみ,米中央軍(USCENTCOM)発表(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は86人,負傷者は113人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,717人,負傷者は72,156人と発表(6日)。
・パレスチナ武装組織「イスラム抵抗運動」がイスラエル北西部ハイファ空港の発電設備を無人機で攻撃したと発表(6日)。
・南アフリカ政府がイスラエルのガザ地区攻撃で発生した飢餓への緊急対応が必要だとして国際司法裁判所(ICJ)に仮処分を申請(6日)。
・イエメンのアデン港沖50カイリ付近でフーシ派のミサイル攻撃によりバルバドス船籍でギリシャ所有の貨物船「トゥルー・コンフィデンス」が炎上し乗組員3人死亡,米中央軍(USCENTCOM)発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は83人,負傷者は142人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,600人,負傷者は72,298人と発表(7日)。
・ネタニヤフ首相がイスラエル軍は「ハマスの最後の拠点であるラファ」を含むガザ全域で活動すると言明(7日)。
・イスラエル政府がヨルダン川西岸地区に新たに3400戸以上のユダヤ人入植者向け住宅を建設する計画を承認,住宅の7割はエルサレム東郊のマアレ・アドゥミムに建設される予定,その他は近郊のケダルとベツレヘム南側のエフラト(7日)。
・バイデン米大統領がガザ地区の海岸に人道支援物資を搬入するために大型船舶が着岸できる港を整備すると発表(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は78人,負傷者は104人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,678人,負傷者は72,402人と発表(8日)。
・ガザ地区ガザ市西郊のシャティ難民キャンプで空中投下された支援物資のパラシュートが開かずに民家に落下しパレスチナ人5人死亡,10人負傷(8日)。
国連人権高等弁務官がイスラエルのガザ地区攻撃開始以降にヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植地を記録的に拡大していることやイスラエル軍と入植者によるパレスチナ人への暴力が急増していることについて国際法に違反する「戦争犯罪」と非難(8日)。
・カナダ政府が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を再開すると発表(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は82人,負傷者は122人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は30,960人,負傷者は72,524人と発表(9日)。
バイデン米大統領がイスラエル軍のガザ地区での軍事行動は自国を救うのではなく害を及ぼしていると批判し,罪のない人々の命に「もっと注意を払うべきだ」と述べ,ラファへの地上部隊の振興を実行すれば「レッドライン」を超えることになると警告(9日)。
・ハマス軍事部門「イスラム抵抗運動」がゴラン高原北部のイスラエル情報施設を無人機で攻撃したと発表(9日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部のイスラエル軍集合地を攻撃したと発表(9日)。
・米中央軍(USCENTCOM)が紅海で米海軍艦船と航空機がイエメンのフーシ派が発射した無人機15機を撃墜したと発表(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は85人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,045人,負傷者は72,654人と発表(10日)。
・ハマス軍事部門のムジャヒディン旅団がガザ地区北部ジャバリヤ難民キャンプに展開中のイスラエル軍部隊標的に短距離ミサイルで攻撃したと発表(10日)。
・バイデン米大統領が9日にイスラエル軍のガザ地区での軍事行動は自国を救うのではなく害を及ぼしていると発言したことに対して,イスラエルのネタニヤフ首相が「バイデン氏が何を言おうとしたのか分からないが,私が大半のイスラエル国民の意思に反して私的な政策を進め,それが国益を損なっているという意味なら,いずれも間違いだ」と反論し,ラファへの侵攻は実行すると改めて主張(10日)。
・ネタニヤフ首相がイスラエル軍のガザ地区でのこれまでの軍事行動によりハマス・メンバー13,000人以上が死亡したと発表(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は67人,負傷者は106人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,112人,負傷者は72,760人と発表(11日)。
・ヨルダン川西岸地区ゼイタでイスラエル軍がパレスチナ武装組織の自爆攻撃要員1人を殺害したと発表(11日)。
・イスラエル軍がガザ地区中部地域でイスラエル軍の空爆によりハマス戦闘員15人死亡と発表(11日)。
・レバノンのヒズボラがゴラン高原のイスラエル軍防空前哨基地を無人機4機で攻撃したと発表(11日)。
・イスラエル軍のハガリ報道官が2日前の空爆でハマス軍事部門のイッサ副司令官が死亡したとの情報について確認中と発表(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は72人,負傷者は129人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,184人,負傷者は72,889人と発表(12日)。
・エルサレム郊外でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル警察はパレスチナ人の暴動鎮圧中の発砲と説明(12日)。
・エルサレム西部アル・ジブのイスラエル軍検問所でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,3人負傷,パレスチナ赤新月社発表(12日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部の複数のイスラエル軍拠点をカチューシャ・ロケット弾100発で攻撃したと発表,レバノン北東部のヒズボラの拠点2カ所へのイスラエル軍の空爆により少なくとも2人死亡,20人負傷(12日)。
・オーストラリアのウォン外相がバイデン大統領の9日のネタニヤフ首相は「イスラエルを救うのではなく打撃を与えている」との発言について,「10月7日はテロ攻撃で,その時世界は当然イスラエルに同情し連帯した」が,「世界は現在の状況に震撼していると思う。イスラエルが方針を変えなければ支持を失い続けるだろう」とバイデン大統領の発言に同意すると述べる(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は88人,負傷者は135人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,272人,負傷者は73,024人と発表(13日)。
・ガザ地区南部ラファの食糧配給施設へのイスラエル軍の空爆により国連職員1人とパレスチナ人4人死亡,20人負傷,イスラエル軍はハマス標的の空爆により指揮官1人を殺害したと発表(13日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人2人死亡(13日)。
・ヨルダン川西岸地区とエルサレムの境界地域の検問所でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人がナイフで襲撃したための自衛措置と説明(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は69人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,341人,負傷者は73,134人と発表(14日)。
・ガザ地区ガザ市北部で支援物資積載のトラックを待つ人々へのイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人少なくとも21人死亡,150人以上負傷,中部ヌッセイラート難民キャンプの支援物資配給センターへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,中部の民家にイスラエル軍のミサイルが着弾しパレスチナ人9人死亡,保健当局発表(14日)。
・イスラエル南部のレストランでパレスチナ人のナイフによる襲撃でイスラエル兵1人負傷,発砲により襲撃者1人死亡(14日)。
・米上院民主党のシューマー院内総務が議会演説でイスラエルのネタニヤフ政権がガザ地区での戦闘の和平の妨げになっているとして新たな選挙の実施が必要との認識を表明,上院共和党のマコネル院内総務は「民主主義への外国の干渉に過敏に反応する米国人が民主的に選ばれたイスラエルの指導者の解任を求めるのは偽善的だ」と批判(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は149人,負傷者は300人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,490人,負傷者は73,439人と発表(15日)。
・ガザ地区北部ガザ市で支援物資を待つ群衆へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも30人死亡,約150人負傷,市当局発表(15日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がガザ地区でイスラエル軍の戦車5両を砲撃しイスラエル兵多数が死傷したと発表(15日)。
・イスラエル首相府がネタニヤフ首相がガザ地区ラファへのイスラエル軍の地上部隊の攻撃計画を承認したと発表(15日)。
・イエメン西部ホデイダ沖でフーシ派のミサイル攻撃により商船1隻に損傷,死傷者なし,米中央軍(USCENTCOM)がフーシ派支配地域で対艦ミサイル9基と無人機2機を破壊したと発表(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は63人,負傷者は112人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,553人,負傷者は73,546人と発表(16日)。
・ガザ地区にキプロスから海上輸送された最初の人道支援物資約200トンが到着,米国のNPOの「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」がUAEと連携して海岸に桟橋を作って実施,輸送はスペインのNGO「オープン・アームズ」の船舶が担当(16日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子どもと妊婦含むパレスチナ人少なくとも37人死亡,イスラエル軍はハマスのテロリスト数人が居住していたと主張(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は92人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,645人,負傷者は73,676人と発表(17日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエルや米国に関係する船舶への攻撃をインド洋に拡大すると発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は81人,負傷者は116人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,726人,負傷者は73,792人と発表(18日)。
・ガザ地区北部アル・シファ病院をイスラエル軍の戦車部隊を含む地上部隊が攻撃し火災が発生,パレスチナ人少なくとも20人死亡,イスラエル軍はハマス幹部が同病院を使用している情報に基づく作戦行動で死者はハマス幹部と戦闘員と発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は93人,負傷者は142人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,819人,負傷者は73,934人と発表(19日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,保健当局発表(19日)。
・シリア南部ダマスカス近郊のヒズボラの複数の拠点をイスラエル軍がミサイル攻撃,死傷者なし(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は104人,負傷者は162人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,923人,負傷者は74,096人と発表(20日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人3人死亡,1人負傷,イスラエル軍はイスラム聖戦幹部の車標的の空爆と説明(20日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部のアル・シファ病院での作戦行動によりハマス戦闘員90人死亡,160人を逮捕と発表,ハマス政府メディアは死者はすべて治療中の患者や避難民と発表(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は65人,負傷者は92人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は31,988人,負傷者は74,188人と発表(21日)。
・ヨルダン川西岸地区でイスラエル兵の発砲などによりパレスチナ人計8人死亡,北西部トゥルカルムの難民キャンプでイスラエル兵の発砲と軍の攻撃によりパレスチナ人4人死亡,西部ラマラ近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡,東部エリコでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,南部ベスレヘムでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,エラザール難民キャンプでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡(21日)。
・ガザ保健省(GMH)の過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(22日)。
・イスラエル軍報道官がガザ地区北部ガザ市のアル・シファ病院への18日以降の攻撃により殺害したハマス戦闘員は150人以上,拘束者は約600人と発表,ガザ保健当局は病院への電力供給が遮断され酸素吸入器が使えなくなったため患者13人が死亡と発表(22日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ近郊でイスラエル軍の攻撃ヘリの銃撃によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ武装組織戦闘員がイスラエル人の車両に発砲したための報復措置と説明(22日)。
・イスラエル政府のスモトリッチ財務相がヨルダン川西岸地区のパレスチナ人の土地600haをユダヤ人入植地に利用するためにイスラエルに編入すると発表(22日)。
・ブリンケン米国務長官がイスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区ラファで地上部隊の軍事行動を実施すれば国際的な孤立を招くと警告(22日)。
・スペイン,アイルランド,マルタ,スロベニアの4カ国首脳がパレスチナ国家の承認の準備について話し合い,「関連地域に永続的な和平と安定を植え付けられる唯一の方途はイスラエルとパレスチナ国家の2国家共存の実現を通じてであることで合意した」との声明を発表(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は72人,負傷者は114人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,142人,負傷者は74,412人と発表(23日)。
・ガザ地区北部ガザ市で支援物資を待つ群衆へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人19人死亡,23人負傷(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は84人,負傷者は106人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,226人,負傷者は74,518人と発表(24日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのアマル病院とナセル病院をイスラエル軍戦車部隊が包囲し封鎖,攻撃により病院スタッフ1人死亡,パレスチナ赤新月社発表,イスラエル軍はハマスとイスラム聖戦が病院を利用してテロ活動をしていると主張(24日)。
・ハリス米副大統領がABCテレビのインタビューでイスラエル軍が計画しているガザ地区南部ラファへの地上侵攻について,「大きな間違いだ」と非難し,強行すれば米政府がイスラエルに対して何らかの対応をとる可能性を「排除しない」と警告(24日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部のイスラエル軍部隊と軍事目標をミサイルで攻撃したと発表,イスラエル軍の報復攻撃によりレバノン人3人負傷(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は107人,負傷者は176人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,333人,負傷者は74,694人と発表(25日)。
・国連安保理で非常任理事国10か国提出のガザ地区での戦闘のラマダン中の即時停戦と人質全員の即時かつ無条件の解放,ガザ地区への人道支援に対するあらゆる障壁の撤廃を求める決議案を賛成14カ国,米国の棄権により採択,イスラエル政府のカッツ外相は決議案に従うつもりはないと言明,ネタニヤフ首相は予定された側近の訪米をキャンセル(25日)。
・カタール・ドーハでのイスラエルとハマスの間接交渉で,ハマスに拘束されている人質40人の解放とイスラエルが収監中のパレスチナ人約700人の釈放を内容とする米国案にイスラエルが同意(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は81人,負傷者は93人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,414人,負傷者は74,787人と発表(26日)。
・ガザ地区南部ラファの居住地区へのイスラエル軍の攻撃により子ども9人含むパレスチナ人18人死亡,ガザ保健当局発表(26日)。
・カタール・ドーハでのガザ地区での戦闘休止交渉からイスラエル代表団がハマスの要求で交渉が「暗礁に乗り上げた」として引き揚げ(26日)。
・国連人権理事会がガザ地区でのイスラエルの軍事作戦はジェノサイドに相当し,加盟国に対し「イスラエルへの武器禁輸と制裁の実施」を求める報告書を公表(26日)。
・オースティン米国防長官が訪米中のイスラエルのガラント国防相と会談しガザ地区は「人道的大惨事」に見舞われており民間人の保護が道徳的にも戦略的にも不可欠になるとの認識を表明(26日)。
・レバノン北東部ラス・バアベルクとヘルメルへのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ戦闘員3人死亡(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は76人,負傷者は102人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,490人,負傷者は74,889人と発表(27日)。
・ガザ地区南部ラファをイスラエル軍が複数回の空爆,民家4軒が損壊し女性と子ども含むパレスチナ人20人以上死亡,ガザ保健当局発表(27日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人3人死亡,4人負傷,保健当局発表(27日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部キリヤット標的に数十発のロケット弾を発射したと発表,イスラエル人1人死亡,同国南部へのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ戦闘員含む16人死亡(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は62人,負傷者は91人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,552人,負傷者は74,980人と発表(28日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでラマダンの夜の礼拝のために集まっていたパレスチナ人へのイスラエル軍の空爆により少なくとも女性6人と子ども10人含む21人死亡,アルアクサ殉教者病院発表,イスラエル軍はハマスの能力を抹殺するための作戦と説明(28日)。
・国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対してガザ地区のパレスチナ人に食料などの緊急支援物資を遅滞なく届けるために必要かつ効果的な措置を講じるよう全会一致で命令,南アフリカ提起のイスラエルがガザ地区でジェノサイドを行なっているとした訴訟の一環,ハマスは命令を歓迎しつつ人道危機回避のためにはイスラエルに軍事攻撃の停止を命令する必要があると主張(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は71人,負傷者は112人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,623人,負傷者は75,092人と発表(29日)。
・ガザ地区北部ガザ市東郊アル・シェジャイア地域でイスラエル軍の空爆により避難民への支援物資警備の警官10人含むパレスチナ人17人死亡,中部マガジ難民キャンプでのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人8人死亡,保健当局発表(29日)。
・レバノン南部ティールでイスラエル軍の無人機攻撃によりヒズボラ・メンバー1人死亡(29日)。
シリア北西部アレッポ州アレッポ地域へのイスラエル軍の空爆によりシリア政府軍兵士36人とヒズボラ戦闘員7人,イラン支援の組織のシリア人メンバー1人死亡,同地域にはヒズボラの武器庫が存在,シリア人権監視団発表(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は82人,負傷者は88人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,705人,負傷者は75,190人と発表(30日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニン南方カバティヤでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ武装集団から銃撃を受けたための応戦と説明(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は77人,負傷者は108人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,782人,負傷者は75,298人と発表(31日)。
・パレスチナ自治政府のアッバス議長が28日に首相に指名したムハンマド・ムスタファ氏が組閣した新内閣が発足(31日)。
・エルサレムのイスラエル国会前でハマスに拘束されている人質の解放を実現できないネタニヤフ政権に反対する数万人規模の集会,早期の選挙の実施を要求(31日)。
・ブラウン米統合参謀本部議長がイスラエル軍のガザ地区での軍事作戦について,イスラエルが米国に求めた兵器のすべてを供与しているわけではないと記者団に回答(31日)。
・シリア南部ダマスカス郊外でイスラエル軍がゴラン攻撃から発射したミサイル攻撃により民間人2人負傷(31日)。
4月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる4月のパレスチナ人の死者1,782人(ガザ地区で1,706人,ヨルダン川西岸地区で29人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者6人(30日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は63人,負傷者は94人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,845人,負傷者は75,392人と発表(1日)。
・イスラエル軍が3月17日の襲撃を開始したガザ地区北部アル・シファ病院での作戦が終了したとして撤退,2週間の軍事行動でハマスとイスラム聖戦の戦闘員200人を殺害し,容疑者900人以上を拘束,うち600人がハマスまたはイスラム聖戦のメンバーと特定されたと発表,撤退後の病院敷地付近から数十人の遺体が発見されたと保健当局発表(1日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラのアルアクサ殉教者病院でイスラエル軍の空爆により国際NPOの「ワールド・セントラル・キッチン」の外国人スタッフ6人とパレスチナ人運転手1人死亡,同機関発表(1日)。
・シリア南部ダマスカスのイラン大使館領事部の建物でイスラエル軍の空爆によりイラン革命防衛隊将校ら部隊関係者6人とシリア民間人6人含む13人死亡(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は71人,負傷者は102人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,916人,負傷者は75,494人と発表(2日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により国際NPO「ワールド・セントラル・キッチン」の職員ら7人が死亡した事件について,イスラエルのネタニヤフ首相が「意図せず無実の人々を攻撃した」と認め「悲劇的な事件」として調査中としつつ,「戦争では起こること」だと主張(2日)。
・上川外相が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を再開し,2023年度内に予定していた約3500万ドル(約52億円)を拠出すると発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は59人,負傷者は83人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は32,975人,負傷者は75,577人と発表(3日)。
・エルサレムのイスラエル議会前でガザ地区でハマスに拘束されている人質の家族らが4夜連続でネタニヤフ首相に抗議する大規模なデモを実施,昨年10月7日の「大惨事」の責任はネタニヤフ首相にあるとして解散総選挙を要求,バラク元首相も参加,家族の一部が議場に乱入し,議員たちに人質の早期解放のための行動をただちに起こすよう訴え,野党議員も家族らのシュプレヒコールに参加(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は62人,負傷者は91人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,037人,負傷者は75,668人と発表(4日)。
バイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談でガザ地区の人道状況の改善と安定,民間人の保護のためには即時停戦が不可欠と強調し,支援団体や民間人の安全確保のための即時行動を要求,米国の支援はイスラエルの対応によって決定されると警告,ブリンケン米国務長官も訪問先のブリュッセルでイスラエルは人道支援の増強と支援従事者の安全確保を通じ「この局面に対応する必要がある」とし,「求められる変化が見られなければ、米国の政策は変更されることになるだろう」と警告(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は54人,負傷者は82人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,091人,負傷者は75,750人と発表(5日)。
・イスラエル内閣がガザ地区北部のエレズ検問所を人道支援物資の搬入拡大のために一時的に解放し,アシュトッド港からの搬入も認めることを承認(5日)。
・イスラエル軍がガザ地区で国際NPOの「ワールド・セントラル・キッチン」のスタッフ7人を殺害した攻撃の責任を理由に軍高官2人を解任し3人をけん責処分とすると発表(5日)。
・イスラエル治安当局が東エルサレムで警察署やスタジアムへの攻撃を計画していたIS支持者2人を逮捕したと発表(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は46人,負傷者は65人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,137人,負傷者は75,815人と発表(6日)。
・国連人権委員会でイスラエルへの武器売却の全面停止を求める決議案を構成国47カ国中で賛成28カ国,反対6カ国,棄権13カ国で採択(6日)。
・エルサレムとテルアビブでネタニヤフ政権に人質の解放のためにハマスとの交渉の即時妥結を要求する大規模なデモ(6日)。
・レバノン東部シリア国境近くのベカア渓谷にあるヒズボラ訓練基地をイスラエル軍が空爆,死傷者なし(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は38人,負傷者は71人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,175人,負傷者は75,886人と発表(7日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部での戦闘でイスラエル兵4人が死亡と発表,ハマスはハンユニスでイスラエル軍部隊を攻撃したと発表(7日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部から1つの部隊を除く大半の地上部隊を撤退させたと発表,ガラント国防相は南部ラファへの侵攻を含めて「将来の作戦への準備を進めるためだ」と説明(7日)。
・エルサレムのイスラエル国会前でネタニヤフ政権に対してハマスの拘束されている人質の早期解放を求める数千人の抗議集会(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は47人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,207人,負傷者は75,933人と発表(8日)。
・エジプト・カイロでイスラエル代表団とハマス代表団が休戦交渉を再開,ハマス側はイスラエルが提示した休戦案を拒否したと発表,イスラエルのネタニヤフ首相はハマスに対する完全な勝利はガザ地区南部ラファにいるテロリスト部隊の排除が必要で,攻撃の日程は決まっていると言明(8日)。
・レバノン南部スルタニヤの住宅地でイスラエル軍の空爆により少なくとも3人死亡(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は153人,負傷者は60人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,360人,負傷者は75,993人と発表(9日)。
・ハマスがガザ地区での休戦や人質解放交渉について,エジプト,カタール,米国の尽力に謝意を述べつつ,イスラエルが提示した案について「かたくなな態度のままで,こちらの要求に何も応じていない」と批判(9日)。
・イスラエルのラピド前首相が訪問先の米国でブリンケン国務長官と会談後,ネタニヤフ政権に対してハマスとの停戦案を受け入れて人質解放に向けて動くよう訴え(9日)。
・トルコ政府がイスラエルがガザ地区での停戦を宣言し充分な人道支援の搬入を許可するまでイスラエルへの鉄鋼,肥料,ジェット燃料などの輸出を制限すると発表,イスラエルは対抗措置を講じると反発(9日)。
・フランスのセジュルネ外相がガザ地区への人道支援に必要な国境開放のためにイスラエルへの制裁を科す必要があるとの見解を表明(9日)。
・連邦議会下院外交委員会の民主党のミークス議員がイスラエルへの武器移転について,どのように使用されるか追加の情報が得られるまで承認しない意向を表明(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は122人,負傷者は56人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,482人,負傷者は76,049人と発表(10日)。
・ガザ地区へのイスラエル軍の空爆によりハマスのハニヤ指導者の息子3人と孫4人死亡,イスラエル軍は息子3人はハマス工作員と発表(10日)。
・イスラエル政府がガザ地区に支援物資を搬入するトラックが数が急ピッチで増加していると発表,赤新月社や国連人道問題調整事務所(OCHA)はトラックの数はイスラエル発表より大幅に少なく,積載量も半分以下と批判(10日)。
・イランの最高指導者ハメネイ師がシリアのイラン大使館領事部をイスラエル軍が攻撃したことについて,「領事部への攻撃は我々の国土を攻撃したのと同じだ」と指摘し,「邪悪な政権は過ちを犯したことで罰せられなければならず,そうなる」と警告(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は63人,負傷者は45人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,545人,負傷者は76,094人と発表(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は89人,負傷者は120人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,634人,負傷者は76,214人と発表(12日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも25人死亡,中部の難民キャンプへのイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人6人死亡,パレスチナ人ジャーナリスト3人含む約70人負傷,保健当局発表(12日)。
・ヨルダン川西岸地区ヨルダン渓谷地域でイスラエル軍の攻撃によりハマス軍事部門アル・カッサム旅団メンバー1人死亡,同地区チュバスの難民キャンプでイスラエル軍の襲撃によりパレスチナ民間人1人死亡,同地区ラマラ近郊でユダヤ人入植者とイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,少なくとも25人負傷,保健当局と赤新月社発表(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は52人,負傷者は95人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,686人,負傷者は76,309人と発表(13日)。
・ヨルダン川西岸地区で14歳のイスラエル人少年がパレスチナ人に殺害されたとしてユダヤ人入植者が複数のパレスチナ人居住地を襲撃し民家約30戸と農場10カ所,車数台に放火,赤新月社はパレスチナ人6人負傷と発表(13日)。
イラン革命防衛隊が1日に在シリアのイラン大使館が攻撃を受けたことへの報復として200機を超える弾道ミサイル,巡航ミサイル,無人機をイスラエルに向けて発射,イスラエル軍のハガリ報道官が巡航ミサイル10基を撃墜,少女1人負傷と発表(13日)。
・バイデン米大統領がイランがイスラエルに向けて発射した弾道ミサイルと無人機のほぼすべてが米軍の支援により撃墜されたと発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は43人,負傷者は62人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,729人,負傷者は76,371人と発表(14日)。
・イランの国連代表部がイスラエルへの攻撃はシリアのイラン大使館への攻撃に対する報復であり,この件は「完結したとみられる」と述べたうえで,「イスラエル政権が再び過ちを犯すならイランの対応はずっと厳しくなるだろう。これはイランとならず者イスラエルとの紛争であり米国が介入するべきではない」と警告(14日)。
・シリア南部のダマスカス国際空港をイスラエル軍が空爆したとシリア国営メディア報道(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は68人,負傷者は94人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,797人,負傷者は76,465人と発表(15日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス近郊のパレスチナ人居住地域をイスラエル軍部隊監視下で武装したユダヤ人入植者が襲撃しパレスチナ人青年2人死亡,地区首長発表,イスラエル兵が負傷者を搬送しようとした救急車をブロック,赤新月社発表,同地区ナブルスでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡,3人負傷,警察はパレスチナ人が爆発物を投げようとしたための自衛措置と説明(15日)。
・ガザ地区北部でイスラエル軍の発砲によりパレスチナ人避難民5人死亡(15日)。
・イスラエルの戦時内閣kが前日のイランによる攻撃への対応を協議,報復の時期や規模で一致せず結論を先送り,ガンツ前国防相は「しかるべき時に代償を強いる」と発言,バイデン政権はイランへの攻撃に参加しないと言明しネタニヤフ首相に「慎重な対応」を要求(15日)。
・カリフォルニア州ゴールデンゲート・ブリッジでガザ地区への連帯を訴える抗議行動,デモ参加者数百人が同橋を封鎖,イリノイ州のシカゴ・オヘア空港周辺でもデモ参加者が道路を占拠(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は46人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,843人,負傷者は76,575人と発表(16日)。
・ガザ地区北部ベイトハヌンとジャバリア難民キャンプ地域にイスラエル軍戦車部隊が再度展開し学校や避難民を包囲(16日)。
・ガザ地区南部ラファをイスラエル軍が空爆し子ども含むパレスチナ人計22人死亡,多数負傷,保健当局発表(16日)。
・ガザ地区北部ガザ市で警察車両へのイスラエル軍の空爆により警官7人死亡,ガザ地区内務省発表(16日)。
・レバノン南部をイスラエル軍が空爆しヒズボラ指揮官含む3人死亡(16日)。
トルコのエルドアン大統領がイスラエル軍によるガザ地区での「残虐行為とジェノサイド」が続く限り新たな地域紛争が起こる可能性があると指摘し,中東における最近の緊張の高まりはネタニヤフ政権のみに責任があると批判,イランのイスラエルへの攻撃を非難しながらイスラエルによるシリアのイラン外資官への攻撃を非難していない西側諸国も強く非難(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は56人,負傷者は89人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,899人,負傷者は76,664人と発表(17日)。
・レバノンのヒズボラが16日にイスラエル軍の攻撃により指揮官含むメンバー3人が殺害されたことへの報復としてイスラエル北部の軍事施設をミサイルと無人機で攻撃したと発表,イスラエル軍はイスラエル兵14人負傷と発表,その後レバノン東部バアルベクのヒズボラ施設をイスラエル軍が空爆(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は71人,負傷者は106人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は33,970人,負傷者は76,770人と発表(18日)。
・ガザ地区の民間防衛部門が中部ヌッセイラート難民キャンプをイスラエル軍が数日間にわたって軍事作戦を展開したのちに撤退,作戦中に死傷,拘束または行方不明が約500人と発表(18日)。
・イスラエルの公共放送KANがイランに対する報復攻撃計画について,ネタニヤフ首相がバイデン大統領との電話会談後に実行の見送りを決めたと報道,米ABCニュースもイランへの報復攻撃を取りやめたと報道(18日)。
・トルコのフィダン外相がネタニヤフ首相は「政権を維持するために」中東の緊張を利用していると非難(18日)。
・国連安保理でパレスチナの国連への正式加盟を勧告する決議案を採決,日本を含む12カ国が賛成,イギリスとスイスが棄権,米国が拒否権を行使し否決(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は42人,負傷者は63人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,012人,負傷者は76,833人と発表(19日)。
イラン中部イスファハン州の空港や軍事基地付近で3回の爆発音,イラン宇宙機関の報道官が無人機3基の撃墜に成功し同州の核施設に被害なしと発表,米主要メディアが政府当局の情報としてイスラエルがイランへの攻撃を事前に連絡があったと報道,ブリンケン国務長官はイスラエルのイラン攻撃に米国は関与していないと発表(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は37人,負傷者は68人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,049人,負傷者は76,901人と発表(20日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルム近くのヌール・シャム難民キャンプへのイスラエル軍の前日に続く襲撃によりパレスチナ人14人死亡,同地区北部ナブルス南方の村でユダヤ人入植者の発砲により負傷者を搬送しようとした救急車の運転手1人死亡,前日にもパレスチナ人1人死亡と保健当局発表(20日)。
・ガザ地区南部ラファ,中部ヌッセイラート難民キャンプ,北部ジャバリア難民キャンプをイスラエル軍が空爆しパレスチナ人多数死傷,保健当局とハマスのメディア発表(20日)。
・イスラエル西部テルアビブでネタニヤフ政権に対してハマスに拘束されている人質の即時解放の行動と総選挙の実施を要求する数千人規模の抗議行動(20日)。
・イスラエル政府のベングビール国家治安相が19日にイランで起こった爆発について,イスラエルが裏で糸を引いたものだが「生ぬるい」とSNSに投稿,ラピド前首相は「閣僚が国家の安全保障,イメージ,国際的な地位をこれほどひどく損なったのは前代未聞だ」と非難(20日)。
・トルコのフィダン外相がイスタンブールでのエジプトのショウクリー外相との会談後の会見で,中東の不安定化の主要な原因はイスラエルによるパレスチナ領域の占領と西側諸国のイスラエルへの支援にあるとの認識を表明し,「我々が最優先すべきなのはイスラエルのパレスチナ占領を終わらせ,2国家併存の解決策を実現することだ」と主張(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は48人,負傷者は79人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,097人,負傷者は76,980人と発表(21日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロン近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年2人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人がナイフで襲撃しようとしたための自衛措置と説明,同地区北部でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人女性1人死亡,イスラエル軍は女性がナイフで兵士を襲撃しようとしたための自衛措置と説明,同地区北西部ヌール・シャム難民キャンプの多数の民家をイスラエル軍がブルドーザーで破壊(21日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆により子ども18人含むパレスチナ人22人死亡,保健当局発表(21日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区へのイスラエル軍の軍事作戦について,「ハマスに軍事的・政治的圧力をかけることが我々の人質を取り戻し勝利を達成するための唯一の方法」と主張(21日)。
・レバノン南部でイスラエルの無人機1機を撃墜したとヒズボラが発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は54人,負傷者は104人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,151人,負傷者は77,084人と発表(22日)。
・ガザ地区南部ハンユニス東部地域をイスラエル軍地上部隊が急襲(22日)。
・ガザ地区の民間防衛隊が南部ハンユニスのナセル病院で21日に医療従事者がイスラエル軍に殺害された少なくとも73人の遺体を掘り起こしたと発表(22日)。
・コネチカット州のイエール大学でガザ地区でのイスラエルの軍事行動に反対する抗議活動をしていた学生約40人を警察が逮捕(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は59人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,183人,負傷者は77,143人と発表(23日)。
・ヨルダン川西岸地区東部エリコをイスラエル軍が襲撃,イスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,同市郊外のアカバット・ジャムル難民キャンプでイスラエル兵の発砲により子ども1人含む2人負傷(23日)。
・国連人権高等弁務官事務所の報道官がガザ地区南部ハンユニスのナセル病院の敷地内でイスラエル軍に殺害された283人の遺体(一部には拷問の痕跡),シファ病院で30人の遺体が発見されたとのパレスチナ保健当局の報告を裏付ける作業を進めていると発表(23日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団のウバイダ報道官が13日のイランによるイスラエルへの攻撃を称賛し,ヨルダン川西岸地区とヨルダンを「もっとも重要なアラブ戦線の一つ」として,あらゆる戦線で戦闘をエスカレートさせるよう呼びかけ,現在進行中のイスラエルとの停戦交渉において,イスラエルが軍事攻撃の停止,ガザ地区からの撤退,避難民のガザ地区北部への帰還の承認,ガザ地区の封鎖の解除という要求を堅持していると強調(23日)。
・イスラエル軍がガザ地区中部と南部を中心に全域で攻撃を激化,「イスラエル国防軍(IDF)は国際法を遵守し民間人の被害を軽減するために実行可能な予防措置を講じている」と主張(23日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル軍の攻撃により戦闘員1人が死亡したことへの報復として,イスラエル北部のイスラエル軍基地を無人機で攻撃したと発表(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は79人,負傷者は86人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,262人,負傷者は77,229人と発表(24日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロン北郊の検問所でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人女性1人死亡,イスラエル軍は女性が刃物でイスラエル兵を襲撃しようとしたための自衛措置と説明(24日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのナセル病院の敷地内で新たに51人の遺体が収容されたと保健当局発表(24日)。
・ガザ地区北部を多数のイスラエル軍戦闘機が空爆,イスラエル軍は前日にイスラム聖戦がイスラエル境界地域のユダヤ人入植地標的にロケット弾を発射したための報復攻撃と発表(24日)。
・イギリス海軍の駆逐艦「ダイヤモンド」がアデン湾で航行中の商船の護衛中にイエメンのフーシ派の発射したミサイルを撃墜したと英国防省発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は43人,負傷者は64人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,305人,負傷者は77,293人と発表(25日)。
・ガザ地区南部ラファへのイスラエル軍の空爆により少なくとも民家3戸が損壊しパレスチナ人6人死亡,保健当局発表(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は51人,負傷者は75人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,356人,負傷者は77,368人と発表(26日)。
ガザ地区南部ハンユニスのナセル病院の敷地内で掘り起こされた遺体は計392人に達したと民間防衛隊が発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は69人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,388人,負傷者は77,437人と発表(27日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニン近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡,イスラエル軍はパレスチナ武装勢力がイスラエル軍の拠点を車から銃撃したための応戦と説明(27日)。
・米中央軍(USCENTCOM)が紅海を航行中の艦船2隻をイエメンのフーシ派が対艦弾道ミサイル3基で攻撃,石油タンカー1隻が軽微な損害を受けたと発表,フーシ派はイエメン上空で米軍の無人機1機を撃墜したと発表(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は66人,負傷者は138人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,454人,負傷者は77,575人と発表(28日)。
・バイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談しガザ地区南部ラファへのイスラエル軍地上部隊の侵攻計画に反対する「明確な立場」を伝達,カービー戦略広報調整官はイスラエル政府がラファ侵攻を米国との事前協議なしに実行することはないと保証したと発表(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は34人,負傷者は68人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,488人,負傷者は77,643人と発表(29日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも40人死亡,南部ラファ25人死亡,北部ガザ市で6人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで3人死亡,他の地域で6人死亡,保健当局発表(29日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がレバノン南部からイスラエル北部のユダヤ人入植地キリヤット・シュモナをミサイルで攻撃したと発表(29日)。
・イスラエル軍がガザ地区中部での戦闘でイスラエル兵2人死亡と発表(29日)。
エジプト仲介のイスラエルとハマスの戦闘停止と人質解放についての間接交渉で,イスラエルが第1段階として人質33人の解放後に一時停戦とパレスチナ人の囚人の釈放,第2段階で残りの人質とパレスチナ人の囚人の交換,その後に恒久的停戦を話し合う意思を表明,27日に米メディアのアクシオス報道,ブリンケン米国務長官は「イスラエルの側からすれば並外れて寛大」な内容だとの見解を表明(29日)。
国際刑事裁判所(ICC)が昨年2023年10月7日以降のイスラエル軍のガザ地区での軍事行動について,イスラエルのネタニヤフ首相ら政府高官に戦争犯罪や人道に対する罪によって逮捕状が発行される可能性があるとイスラエルのメディアが報道,米メディアのアクシオスはネタニヤフ首相が28日のバイデン米大統領との電話会談でICCが自身に対する逮捕状を発行しようとしていることを懸念し阻止するよう懇願したと報道,イスラエルも米国もICCに非加盟(29日)。
・イスラエル政府のスモトリッチ財務相がエジプト政府の戦闘休止協定案に対して,「エジプトの協議内容は屈辱的な降伏だ。人質への死刑判決を意味し,何よりもイスラエルは国家存亡の危機に直面する」とし,ネタニヤフ首相に対してラファ侵攻の実施を要求,ガンツ前国防相もラファ侵攻を中止すればネタニヤフ政権は存在意義を失うと非難(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は47人,負傷者は61人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,535人,負傷者は77,704人と発表(30日)。
イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区での戦闘休止合意の有無にかかわらず南部ラファに対する攻撃を実施しハマスに対する完全勝利を達成すると主張(30日)。
・エルサレムでトルコ人旅行者がイスラエル警官をナイフで襲撃し警官1人負傷,別の景観の発砲により襲撃者1人死亡(30日)。
5月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる5月のパレスチナ人の死者1,770人(ガザ地区で1,749人,ヨルダン川西岸地区で21人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者31人(31日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は33人,負傷者は57人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,568人,負傷者は77,765人と発表(1日)。
・イスラエル政府が米国の要求に応じてガザ地区北部エレズ検問所をガザ地区への人道支援物資搬入のために開放すると発表(1日)。
・ヨルダン外務省がヨルダン川西岸地区のマアレ・アドゥミムのユダヤ人入植地近くでヨルダンからガザ地区へ人道支援物資を運ぶ車列がユダヤ人入植者に通行を妨害されたと発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は28人,負傷者は51人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,596人,負傷者は77,816人と発表(2日)。
・ハマス政治部門幹部のハドラン氏が共同通信の取材で,イスラエル提案のガザ地区での戦闘停止案には戦闘終結の文言が明確に記されず,あいまいな表現となっているとして「受け入れられない」と強調,交渉は継続すると回答(2日)。
・トルコ商務省がガザ地区への十分な支援物資搬入をイスラエルが認めるまでイスラエルとの輸出入を停止したと発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(3日)。
・ガザ地区南部ラファ西部タル・アルスルタンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,多数負傷,中部ディル・アルバラ難民キャンプでイスラエル軍の空爆により少なくとも子ども1人含むパレスチナ人5人死亡,中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆により9人負傷,パレスチナ・メディアWAFA報道と病院のAP記者情報(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は41人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,654人,負傷者は77,908人と発表(4日)。
・ヨルダン川北西部トゥルカルム近郊デイル・アルグスンの民家をイスラエル軍が襲撃しパレスチナ人5人死亡,ブルドーザーで2階建ての民家を破壊,イスラエル軍は昨年11月にイスラエル軍予備役の兵士を殺害したハマス戦闘員の逮捕行動中の交戦と説明(4日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,ガレキの下から3人の死体発見,中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により病院職員含む3人死亡,保健当局発表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は29人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,683人,負傷者は78,018人と発表(5日)。
・ガザ地区南部ラファへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも19人死亡,保健当局発表,同地域でハマス軍事部門がロケット弾攻撃によりイスラエル兵3人死亡と発表(5日)。
ネタニヤフ政権がアルジャジーラは「ハマスの扇動組織だ」と主張し,国内での活動停止を内閣の全会一致で決定,直後に東エルサレムのアルジャジーラの拠点を強制捜査し放送機材などを押収(5日)。
・米国ニュース・メディアのアクシオスが政府が先週にイスラエルへの弾薬輸送を停止したと報道(5日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆により民間人4人死亡,ヒズボラ発表(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は52人,負傷者は90人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,735人,負傷者は78,108人と発表(6日)。
ハマスがガザ地区でのイスラエルとの戦闘休止や人質解放をめぐる間接交渉を仲介するエジプトやカタールにハニヤ最高指導者が戦闘休止案を受け入れると伝えたと発表,イスラエル首相府はハマスの回答は「イスラエルの要求とかけ離れている」と非難,イスラエル内閣がガザ地区南部ラファへの攻撃作戦を継続すると決定,イスラエル軍が10万人規模の住民の退避を要求したラファ東部への空爆と砲撃を実施,戦車部隊がラファへの侵入を開始(6日)。
・ヨルダンのアブドゥラ国王がホワイトハウスを訪問しバイデン大統領と会談しイスラエルがガザ地区南部ラファに侵攻すればパレスチナ市民の「新たな虐殺」につながると述べ,国際社会に対して緊急に行動するよう要請(6日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエルが占領するゴラン高原のイスラエル軍部隊司令部をカチューシャ・ロケット弾で攻撃したと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(7日)。
・ガザ地区南部ラファ東部への6日開始のイスラエル軍の攻撃により子ども9人と女性6人含むパレスチナ人27人死亡,病院関係者発表(7日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部ラファの検問所のパレスチナ側を制圧したと発表(7日)。
・ヨルダン政府外務省がガザ地区への人道支援物資搬入のために同地区北部のエレズ検問所に向かう車列がヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植者に襲撃され通行を妨害されたと発表,5月1日に続いて2回目(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は200人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,844人,負傷者は78,404人と発表(8日)。
・ハマスがガザ地区南部ラファ東部でイスラエル軍と戦闘中と発表,住民は戦闘は市街ではなく郊外で行なわれていると証言(8日)。
オースティン国防長官が連邦議会上院公聴会でイスラエル軍が「戦闘地域の民間人を保護することなくラファに対する大規模攻撃を開始すべきではない」として,イスラエル軍への一部の弾薬の供給を停止したと証言,別の政府高官はイスラエル軍のガザ地区南部ラファへの大規模な地上作戦を懸念し,先週に予定されていた2000ポンド爆弾1800発と500ポンド爆弾1700発のイスラエルへの輸送を停止したとCBSニュースに述べる(8日)。
・イスラエル南部ネゲブ砂漠のアラブ遊牧民ベドウィンの集落ワディ・ハリルでイスラエル軍がブルドーザーで住宅48棟を破壊,ベングビール国家治安相は「違法建築物」であり「ネゲブで法を犯す者」に対する警告と主張,アラブ系イスラエル人活動家は政府がベドウィンの建築許可申請を却下し,許可がないという口実で彼らの家を破壊すると批判(8日)。
・レバノン南部地域のヒズボラの拠点6カ所をイスラエル軍が空爆,ヒズボラ発表(8日)。
バイデン大統領がCNNのインタビューで,イスラエルの首相がもしガザ地区南部ラファへの大規模侵攻を命じた場合,防空システムなどの防衛のための兵器は引き続きイスラエルに供与するが,民間人の殺害に使用される武器は供与しないと言明(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は60人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,904人,負傷者は78,514人と発表(9日)。
・ガザ地区南部ラファ東部ブラジル地区でモスクへのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも3人死亡,同地域サブラ地区の民家へのイスラエル軍の空爆により女性と子ども含む12人死亡,医療関係者発表(9日)。
・エジプト・カイロで7日から開催されていたイスラエルとハマスのガザ地区での戦闘休止と人質解放の間接交渉が合意に至らず終了(9日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がバイデン大統領のガザ地区南部ラファへの大規模侵攻が実行されれば攻撃的武器の供与を停止するとの警告に対して,「もし必要なら爪でも戦うだろう。…だが我々には爪以上の力がある」と強硬姿勢を強調(9日)。
・東エルサレムの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)本部にイスラエル人の集団が放火,ここ1週間で2度目,ラザリニ事務局長が安全が確保されるまで施設を閉鎖すると発表,「国連職員と施設が常に守られるようにすることは、占領国としてのイスラエルの責任だ」と非難(9日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエルへの物資の輸送に関係するあらゆる企業の船舶を目的地に関係なく攻撃の標的とすると警告(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は58人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,943人,負傷者は78,572人と発表(10日)。
・バイデン政権がイスラエル軍がガザ地区での戦闘で米国から供与された武器を国際人道法に「深刻に違反」して使用した疑いがあるとして国務省が議会に報告書を提出(10日)。
国連総会でパレスチナの国連正式加盟を勧告する決議案を4月に否決した安保理に対して再検討を求める決議案を加盟193カ国中143カ国の賛成で採択,日本や中国が賛成,米国とイスラエルなど9カ国が反対,イギリスやスイスなど25カ国が棄権(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は28人,負傷者は69人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は34,971人,負傷者は78,641人と発表(11日)。
・ガザ地区北部ベイトラヒヤでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも7人死亡,医療関係者発表,南部ラファでイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人16人死亡,保健当局発表(11日)。
・ガザ地区南部ラファの検問所をイスラエル軍が封鎖し人道支援物資の搬入の阻止を開始して5日目,食糧不足と燃料不足のために医療活動の困難が深刻化していると国連機関が警鐘(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は63人,負傷者は114人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,034人,負傷者は78,755人と発表(12日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍戦車の砲撃と空爆によりパレスチナ人19人死亡,ベイトハヌン,ベイトラヒヤもイスラエル軍が空爆,イスラエル政府はハマスの再結集を阻止するための攻撃と主張(12日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の攻撃により医師2人死亡,民間防衛隊発表(12日)。
ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団とイスラム聖戦がラファなどでイスラエル軍部隊に対戦車ロケット弾や迫撃砲で攻撃(12日)。
・イスラエル軍によるガザ地区南部ラファへの攻撃と援助物資搬入の検問所の閉鎖が継続,住民に対する避難命令の対象範囲を拡大(12日)。
・イスラエル西部テルアビブなど各地でガザ地区で拘束されている人質の解放と総選挙の早期実施を求めるデモ(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は57人,負傷者は72人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,091人,負傷者は78,827人と発表(13日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプや南部ラファへのイスラエル軍の地上部隊による激しい攻撃が継続,ハマス戦闘員が応戦(13日)。
・ガザ地区南部ラファで移動中の国連車両への攻撃により国連職員1人死亡,1人負傷,ヨルダン外務省が死傷したのは自国民とした上で「責任はイスラエルにある」と非難(13日)。
・ヨルダン川西岸地区ヘブロン近郊でガザ地区に支援物資を運ぶトラックの車列をユダヤ人入植者が襲撃し通行を妨害,一部のトラックを破壊,イスラエルの人権団体ベツェレムが「現場にはイスラエル治安部隊もいたが止めなかった」と非難する声明(13日)。
サリバン米大統領補佐官(安全保障担当)が,米国がアフガニスタンやイラクでの戦争で経験したように,イスラエルはガザ地区での戦争の終了後にゲリラ戦の危険に直面し,対ゲリラ戦は時が経つほどテロリスト集団がより多くの戦闘員と支持者を集める能力を高め,「終わりのない対ゲリラ戦の泥沼に陥る」危険性があると警告(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は82人,負傷者は234人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,173人,負傷者は79,061人と発表(14日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプや南部ラファへのイスラエル軍の地上部隊による激しい攻撃が継続,ハマス戦闘員が応戦,イスラエル軍兵士13人負傷,イスラエル軍当局発表(14日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプのUNRWA運営の避難所の学校などへのイスラエル軍の2回の空爆により少なくとも子ども9人含むパレスチナ人40人死亡,北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも4人死亡(14日)。
・レバノン南部ティールでイスラエル軍の空爆によりヒズボラ・メンバー含む2人死亡(14日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(15日)。
・ガザ地区北部ガザ市郊外でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも3人死亡,20人以上負傷,北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人ジャーナリストとその家族計4人死亡(15日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ西方ビーレで1948年のイスラエル建国によってパレスチナ人76万人が難民となった「ナクバ」の日のパレスチナ人の抗議デモ参加者とイスラエル軍が衝突しイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡(15日)。
・ハマスのハニヤ最高指導者がガザ地区での戦闘休止と人質解放の間接交渉について,仲介国が提示しイスラエルが合意した休戦案にイスラエルが修正を加えたために決裂したと非難し,「いかなる努力や合意も恒久的な停戦,ガザ地区全域からの完全撤退,真の囚人交換,避難民の帰還,復興,封鎖解除を実現しなければならない」とし,主要な要求事項を改めて強調(15日)。
・ブリンケン米国務長官が訪問中のウクライナ・キーウでの記者会見でガザ地区の今後について,イスラエルによる統治もハマスによる統治も支持しないとし,「明確かつ具体的な計画が必要であり,イスラエルが自国の考えを提示することを期待している」と要求,ネタニヤフ首相は「ハマスが存続する限り、『その翌日』に関する話は全て中身のない単なる言葉になる」と反論(15日)。
・イスラエルのガラント国防相がハマスとの戦闘終結後のガザ地区地統治についてイスラエルの軍事支配に反対を表明しネタニヤフ首相に支配の可能性を排除するよう要求,ネタニヤフ首相はまずはハマス壊滅の目的を果たす必要があると主張,ガンツ元国防相はガラント氏が「真実を語った」とコメント(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は64人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,272人,負傷者は79,205人と発表(16日)。
・ヨルダン川西岸地区ラマラ,ヘブロン,ヨルダン川西岸地区北部ジェニン,ナブルスなどをイスラエル軍が襲撃,複数の両替店の店員多数を拘束し金銭を強奪,経営者の証言,北西部トゥルカルムでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人3人死亡,保健省発表(16日)。
・ヨルダン川西岸地区でガザ地区に支援物資を運ぶトラックをユダヤ人入植者が襲撃し放火,運転手1人負傷(16日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍戦車の友軍誤射によりイスラエル兵5人死亡,4人負傷と軍当局発表(16日)。
・アラブ連盟がバーレーンでの首脳会議でイスラエルに対してガザ地区への攻撃の即時停止と軍の撤収を要求し「2国家共存」を支持する声明を採択(16日)。
・ガザ地区の海岸に人道支援物資搬入のための浮桟橋の固定が完了したと米軍発表(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は31人,負傷者は56人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,303人,負傷者は79,261人と発表(17日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンの難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりイスラム聖戦メンバーのパレスチナ人1人死亡,民間人8人負傷(17日)。
・ガザ地区の海岸に米国が設置した浮桟橋から米国と英国が人道支援物資の搬入開始,米中央軍(USCENTCOM)発表(17日)。
・レバノン南西部へのイスラエル軍の攻撃によりヒズボラ・メンバー1人とシリア民間人2人死亡,ユニセフは子ども2人死亡と発表,東部シリア国境近くでイスラエル軍の攻撃によりハマスメンバーのパレスチナ人2人死亡,レバノン治安当局発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は83人,負傷者は105人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,386人,負傷者は79,366人と発表(18日)。
・ガザ地区南部ラファや北部,中部地域へのイスラエル軍の激しい攻撃が継続,パレスチナ人多数が死傷(18日)。
・ガザ地区南部ラファ東部のイスラエル軍部隊が拠点として利用する民家をアル・カッサム旅団が攻撃しイスラエル兵15人死亡,ハマス軍事部門発表(18日)。
・イスラエル戦時内閣のガンツ元国防相がネタニヤフ政権に対してガザ地区での戦闘終了後の統治計画をまとめて承認することを要求,6月8日までに実行されなければ政権から離脱すると記者会見で発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(19日)。
・ガザ地区中部と北部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも43人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで女性10人と子ども7人含む27人死亡,アルアクサ殉教者病院発表,ヌッセイラート地域で5人死亡,赤十字社発表,ディル・アルバラ難民キャンプで警官1人死亡,北部ベイトラヒヤで少なくとも10人死亡(19日)。
・サリバン米大統領補佐官がイスラエルを訪問しネタニヤフ首相との会談でガザ地区南部ラファでの大規模な地上作戦に反対するバイデン大統領の意向を強調(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は106人,負傷者は176人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,562人,負傷者は79,652人と発表(20日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも23人死亡,医療当局発表(20日)。
・国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官がイスラエル軍のガザ地区への攻撃について,イスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相,ハマスの幹部3人を戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を請求したと発表,ネタニヤフ首相は自衛のための「正当な戦争だ」と反発,ブリンケン米国務長官,英国のスナク首相報道官も逮捕状請求は戦闘停止や人質解放に寄与しないと批判,南アフリカ大統領府は国際法の支配を守るために支持を表明(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は85人,負傷者は200人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35647人,負傷者は79,852人と発表(21日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンの病院近くでイスラエル軍の攻撃により医師1人と生徒1人含むパレスチナ人7人死亡,9人負傷,病院長発表,イスラエル軍はパレスチナ武装勢力に対する作戦と説明(21日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも5人死亡,北部ジャバリア難民キャンプの病院などをイスラエル軍が空爆と戦車部隊で攻撃(21日)。
・国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)がガザ地区南部ラファでのイスラエル軍の地上作戦の拡大により支援物資の倉庫や配給拠点に近づけなくなり避難民らへの食糧供給を停止したと発表,国連食糧計画(WFP)も同様の理由により食糧配給を停止したと発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は62人,負傷者は138人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35709人,負傷者は79,990人と発表(22日)。
・ガザ地区北部でイスラエル軍とパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍将校3人と兵士1人死亡,イスラエル軍発表(22日)。
・ガザ地区中部でイスラエル軍の空爆により女性4人と子ども4人含むパレスチナ人10人死亡,病院当局発表(22日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人2人死亡,前日からのイスラエル軍の攻撃による死者は10人,負傷者は25人(22日)。
アイルランドのハリス首相がノルウェー,スペイン領政府とともにパレスチナ国家を5月28日付で承認すると発表,「国家承認は強力かつ象徴的な行為」であり,3カ国の動きは「2国家解決への明確な支持表明」だと強調,国連加盟国193カ国のうちこれまでにパレスチナ国家を承認しているのは140カ国超(22日)。
・イスラエル政府がアイルランドなど欧州3カ国がパレスチナ国家の承認を発表したことに対して,代理徴収している税収のパレスチナ自治政府への送金を停止(22日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(23日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラートのアルアクサ殉教者病院の発電機が燃料不足のために停止し,負傷者,病院,子どもたちが死の危険にさらされているとガザ保健省発表(23日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と市場部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも60人死亡,保健当局とハマス・メディア発表,中部ディル・アルバラの人道支援物資倉庫へのイスラエル軍の砲撃により女性3人含む15人死亡,北部ガザ市で集合住宅へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人10人死亡(23日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし,共同通信がガザ保健当局の発表として昨年2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,857人と報道(24日)。
国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対してガザ地区南部ラファでの軍事攻撃の即時停止,ガザ地区への人道支援物資の搬入のためのラファ検問所の開放,ガザ地区への調査官の立ち入りの許可,1カ月以内に進捗状況の報告を命令,イスラエルのスモトリッチ財務相は戦争の停止を要求することはイスラエルの存在を否定することで受け入れられないと主張,イスラエル軍はラファへの空爆を継続(24日)。
・エジプトのシシ大統領がバイデン米大統領との電話会談でガザ地区への支援物資をケレム・シャローム検問所から搬入することで合意,ラファの検問所が再開されるまでの暫定措置(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は46人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35903人,負傷者は80,420人と発表(25日)。
・イエメンのフーシ派が紅海,地中海,アラビア海をイスラエルが占領するパレスチナに向けて航行中の船舶3隻に攻撃を行なったと発表(25日)。
アイルランドなど欧州3カ国がパレスチナ国家の承認を発表した22日にイスラエル政府が代理徴収している税収のパレスチナ自治政府への送金を停止したことに対して,バイデン政権が「ヨルダン川西岸地区の不安定化につながる戦略的に誤った行動」と非難(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は81人,負傷者は223人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は35,984人,負傷者は80,643人と発表(26日)。
・ガザ地区南部ラファ北西部で多数の避難民のテントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人45人死亡,半数以上は女性,子どもと高齢者,負傷者多数,ガザ保健省と赤十字社発表,イスラエル軍はハマスの拠点標的の空爆でハマス戦闘員2人死亡と説明(26日)。
・イスラエル西部テルアビブへハマスのアル・カッサム旅団がガザ地区から多数のロケット弾を発射(26日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の攻撃によりヒズボラ・メンバー4人と民間人含む計8人死亡,レバノン治安当局発表,ヒズボラがイスラエル北部に向けてカチューシャ・ロケット弾数十発で報復攻撃したと発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は66人,負傷者は383人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,050人,負傷者は81,026人と発表(27日)。
・ネタニヤフ首相が26日のラファへの空爆で民間人45人が死亡したことについて,「非戦闘員に危害を加えないよう最大限の努力を払ったにもかかわらず,残念ながら『悲劇的なミステイク』が発生した」とし「調査を実施し結論を出す」と発表(27日)。
・アムネスティ・インターナショナルが国際刑事裁判所(ICC)に対して,イスラエル軍が4月16日のガザ地区マガジ難民キャンプ,4月19日と20日のラファへの攻撃で子ども32人含む民間人計44人を殺害したことを戦争犯罪として捜査するよう要請(27日)。
・イエメンのフーシ派がインド洋と紅海で船舶3隻,紅海で米海軍駆逐艦2隻を攻撃したと発表(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は46人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,096人,負傷者は81,136人と発表(28日)。
・ガザ地区西部地中海沿岸の難民キャンプへのイスラエル軍戦車の砲撃により女性12人含むパレスチナ人21人死亡,保健当局発表(28日)。
・ガザ地区南部ラファ中心部にイスラエル軍の戦車部隊が侵入(28日)。
スペイン,アイルランド,ノルウェーがパレスチナ国家を正式承認,スペインのサンチェス首相は承認がパレスチナの「和平実現に不可欠な要件」で「パレスチナ国家がイスラエル国家と平和で安全に共存する未来を実現する唯一の方法だ」と強調(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は75人,負傷者は284人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,171人,負傷者は81,420人と発表(29日)。
・ガザ地区南部ラファで建物の中に仕掛けられたIED攻撃によりイスラエル兵3人死亡,3人負傷,イスラエル軍発表(29日)。
・イスラエル軍のハガリ報道官がガザ地区とエジプトの境界沿いの緩衝地帯を掌握したと発表。(R)(3)
ガザ地区南部ラファの中心部にイスラエル軍の戦車部隊が侵入(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は53人,負傷者は357人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,224人,負傷者は81,777人と発表(30日)。
・ガザ地区南部ラファ中部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも12人死亡,負傷者多数,北部ガザ市の難民キャンプでパレスチナ人1人死亡,医療当局発表(30日)。
・ガザ地区北部でパレスチナ武装勢力との戦闘でイスラエル兵1人死亡,イスラエル軍発表(30日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルスでパレスチナ武装勢力の銃撃によりイスラエル兵2人死亡,イスラエル軍発表(30日)。
・ヨルダン川西岸地区でイスラエル軍の武装勢力逮捕作戦でパレスチナ人1人死亡(30日)。
スイス・ジュネーブでの世界保健機関(WHO)の総会でペルシャ湾岸諸国,トルコ,アフリカ,ロシア,中国など30カ国以上がイスラエル軍によるガザ地区の病院への攻撃を非難し,ガザ地区の医療危機や飢餓へのイスラエルの関与の精査と報告を求める動議に賛成を表明(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は60人,負傷者は280人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,284人,負傷者は82,057人と発表(31日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでの軍事作戦を終了したと発表(31日)。
・イスラエルの戦時内閣の閣僚のガンツ前国防相の「国家団結党」が国会の解散を求める議案を提出(31日)。
・イスラエルがガザ地区での人質解放と引き換えの戦闘休止の新たな提案をカタールを仲介にハマスに伝達されたとバイデン大統領発表,提案は第1段階として6週間の戦闘休止とその期間のイスラエル軍の撤退,高齢者や女性を含む人質とパレスチナ囚人の交換,第2段階はハマスとイスラエルの恒久的停戦条件について交渉し交渉継続中の戦闘休止の継続,第3段階はガザ地区の大規模な復興計画の策定,ハマスは提案を「前向きに」受け止めていると発表(31日)。
6月
イスラエル軍の攻撃や警官の発砲などによる6月のパレスチナ人の死者1,614人(ガザ地区で1,593人,ヨルダン川西岸地区で21人),パレスチナ人側の攻撃などによるイスラエル人の死者28人(30日まで)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は95人,負傷者は350人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,379人,負傷者は82,407人と発表(1日)。
・ネタニヤフ首相がガザ地区でのハマスとの休戦交渉について,「ハマスの軍事能力や統治機能を破壊する前に恒久的な停戦に同意することはない」と主張(1日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス東部のバラタ難民キャンプをイスラエル軍が襲撃しパレスチナ武装勢力と衝突,イスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人負傷,イスラエル軍がブルドーザーでインフラや民家を破壊(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は60人,負傷者は220人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,439人,負傷者は82,627人と発表(2日)。
・ガザ地区中部ザワイダでイスラエル軍の空爆により少女1人含むパレスチナ人少なくとも5人死亡,保健当局発表(2日)。
・ヨルダン川西岸地区東部エリコ近くの難民キャンプでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年2人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人が爆発物を投げようとしたための自衛措置と説明(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は150人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,479人,負傷者は82,777人と発表(3日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス近郊のバラタ難民キャンプをイスラエル国境警察が襲撃しパレスチナ人2人死亡,6人負傷,イスラエル側は指名手配中のパレスチナ戦闘員1人を殺害と発表,イスラム聖戦はバラタ難民キャンプとその周辺で占領軍と激しい武力衝突が継続中と発表(3日)。
・南アフリカ共和国がガザ地区へのイスラエル軍の攻撃はジェノサイド条約違反として攻撃停止を求めて国際司法裁判所(ICJ)に提訴している問題で,パレスチナ自治政府が当事者として参加する申請(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は71人,負傷者は182人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,550人,負傷者は82,959人と発表(4日)。
・ガザ地区中部ブレイジ難民キャンプ地域をイスラエル軍が戦闘機の空爆と戦車部隊の砲撃,ハマス戦闘員の拠点への攻撃と説明(4日)。
・ハマス報道官がイスラエル提案の戦闘休止案についてイスラエルが恒久的な停戦とガザ地区からのイスラエル軍の完全撤退を行なうまで合意できないと発表(4日)。
スロベニア政府がパレスチナ国家を承認すると発表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は36人,負傷者は115人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,586人,負傷者は83,074人と発表(5日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラ難民キャンプ地域をイスラエル軍が攻撃しパレスチナ武装勢力と激しい戦闘,空爆により子ども2人含む数十人死亡,医療当局発表(5日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ヌール・シャム難民キャンプをイスラエル軍が地上部隊と空爆で攻撃,民家60戸以上損壊(5日)。
・ハマスのハニヤ最高指導者がガザ地区でのイスラエルとの停戦交渉について恒久的な戦闘終結とイスラエル軍の撤退を要求すると言明(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は68人,負傷者は235人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,654人,負傷者は83,309人と発表(6日)。
ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の運営し多数の住民が避難する学校へのイスラエル軍戦闘機の夜間の空爆により子ども14人と女性9人含むパレスチナ人少なくとも45人死亡,73人負傷,ガザ保健当局とUNRWA発表,イスラエル軍は学校内に設置されていたハマスの拠点標的の攻撃で戦闘員30人死亡と主張(6日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がガザ地区南部ラファ西部でイスラエル軍が侵入したトンネル内に仕掛けた爆弾攻撃によりイスラエル兵5人死亡,中部ディル・アルバラ難民キャンプでイスラエル軍の戦車2両とブルドーザー2台を迫撃砲で攻撃したと発表,イスラエル軍はラファで兵士1人死亡と発表(6日)。
・イエメンのフーシ派の指導者がイラクの「イスラム抵抗運動」と共同してイスラエル北西部ハイファ港の船舶に2回の軍事行動を実施したと発表,イラクの「イスラム抵抗運動」もフーシ派の協力下でハイファ港を無人機で攻撃したと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は77人,負傷者は221人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は36,731人,負傷者は83,530人と発表(7日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラートで市庁舎や民家へのイスラエル軍の攻撃により市長含むパレスチナ人15人死亡,アルジャジーラ報道と医療当局発表(7日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の民家への空爆によりパレスチナ人6人死亡,ラファ西部でイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人2人死亡,保健当局発表(7日)。
・ガザ地区北部ガザ市の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人3人死亡(7日)。
国連のグテーレス事務総長がイスラエル軍を児童に対する暴力を犯した国際犯罪者リストに掲載,イスラエルのエルダン国連大使が「恥ずべき決定」と非難,ネタニヤフ首相は国連が「イスラム組織ハマスを支持する側に加わったことで歴史のブラックリストに載った」と非難,パレスチナ自治政府のアッバス議長は「イスラエルに犯罪の責任を負わせるための正しい方向への一歩」だと評価(7日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(8日)。
・ガザ地区保健省が同地区中部でイスラエル軍の大規模な攻撃により多数の死傷者が発生,発電設備が破壊され病院の医療が不可能,国際社会に発電機の提供を緊急に要請(8日)。
ガザ地区中部ヌッセイラートでイスラエル軍が大規模な人質救出作戦を実施しハマスに拘束されていた人質4人を救出したと発表,ネタニヤフ首相は「テロに屈しないと証明した。すべての人質を取り戻すまで作戦を続ける」と主張,ガザ地区保健当局はイスラエル軍の空爆を含む攻撃により少なくとも子ども23人と女性11人含む含むパレスチナ人210人死亡,400人以上負傷と発表(8日)。
・レバノン南部地域へのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ・メンバー1人含む2人死亡(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は283人,負傷者は814人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,084人,負傷者は84,494人,8日のヌッセイラート難民キャンプでのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は274人,負傷者は698人と発表(9日)。
イスラエルのガンツ元国防相がネタニヤフ首相に要求した戦闘終結後のガザ地区統治計画が示されなかったとして戦時内閣kらの離脱を発表,「ネタニヤフ首相は親の料理に向かうのを妨げている」と非難し,早期の総選挙実施を要求(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は218人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,124人,負傷者は84,712人と発表(10日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ郊外の村でイスラエル軍が民間車に発砲しパレスチナ人4人死亡,イスラエル軍は容疑者4人が車で逃走し部隊に突進したための自衛措置と説明,その後にイスラエル軍が村を襲撃しパレスチナ人8人負傷(10日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍とパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍兵士1人死亡,イスラエル軍発表(10日)。
・国連安保理でバイデン大統領が先月末に公表したイスラエルとハマスの停戦案を支持する決議案(米国起草)を14理事国の賛成で採択,ロシアが棄権,ハマスは決議を歓迎し履行について仲介者と協力する用意があるとの声明(10日)。
・レバノン南部でヒズボラがイスラエル軍の無人機を地対空ミサイルで撃墜したと発表(10日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(11日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍とパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍将校1人と兵士3人死亡,イスラエル軍発表(11日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニン近郊の村でイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人6人死亡,ガザ保健省発表,イスラエル軍は武装勢力掃討作戦でパレスチナ戦闘員4人を殺害と発表(11日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりヒズボラ上級幹部1人含む4人死亡,治安当局発表(11日)。
・ハマスとイスラム聖戦がガザ地区での戦闘についてのイスラエルの停戦案に対して,「攻撃の完全停止」を求めるとともに「戦争終結に向けた合意に前向きに取り組む」用意があるとの共同声明を発表(11日)。
・ハマス幹部が国連安保理の停戦決議を受け入れ詳細について交渉する用意があると発表(11日)。
・エジプトとヨルダンの外相がイスラエルに対してガザ地区における停戦案を支持する国連安保理決議を順守するよう要求(11日)。
・ブリンケン米国務長官がヨルダンでのガザ地区への人道支援会議でガザ地区を含むパレスチナ人に対して4億400万ドルの援助を表明(11日)。
ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし,燃料の不足のために発電設備が使えずに病院や保健所の閉鎖を余儀なくされ,救急車も機能停止,医療崩壊の危機と悲痛な叫び,国際社会や人道団体などに緊急の介入を呼びかけ(12日)。
・ガザ地区各地をイスラエル軍が空爆や砲撃,死傷者多数,北部ガザ市でパレスチナ人少なくとも6人死亡,南部ラファで少なくとも1人死亡(12日)。
国連の独立調査委員会がイスラエルが「殲滅」を含む「人道に対する罪」を犯したと結論付けるとともにイスラエルとハマスがともに戦争犯罪を行なったとの報告書を公表,「委員会は殲滅、殺人、パレスチナ人男性および少年を標的にした性的迫害、強制移送、拷問、非人道的かつ残虐な処遇といった人道に対する罪が犯されたことを確認した」と付記(12日)。
・レバノン南部からイスラエル北部に向けて約200発のロケット弾が発射されたとしてレバノン南部を報復空爆したとイスラエル軍が発表,ヒズボラがガザ地区への支援とイスラエル軍によるレバノン南部への攻撃の報復と発表(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は30人,負傷者は105人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,232人,負傷者は85,037人と発表(13日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニン南方カバティヤでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも3人死亡,数人を拘束,イスラエル軍はイスラエルへの攻撃を企図する武装勢力に対する予防的作戦行動と説明(13日)。
・ガザ地区南部ラファ西方の地中海沿岸のマワシ地区をイスラエル軍が海空と地上から攻撃,同地区は5月初旬にイスラエルが人道上の安全地帯として住民に避難を指示していた地区(13日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエルの軍事施設9カ所をロケット弾と武装無人機で攻撃したと発表,イスラエル北部でロケット弾攻撃により2人負傷とイスラエル当局発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(14日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がガザ地区で拘束されていたイスラエル人の人質2人が数日前のラファへのイスラエル軍の空爆により死亡したと発表(14日)。
・イスラエル政府のスモトリッチ財務相がパレスチナ自治政府に代わって徴収した税金3500万ドルからテロ犠牲者の家族への補償に充当すると発表,米国務省のミラー報道官はスモトリッチ財務相の判断は全く誤りであり,「直ちに自治政府に送金すべきだ」と非難(14日)。
・米国務省がヨルダン川西岸地区で人道支援物資を積んでガザ地区に向かっていたトラック2台を襲撃し物資を略だしさらに放火したとしてイスラエルの極右団体とユダヤ人入植者に米国内での資産凍結などの制裁を科すと発表(14日)。
・パレスチナ政策調査研究センター(PSR)がヨルダン川西岸地区とガザ地区で実施した世論調査で,武装闘争への支持が3月の調査から8ポイント上昇して54%,ハマスへの支持が6ポイント上昇し40%,パレスチナ自治政府のファタハへの支持は20%,自治政府の解散の支持が60%超,アッバス議長の辞任を望むものが89%,ハマスのイスラエル南部への襲撃を正しい判断との回答は14ポイント下落して57%(14日)。
・イエメン沖のア現湾でフーシ派が発射したミサイル3発がパラオ船籍の貨物船に着弾し火災発生,船員1人負傷(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は30人,負傷者は95人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,296人,負傷者は85,197人と発表(15日)。
・ガザ地区南部ラファ西部テル・アルスルタンでハマスが設置した地雷によりイスラエル軍の装甲兵員輸送車が爆発しイスラエル兵8人死亡(15日)。
・ガザ地区北部ガザ市郊外で民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,住民の証言,南部地域でイスラエル軍の空爆により4人死亡,医療当局発表(15日)。
・イスラエル西部テルアビブでハマスに拘束されている人質の早期解放を求めてネタニヤフ政権に抗議する数万人規模の集会(15日)。
・ガザ地区のイスラム聖戦が人質の解放はイスラエルが停戦に応じてガザ地区から完全撤退することが条件と主張(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は41人,負傷者は102人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,337人,負傷者は85,299人と発表(16日)。
・ガザ地区中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子ども5人含むパレスチナ人少なくとも9人死亡(16日)。
・イスラエル軍が15日にガザ地区南部ラファ西部テル・アルスルタンで装甲兵員輸送車の爆発により負傷したイスラエル兵1人が死亡,この攻撃による兵士の死者数は11人と発表。(16日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部でパレスチナ武装勢力との戦闘でイスラエル兵2人死亡と発表(16日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部のケレム・シャローム検問所からサラ・アル・ディン道路を経て北に向かう道路沿いで8時から19時まで(現地時間)軍事活動を一時停止すると発表,国連や国際援助機関との協議後,「ガザ向けの人道支援物資の量を増やす」取り組みの一環と説明,ネタニヤフ首相は軍事活動の一時停止の決定は受け入れられないと非難し「軍事政策に変化はない」,「ラファでの戦闘は計画通り継続する」と主張(16日)。
イエメンのフーシ派が紅海とアラビア海で米海軍の駆逐艦とパレスチナのイスラエル占領の港に向かう貨物船2隻に対してミサイルと無人機で攻撃したと発表(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は10人,負傷者は73人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,347人,負傷者は85,372人と発表(17日)。
・ガザ地区南部ラファ東部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも9人死亡,保健当局発表(17日)。
・ネタニヤフ首相が戦時内閣を解散したと発表,極右政党との連立内閣は維持(17日)。
・エルサレムのクネセト(国会)前でネタニヤフ首相の退陣を求める数千人規模の反政府抗議行動,ネタニヤフ首相の私邸まで行進(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は25人,負傷者は80人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,372人,負傷者は85,452人と発表(18日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,保健当局発表(18日)。
・ネタニヤフ首相が先週のブリンケン米国務長官との会談で米国が過去数か月間にイスラエルへの武器や弾薬の供給を控えていることに不満を述べ,ブリンケン氏はバイデン政権は供給を巡る障害を取り除くために精力的に取り組んでいると回答したと発表(18日)。
・ブリンケン米国務長官がイスラエルへの大型爆弾の供給はガザ地区の人口密集地で使用される可能性を懸念し,引き続き審査を継続していると発表(18日)。
・エルサレムでガザ地区での戦闘の早期終結と総選挙の早期実施を求める数千人規模の2日目の抗議行動(18日)。
・イスラエル軍がレバノンのヒズボラとの交戦についてレバノンでの作戦計画を承認したと発表,具体的な作戦内容への言及なし(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は24人,負傷者は71人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,396人,負傷者は85,523人と発表(19日)。
・ガザ地区南部ラファ西部マワシ地区にイスラエル軍の戦車部隊が戦闘機と無人機の支援下で侵入して避難民のテントを砲撃と銃撃,パレスチナ人少なくとも8人死亡,住民と医療当局の情報,ラファ地区で人道支援物資を運ぶトラックを待っていた民間人へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも12人死亡,医療関係者発表(19日)。
・ガザ地区北部ガザ市郊外の民家へのイスラエル軍の空爆により子ども1人含むパレスチナ人少なくとも4人死亡,医療関係者発表(19日)。
イスラエル軍のハガリ報道官がガザ地区でハマスに拘束されている人質について「全員を軍事作戦で取り戻すのは不可能。他の計画を立てる必要がある」,「ハマスは思想運動であり,パレスチナ人の心に根付いている。ハマスを壊滅できると考えているならば誤りだ」との見解を表明,ネタニヤフ政権にハマスとの間接交渉を進めるよう要求,ハアレツ紙は「政権と軍の対立が続いている」と報道(19日)。
・国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)がイスラエル軍がガザ地区で,国際人道法に基づき民間人と戦闘員,民間施設と軍事施設などを区別しなければならない原則を組織的に違反して攻撃した可能性があるとする報告書を発表(19日)。
・レバノンのヒズボラ指導者のナスララ師がテレビ演説でイスラエルとの本格的戦争となった場合,イスラエルには「我々のミサイルやドローンから逃れられる安全な場所は存在しない」とし,「いかなるルールも,いかなる制限もなく」戦うと警告(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は35人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,431人,負傷者は85,653人と発表(20日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラートでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,12人負傷,中部ブレイジ難民キャンプとマガジ難民キャンプでのイスラエル軍戦車の砲撃により負傷者多数,中部ディル・アルバラ難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも1人死亡,医療当局発表(20日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも7人死亡,医療当局発表(20日)。
・カービー戦略広報調整官がイスラエルのネタニヤフ首相が米国は武器・弾薬供給を制限していると批判したことに対して,「我々は深く失望している」と批判,ホワイトハウス高官はサリバン大統領補佐官とイスラエル政府の安全保障顧問や戦略担当閣僚との会談予定が延期の方向で調整されつつあるとの情報を提供(20日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(21日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも計45人死亡,50人以上負傷,保健当局発表,南部ラファ西方マワシ地区の避難民テントへのイスラエル軍戦車の砲撃により少なくとも25人死亡,50人負傷,南部ハンユニスで空爆により3人死亡,北部ガザ市で市庁舎への空爆により市職員4人含む5人死亡,同市の集合住宅への空爆により民間人5人死亡,北部の難民キャンプで空爆により少なくとも7人死亡(21日)。
・ガザ地区の赤十字国際委員会(ISRC)の事務所と民家へのイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人少なくとも22人死亡,45人負傷,ICRC発表(21日)。
・ガザ地区中部で戦闘によりイスラエル兵2人死亡とイスラエル軍発表(21日)。
・ヨルダン川西岸地区北部カルキリアでイスラエル軍のパレスチナ武装勢力逮捕作戦中の銃撃戦によりパレスチナ人2人死亡,イスラエル軍は死亡したのはイスラム聖戦の戦闘員と説明(21日)。
アルメニア政府がイスラエル軍によるガザ地区での軍事作戦を「民間人に対する暴力」と非難し「国際法,国家の平等,主権,平和的共存へのコミットメントを確認し,アルメニア共和国はパレスチナ国家を承認する」と発表(21日)。
・米政府当局者がイスラエルとレバノンのヒズボラの交戦が全面戦闘に発展した場合,イスラエルの防空システム「アイアンドーム」はヒズボラのミサイルや無人機攻撃に対抗できない可能性があるとCNNに述べる(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は101人,負傷者は169人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,551人,負傷者は85,911人と発表(22日)。
・ガザ地区北部ガザ市へのイスラエル軍戦闘機の空爆によりパレスチナ人少なくとも42人死亡(22日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラで先週イスラエル兵の発砲により負傷したパレスチナ人少年1人が死亡とガザ保健省発表(22日)。
・ヨルダン川西岸地区北部カルキリアで銃撃によりイスラエル人1人死亡,イスラエル軍が同地域を襲撃(22日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍とパレスチナ人の交戦によりパレスチナ人1人負傷。(R)
イスラエル西部テルアビブで政府に対して総選挙の実施とハマスの拘束されている人質の早期解放を要求する数万人規模の抗議行動(22日)。
・レバノン東部地域でイスラエル軍の空爆によりスンニ派武装組織「ジャマア・アルイスラミヤ」メンバー1人死亡(22日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(23日)。
・ガザ地区北部ガザ市近郊の人道支援物資配給場所として使用されている国連運営の職業訓練学校へのイスラエル軍戦闘機の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,イスラエル軍はハマスとイスラム聖戦が「人間の盾」として使用している施設への攻撃と主張,ハマス側はイスラエル軍の主張を強く否定(23日)。
・ガザ市の医院へのイスラエル軍の空爆により救急サービス担当責任者のパレスチナ人1人死亡,医療関係者発表(23日)。
・ガザ地区北部ベイトラヒヤの病院で乳児2人が栄養不足のために死亡したと保健当局発表(23日)。
・ガザ地区南部ラファ西部のマワシ地区にイスラエル軍戦車部隊が進軍しハマスの戦闘員と激しい戦闘(23日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区でのハマスとの激しい戦闘はまもなく終了するが,ハマスのガザ地区支配が終わるまで戦争は終わらないとの認識を表明(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は28人,負傷者は66人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,626人,負傷者は86,098人と発表(24日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,北部ガザ市のシャティ難民キャンプ近くで3人死亡,南部ハンユニス東方バニ・スハイラで8人死亡,22人負傷,医療関係者発表(24日)。
・国際NGOの「セーブ・ザ・チルドレン」が昨年10月のイスラエル軍によるガザ地区攻撃で最大2万1000人の子どもが行方不明(うち少なくとも4000人が瓦礫の下に)になっているとの調査結果を公表(24日)。
2009〜16年のネタニヤフ政権期のイスラエル政府によるドイツからの潜水艦・ミサイル艇購入に絡む不正行為疑惑を調査する委員会(22年に前政権下で設置)がネタニヤフ氏が正当な手続きなしに購入を許可した可能性があると警告(24日)。
・レバノン南部の3都市をイスラエル軍が白リン弾で空爆,付近の住民9万人が避難(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は139人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,658人,負傷者は86,237人と発表(25日)。
・ガザ地区北部ガザ市の2つの学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,保健当局発表(25日)。
・ガザ地区北部シャティ難民キャンプ内のハマス政治部門のハニヤ最高指導者の親族宅へのイスラエル軍の空爆によりハマス氏の妹含む親族10人死亡(25日)。
・ガザ地区南部ハンユニスの避難民テントへのイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人少なくとも7人死亡,7人負傷,医療関係者発表(25日)。
・イスラエルの最高裁が徴兵を免除されているユダヤ教超正統派の学生も徴兵しなければならないと判事全員一致の判決(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は60人,負傷者は140人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,718人,負傷者は86,377人と発表(26日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍のミサイル攻撃により2人死亡,北部ベイトラヒヤでイスラエル軍の空爆により民家が破壊され4人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人少なくとも5人死亡,医療関係者発表(26日)。
・ガザ地区北部ガザ市北方ジャバリヤ難民キャプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人13人死亡,病院関係者発表(26日)。
・ヨルダン川西岸地区南部のパレスチナ人居住地をイスラエル軍が襲撃しブルドーザーで民家7軒を破壊(26日)。
・イエメンのフーシ派と連携するイラクの「イスラム抵抗運動」がイスラエル南部のエイラートを攻撃したと発表(26日)。
・ゴラン攻撃のイスラエル軍がシリア南部ダマスカス郊外のシーア派居住地を空爆し2人死亡,シリア政府軍兵士1人負傷(26日)。
・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)がイスラエルのガラント国防相と会談,ガラント氏は24日にブリンケン国務長官,25日にオースティン国防長官と会談,一連の会談で米国のイスラエルに対する兵器供給に大きな進展が見られたと発表,米政府当局者はガラント氏にガザ地区での民間人の犠牲への懸念を精査中はイスラエルに対する爆弾輸送の一時停止は継続すると伝達したと述べる(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は47人,負傷者は52人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,7765人,負傷者は86,429人と発表(27日)。
・ガザ地区北部ガザ市東部シェジャイアでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも7人死亡(27日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人少なくとも4人死亡(27日)。
・ガザ地区から病気と負傷した子ども19人含むパレスチナ人68人がエジプトに移動することを許可したとイスラエル当局発表(27日)。
・ガザ地区で栄養不良のために死亡した子どもが31人に達したと保健当局発表(27日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンのパレスチナ難民キャンプ近くの病院や薬局をイスラエル軍が襲撃しパレスチナ人28人を逮捕,民生インフラをブルドーザーで破壊,IED攻撃によりイスラエル兵1人死亡,16人負傷,イスラエル軍発表(27日)。
・エルサレム中心部でイスラエル政府に対してハマスとの停戦交渉への合意と人質の解放を要求する数千人規模の抗議行動(27日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(28日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,保健当局発表(28日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラで民家へのイスラエル軍の空爆により子ども含む2人死亡(28日)。
・イスラエル政府がヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植地5カ所の建設を許可,スモトリッチ財務相はヨーロッパの数カ国がパレスチナ国家を承認したことへの対抗措置と主張(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は224人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,834人,負傷者は86,858人と発表(29日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部での戦闘で兵士2人が死亡と発表(29日)。
・イラン国連代表部が28日にイスラエル軍がヒズボラとの戦闘でレバノンに本格的に地上侵攻すれば「壊滅的な戦争になる」と警告したことに対して,イスラエル政府のカッツ外相が「破壊の脅威をもたらす勢力は破壊するに値する」と対抗し,ヒズボラがイスラエルへの攻撃を停止して国境地帯から撤退しなければ、イスラエルはヒズボラに対して全面的な勢力で行動すると警告(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は43人,負傷者は111人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,877人,負傷者は86,969人と発表(30日)。
・ガザ地区南部ラファ西部と中部へのイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,民家数軒が損壊,ラファ中部のアルアワダ・モスクにイスラエル軍が放火(30日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレム近くのヌール・シャム難民キャンプへのイスラエル軍無人機の空爆によりパレスチナ人1人死亡,5人負傷,イスラエル軍は死亡者はパレスチナ武装組織メンバーと発表,イスラム聖戦が同組織メンバーと発表(30日)。
7月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は23人,負傷者は91人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,900人,負傷者は87,060人と発表(1日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレムでイスラエル軍の発砲によりパレスチナ人女性1人と少年1人死亡,4人負傷,保健当局発表(1日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレム近くのヌール・シャム難民キャンプで道路脇に設置されたIED攻撃によりイスラエル兵1人死亡,イスラエル軍発表(1日)。
・ヨルダン川西岸地区南部の村をユダヤ人入植者が小火器や催涙ガスなどで襲撃しパレスチナ人6人負傷,住宅2戸を破壊(1日)。
・ガザ地区南部でパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル兵1人死亡,イスラエル軍発表(1日)。
・イスラム聖戦がガザ地区からイスラエル南部に約20発のロケット弾を発射(1日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのパレスチナ住民に対してイスラエル軍が退避を指示(1日)。
・イスラエル政府がガザ地区から拉致したシファ病院長含むパレスチナ人55人を解放,保健当局発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は25人,負傷者は81人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,925人,負傷者は87,141人と発表(2日)。
・ガザ地区北部ガザ市近郊ゼイトゥーンでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人17人死亡,医療関係者発表(2日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラの民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも12人死亡,住民の証言(2日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレム近くのヌール・シャム難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも4人死亡,保健省発表(2日)。
・ヨルダン川西岸地区南部のパレスチナ人居住地域をユダヤ人入植者が襲撃し複数の民家を破壊(2日)。
・ガザ地区中部でパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル兵2人死亡,1人負傷とイスラエル軍が発表(2日)。
・イスラエル国防当局がガザ地区の海水淡水化プラントに送電線を接続したと発表(2日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がガザ地区のイスラエル軍部隊を迫撃砲と短距離ミサイルで攻撃したと発表(2日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部地域を数十発のロケット弾で攻撃,レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりレバノン人1人が死亡したことの報復と発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は28人,負傷者は125人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は37,953人,負傷者は87,266人と発表(3日)。
・ガザ地区北部ガザ市東方地域でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも4人死亡,17人負傷,アルジャジーラ報道(3日)。
・ヨルダン川西岸地区ナブルス南方の村をイスラエル軍が襲撃し民家2軒を破壊(3日)。
・イスラエル北部カルミエルの商店街でイスラエル在住のアラブ人のナイフによる襲撃によりイスラエル兵1人死亡,1人負傷,負傷者の発砲により襲撃者1人死亡,イスラム聖戦が「英雄的行動」と賞賛(3日)。
・ヨルダン川西岸地区南部でユダヤ人入植者5人が水道管を破壊,イスラエル兵2人が破壊工作を黙認,住民の証言(3日)。
・イスラエル政府がヨルダン川西岸地区ヨルダン渓谷の12.7平方qの土地の接収計画を承認(3日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりヒズボラのナセル上級幹部1人と戦闘員1人,民間人1人死亡,報復としてイスラエル北部地域のイスラエル軍基地などにカチューシャ・ロケット弾100発を発射したとヒズボラ発表(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は58人,負傷者は179人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,011人,負傷者は87,445人と発表(4日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区の停戦案の協議のために代表団のカタールへの派遣を承認,バイデン大統領との電話会談で代表団派遣を説明しバイデン氏が歓迎を表明,同時にハマス壊滅などの目標達成まで戦闘継続の方針を強調(4日)。
・イスラエル政府がヨルダン川西岸地区にユダヤ人入植者用住宅約5300戸の建設を承認したと監視団体の「ピース・ナウ」が発表(4日)。
・レバノンのヒズボラが前日のイスラエル軍による上級幹部殺害の報復としてイスラエル北部へ向けて200発以上のミサイル攻撃,イスラエル軍戦闘機がヒズボラの軍事施設など3カ所を空爆,ヒズボラ戦闘員1人死亡(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は58人,負傷者は160人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,069人,負傷者は87,605人と発表(5日)。
・ガザ地区北部と南部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,ガザ市で空爆により地元ジャーナリスト2人死亡(5日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ員7人死亡,イスラエル軍は武装勢力が立てこもったビルへの攻撃と説明(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は29人,負傷者は100人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,098人,負傷者は87,705人と発表(6日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプの避難所の学校へのイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも16人死亡,50人以上負傷,保健省発表,イスラエル軍は学校が武装勢力の隠れ家とイスラエル軍への攻撃拠点として使用されていたための攻撃と主張(6日)。
・ガザ地区南部ラファ西部エジプトとの境界地域でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人警官4人死亡,8人負傷,保健当局発表(6日)。
・ハマス幹部がガザ地区での戦闘終結に向けた合意第一段階の16日後からイスラエル人の人質解放を巡る交渉を開始するという米国の提案を受け入れたと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は123人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,153人,負傷者は87,828人と発表(7日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも18人死亡,南部ラファでイスラエル軍戦車の砲撃によりパレスチナ人3人死亡,保健省発表(7日)。
・ネタニヤフ首相がガザ地区の停戦交渉について,ハマス軍事能力や統治能力の解体と人質の帰還というイスラエルの目的が達成されるまで,イスラエルが戦闘を再開できるものでなければならないと主張(7日)。
・イスラエル各地で政府に対してガザ地区での停戦交渉への合意を要求する抗議行動,主要道路の封鎖,政治家の家でのピケなど(7日)。
・イランのペゼシュキアン次期大統領が中東地域における抵抗運動はイスラエルのパレスチナ人に対する「犯罪的政策」の継続を許さないとイランの反イスラエル姿勢を改めて確認する声明を公表(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は75人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,193人,負傷者は87,903人と発表(8日)。
・ガザ地区北部ガザ市にイスラエル軍戦車部隊が空爆支援下で3方向から侵入し砲撃,イスラエル軍は武装勢力30人以上を「無力化」したと発表(8日)。
・レバノン南部ティール地域でイスラエル軍の空爆により民間人1人死亡,1人負傷(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は50人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,243人,負傷者は88,033人と発表(9日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍戦車の攻撃と空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,ハマスとイスラム聖戦が対戦車ロケット弾と迫撃砲でイスラエル軍を攻撃しイスラエル兵を死傷させたと発表,同地区中部地域で住宅へのイスラエル軍の空爆により女性1人と子ども4人含むパレスチナ人少なくとも14人死亡,南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも3人死亡(9日)。
・ガザ地区南部ハンユニス東方アブサンで避難民テントへのイスラエル軍の空爆により女性と子ども7人含むパレスチナ人少なくとも29人死亡,病院当局発表(9日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ近くのディール・アルマシャルでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍は多数のパレスチナ人がイスラエル人の車両に投石をしたための対応と主張(9日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレム近くのヌール・シャム難民キャンプでイスラエル軍が数件の建物を破壊し多数のパレスチナ人を逮捕(9日)。
・シリア南西部レバノン国境近くで走行中の車へのイスラエル軍の無人機攻撃によりヒズボラ最高指導者のナスララ師の元護衛1人含む2人死亡,シリア人権監視団発表,ヒズボラがゴラン高原のイスラエル軍基地へ数十発のカチューシャ・ロケット弾を発射(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は52人,負傷者は208人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,295人,負傷者は88,241人と発表(10日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも6人死亡,南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,医療関係者発表(10日)。
・ガザ地区北部ガザ市の国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の本部建物をハマスとイスラム聖戦が使用しているとしてイスラエル軍が攻撃,作戦により戦闘員を「排除」し,「大量の兵器」を発見したと発表,UNRWAは昨年10月から建物を管理せず(10日)。
・ガザ地区北部ガザ市の住民に対してイスラエル軍が中部ディル・アルバラ地域への退避を指示(10日)。
・イスラエルのガラント国防相が昨年10月のガザ地区でのハマスとの戦闘開始以降,「ハマスのテロリストの60%を排除または負傷させた」とし,ハマスの24大隊の大部分を「撃破」したと主張,イスラエル首相府は戦闘開始以来「テロリスト1万4000人を排除した」と発表(10日)。
・バイデン政権がイスラエルへの供給を停止していた2種類の爆弾約3500発のうち500ポンド爆弾約1700発の供給を近く再開,2000ポンド爆弾の供給停止は継続すると政府当局者情報(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は50人,負傷者は54人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,345人,負傷者は88,295人と発表(11日)。
・イスラエル軍が昨年10月7日のハマスの攻撃に関する調査結果を公表,武装勢力の大規模な侵入というシナリオを想定せず,イスラエル南部に十分な兵力を配置せず,攻撃開始から数時間後まで事件の明確な状況を把握できなかったために被害地域の住民を守れなかったと認める(11日)。
・合衆国国際開発局(USAID)がヨルダン川西岸地区とガザ地区のパレスチナ人に1億ドルの追加援助を行なうと発表(11日)。
・G7諸国の外相がイスラエルによるヨルダン川西岸地区でのユダヤ人入植地の拡大を「平和のためには逆効果」と非難(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は37人,負傷者は57人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,382人,負傷者は88,352人と発表(12日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部ガザ市から2週間の軍事行動から撤退,狙撃手や無人機の攻撃は継続,市民防衛隊が過去1週間のイスラエル軍の軍事行動によって殺害されたパレスチナ人約60人の遺体を回収(12日)。
・ガザ地区南部ハンユニスで人道支援物資配給拠点へのイスラエル軍の空爆によりイスラム系NGOの「アル・ハイル財団」の職員V人とイギリス拠点の人道支援団体職員1人死亡,同団体とハマス・メディア発表(12日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ北方アブウェインでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍は作戦行動中の部隊にパレスチナ人の集団が投石や爆発物を投げようとしたための自衛措置と主張(12日)。
・イスラエル北部でヒズボラとイスラエル軍の戦闘によりイスラエル兵1人死亡,軍当局発表(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は61人,負傷者は129人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,443人,負傷者は88,481人と発表,その後にガザ地区南部ハンユニスのマワシ地区でイスラエル軍の攻撃により90人(半数は女性と子ども)死亡と発表(13日)。
・ガザ地区南部ハンユニス西方マワシ地区でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも90人死亡,289人負傷,イスラエルのネタニヤフ首相がハマス軍事部門のデイフ指導者標的の攻撃,死者にデイフ氏が含まれているか現時点で不明と発表,ハマス幹部はデイフ氏は死亡していないとアルジャジーラTVに説明(13日)。
・ガザ地区北部ガザ市西部の礼拝堂へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも20人死亡,保健当局発表(13日)。
・シリア南西部ダマスカスのシリア軍施設と集合住宅へのイスラエル軍のゴラン高原からのミサイル攻撃によりシリア軍兵士1人死亡,3人負傷,軍当局発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は141人,負傷者は400人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,584人,負傷者は88,881人と発表(14日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプのUNRWA運営の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも17人死亡(14日)。
・東エルサレムのバス停でパレスチナ人の運転する車の突進によりイスラエル人4人負傷,イスラエル警官の発砲により運転手1人死亡(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は80人,負傷者は216人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,664人,負傷者は89,097人と発表(15日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプの民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,同地区東部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡,保健当局発表(15日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により子どもとその祖母含むパレスチナ人少なくとも3人死亡,6人負傷,病院関係者発表(15日)。
・ガザ地区中部マガジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも5人死亡(15日)。
・イエメンのフーシ派が紅海と地中海でイスラエルに向かう石油タンカーを含む3隻の商船を弾道ミサイルや無人機などで攻撃したと発表(15日)。
・レバノン南部ビント・ジベイルでイスラエル軍戦闘機の空爆により3人死亡,3人負傷(15日)。
・シリア南西部レバノン国境近くでイスラエル軍の無人機が走行中の車を空爆しアサド大統領に近い実業家1人死亡(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は49人,負傷者は69人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,713人,負傷者は89,166人と発表(16日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも57人死亡,保健当局発表,南部ラファで空爆により5人死亡,ハンユニス近郊マワシ地区で空爆により女性と子ども含む少なくとも計21人死亡,28人負傷,中部ヌール・シャム難民キャンプの国連運営の学校への空爆により23人死亡,中部地域で砲撃により4人死亡,北部地域で空爆により4人死亡(16日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ近郊アルビラでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年1人死亡(16日)。
・レバノン南部イスラエル国境近くでイスラエル軍の空爆によりシリア人の子ども3人含む5人死亡,レバノン国営メディア報道(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は81人,負傷者は198人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,794人,負傷者は89,364人と発表(17日)。
・ガザ地区中部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,保健当局発表(17日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,医療関係者発表(17日)。
・イスラエルのガラント国防相がオースティン米国防長官との電話会談でガザ地区の子どもたちを救うための野外病院の設置を協議後,開設を命令したと発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は54人,負傷者は95人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,848人,負傷者は89,459人と発表(18日)。
・ガザ地区中部ザワイダ,ブレイジ,ヌッセイラートの難民キャンプとディル・アルバラ地域へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも21人死亡,保健当局発表(18日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりイスラム聖戦上級指揮官2人死亡とイスラエル軍発表,パレスチナ医療関係者はパレスチナ人5人死亡と発表(18日)。
・ガザ地区南部ラファ西部地域にイスラエル軍戦車部隊が侵攻,ハンユニスのパレスチナ赤十字社運営のアマル病院がパレスチナ人少なくとも12人の遺体を瓦礫の下で発見と発表(18日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりヒズボラの精鋭ラドワン部隊の指揮官1人死亡,イスラエル軍発表,ハマスが西部地域でイスラエル軍の空爆によりハマス指揮官1人死亡と発表(18日)。
・レバノン南部各地へのイスラエル軍の空爆により6人死亡,18人負傷,レバノンの西側メディア報道(18日)。
・ネタニヤフ首相が前日のガラント国防相のガザ地区での野外病院の開設発表に対して「イスラエル領内にガザ住民のための病院の設置は認めない」と発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(19日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,南部ラファでイスラエル軍の銃撃によりパレスチナ人少なくとも5人死亡,保健当局発表(19日)。
・イスラエル西部テルアビブで長距離大型無人機の攻撃により1人死亡,4人負傷,イエメンのフーシ派が実行声明(19日)。
国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルによるヨルダン川西岸地区と東エルサレムの占領と入植活動は国際法違反と断定し可能な限り早期に明け渡すべきだとする勧告的意見を発表(19日)。
・EU欧州委員会がパレスチナ自治政府に対して4億ユーロ(4億3550万ドル)の緊急財政支援を行なうと発表(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は37人,負傷者は54人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,919人,負傷者は89,622人と発表(20日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも39人死亡,保健当局発表,中部ヌッセイラートとブレイジ難民キャンプで少なくとも13人死亡,北部地域で地元ジャーナリストとその家族計4人死亡(20日)。
・アル・カッサム旅団がガザ地区南部ラファ西部タル・アルスルタンでイスラエル軍部隊を爆発物を仕掛けたトンネルに誘い込んで爆発させ死傷させたと発表(20日)。
・ヨルダン川西岸地区ベイト・ウマールでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人の集団の投石への自衛措置と主張(20日)。
・イエメン西部のフーシ派の拠点のホデイダ港の石油施設や電力施設をイスラエル軍戦闘機が空爆,少なくとも3人死亡,87人負傷と現地メディア報道,イスラエル軍は前日のテルアビブへのフーシ派の無人機攻撃に対する報復と説明(20日)。
・レバノン南部地中海沿岸のアドロウンでイスラエル軍の空爆により子ども含む3人負傷,ヒズボラが報復として,イスラエル北部のキブツ(集団農場)標的にロケット弾数十発を発射したと発表(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は64人,負傷者は105人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は38,983人,負傷者は89,727人と発表(21日)。
・イスラエル国会(クネセト)がいかなる形でもパレスチナ国家の樹立を拒否するとの決議案を賛成68,反対9で可決(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は23人,負傷者は91人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,006人,負傷者は89,818人と発表(22日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのイスラエル軍が「人道地区」に指定していた地域への攻撃による死者は少なくとも70人,負傷者は200人以上と保健当局発表(22日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍戦車部隊の砲撃と空爆によりパレスチナ人少なくとも38人死亡,病院当局発表,中部ディル・アルバラのアルアクサ病院近くでイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人ジャーナリスト1人死亡,3人負傷(22日)。
・ヨルダン川西岸地区でユダヤ人入植者がパレスチナ人農民を支援していた外国人ボランティアのグループを襲撃し女性2人含む4人負傷(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は84人,負傷者は329人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,090人,負傷者は90,147人と発表(23日)。
・ガザ地区中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡(23日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカレムでイスラエル軍の空爆により女性1人含むパレスチナ人少なくとも7人死亡,パレスチナ保健当局とイスラエル軍発表(23日)。
・イスラエル国会(クネセト)が国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)をテロ組織と認定し同期間との関係断絶を盛り込んだ法案を暫定的に承認(23日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部のイスラエル軍の拠点2カ所を無人機とミサイルで攻撃したと発表(23日)。
中国・北京でパレスチナ自治政府の主流派でパレスチナ解放機構(PLO)を率いるファタハとハマスなどパレスチナの14の党派が中国政府の仲介により和解と団結強化の合意文書に署名,パレスチナ人を代表する唯一の政党勢力をPLOとすること,イスラエルとの戦争終了後のガザ地区統治や暫定的な国民和解せ府の設立でも合意(23日)。
・日本政府の林官房長官がイスラエルのユダヤ人入植者4人をヨルダン川西岸地区でのパレスチナ人への暴力により資産凍結の制裁を科すと発表(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,145人,負傷者は90,257人と発表(24日)。
・ガザ地区中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも9人死亡,南部ハンユニスの避難所へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも2人負傷,6人負傷,パレスチナ赤十字社発表,南部ラファでイスラエル兵1人が戦闘で負傷,軍当局発表(24日)。
・ヨルダン川西岸地区カランディア難民キャンプでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,2人負傷,チュバスでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,1人負傷,北西部トゥルカレムでイスラエル兵の発砲により青年1人死亡,南西部ヘブロンでイスラエル軍がパレスチナ人4人を逮捕(24日)。
米連邦議会上下両院合同会議でイスラエルのネタニヤフ首相が演説,「米国とイスラエルは結束しなければならない。我々は勝つ」と述べ,米国の軍事支援継続への支持を呼びかけ,民主党議員の約半数,ペロシ元下院議長,ハリス副大統領(上院議長)が欠席,議事堂外ではネタニヤフ首相の演説に対する数千人規模の抗議行動(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は30人,負傷者は146人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,175人,負傷者は90,403人と発表(25日)。
・ガザ地区南部ハンユニス東部とラファ中心部にイスラエル軍の戦車部隊が進軍,砲撃と空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,イスラエル軍はハマスの軍事施設標的の攻撃によりハマス戦闘員10人以上を殺害と発表(25日)。
・ガザ地区北部でイスラエル軍の民家への空爆により4人死亡,医療関係者発表(25日)。
・ガザ地区での停戦の間接交渉でイスラエル側が停戦計画に変更を要求し交渉を複雑化させていると西側高官,パレスチナ側代表,エジプト側の2人が事情説明,イスラエル側はガザ地区南部に避難した住民が北部に帰還する際にハマス支援の工作員か否かの審査の枠組みを要求,ハマス側は拒否(25日)。
ハリス米副大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との会談でイスラエルの自衛権への支持を表明する一方で,ガザ地区での停戦合意の成立を要求,会談後の記者会見で,ガザ地区で起きている苦難に「沈黙するつもりはない」と強調し,イスラエルの安全が確保される形で戦争を終わらせ,ハマスに拘束されている人質全員の解放,パレスチナ人の苦難に終止符を打つこと,パレスチナ人の自由・尊厳・自己決定の権利行使のために行動する意思を表明,テロと暴力への非難と同時に無辜の市民の苦難を防ぐ取り組みの必要性,反ユダヤ主義とイスラム教徒に対する偏見その他のあらゆる憎悪感情を糾弾し国の結束に向けて行動しようと呼びかけ(25日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(26日)。
・ガザ地区南部ハンユニス東部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,医療関係者発表(26日)。
オーストラリア,ニュージーランド,カナダの首脳がイスラエルによるパレスチナ自治区の占領と入植活動を国際法違反として早期の明け渡しを要求した国際司法裁判所(ICJ)の判断に対応し,ユダヤ人入植者のアパレスチナ人への暴力行為の責任追及,ヨルダン川西岸地区での入植計画の撤回,「2国家解決」に向けての努力を要求する声明を発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は41人,負傷者は103人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,258人,負傷者は90,589人と発表(27日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラの野戦病院へのイスラエル軍の空爆により子ども15人と女性8人含むパレスチナ人少なくとも30人死亡,100人以上負傷,イスラエル軍は住民を「人間の盾」とするハマス戦闘員標的の攻撃と主張(27日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人14人死亡,中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人4人死亡,医療関係者発表(27日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルスのイスラエル軍拠点へのパレスチナ人の銃撃によりイスラエル兵1人負傷,同地域のバラタ難民キャンプへのイスラエル軍の無人機攻撃によりパレスチナ人青年2人死亡(27日)。
・レバノン南部のイスラエルが占領するゴラン高原マジダルシャムス村のサッカー場にロケット弾が着弾し子ども含む民間人12人死亡,約30人負傷,ヒズボラはロケット弾攻撃はイスラエル軍施設標的でサッカー場への攻撃への関与を否定,イスラエル軍はヒズボラのレバノン南部からの攻撃と断定しネタニヤフ首相は「重い代償を払わせる」と報復攻撃を宣言,レバノン南部へのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ関係の武装組織戦闘員4人死亡(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は66人,負傷者は241人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,324人,負傷者は90,830人と発表(28日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでハマスがイスラエル軍部隊を攻撃,イスラエル軍が空爆の支援下で応戦し激しい戦闘,マワシ地区の避難テントへのイスラエル軍の空爆により女児含むパレスチナ人少なくとも5人死亡(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は93人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,363人,負傷者は90,922人と発表(29日)。
・ガザ保健省が水質汚染などの衛生環境の悪化によりポリオの流行を警告(29日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,医療当局発表(29日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の無人機攻撃によりシリア人1人含む2人死亡,子ども含む3人負傷(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は37人,負傷者は73人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,400人,負傷者は90,996人と発表(30日)。
・ガザ地区南部ハンユニスからイスラエル軍が撤退,ガザ地区メディアは8日間のイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人255人死亡,300人以上負傷,少なくとも30人行方不明と発表(30日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプとブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも計17人死亡,医療関係者発表(30日)。
・レバノン中西部ベイルートをイスラエル軍が空爆,イスラエル軍は27日のゴラン高原で子どもや少年12人が死亡したロケット弾攻撃への報復としてヒズボラの上級司令官標的の無人機とミサイル攻撃で「標的」が死亡したと発表,レバノン政府当局は攻撃により1人死亡,ヒズボラ司令官1人含む68人負傷と発表,8月1日にレバノン保健省が死者は子ども2人と女性3人含む7人,負傷者は74人と発表(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は45人,負傷者は77人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,445人,負傷者は91,073人と発表(31日)。
イラン革命防衛隊がテヘランでハマス政治部門のハニヤ最高指導者が護衛1人とともに死亡されたと発表,ハニヤ氏はイランのペゼシュキアン新大統領の就任式に参加した後,テヘランの退役軍人関連の建物に滞在中にミサイル攻撃(「シオニストの襲撃」と表現)により殺害された殺害されたと発表,ハマスは「卑劣な行為」だとし,「報復は免れない」と警告,イラン大統領もイスラエルがハニヤ氏を「卑怯」にも暗殺したことをイスラエルに「後悔」させると警告,ハメネイ師もイスラエルに厳罰を与えると警告,パレスチナ自治政府のアッバス議長はハニヤ氏の殺害を強く非難し,「パレスチナ人と武装勢力は団結して引き続き忍耐し,イスラエルによる占領に断固として臨むよう」呼びかけ(31日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がヨルダン川西岸地区ヘブロン近郊でイスラエル軍部隊に対してハニヤ最高指導者殺害への報復として「2件の銃撃作戦」を実行したと発表(31日)。
・レバノンのヒズボラがベイルート南部郊外の建物へのイスラエル軍の攻撃によりシュクル司令官が死亡したことを確認したと発表(31日)。
8月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は35人,負傷者は55人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,480人,負傷者は91,128人と発表(1日)。
・ガザ地区北部ガザ市シェジャイア地区の避難所の学校へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,29人負傷(1日)。
・イスラエル軍が7月13日のガザ地区南部ハンユニスへの空爆でハマス軍事部門トップで昨年10月7日のイスラエル南部への攻撃を計画・実施したムハンマド・デイフを殺害したことを確認したと発表(1日)。
・レバノン保健省が7月30日のベイルートへのイスラエル軍の攻撃による死者は子ども2人と女性3人含む7人,負傷者は74人と発表(1日)。
・レバノン南部チャマアでイスラエル軍の空爆によりシリア人4人死亡,レバノン民間人5人負傷,レバノン保健省発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(2日)。
・イスラエル警察がエルサレム旧市街のアルアクサ・モスクの最高位聖職者1人をハマスのハニヤ氏の死を悼み称える講和を行なったとして拘束(2日)。
・レバノンのヒズボラが領空内に飛来したイスラエル軍機に地対空ミサイルを発射し撃退,イスラエル北部の軍事拠点に対して砲撃とロケット弾攻撃を行なったと発表,イスラエル軍はレバノンからゴラン高原に飛来した目標を迎撃したと発表(2日)。
・オースティン国防長官がオマーン湾で活動中の空母「セオドア・ルーズベルト」打撃群に代えて「エイブラハム・リンカーン」打撃群を派遣するよう命令したと国防総省副報道官が発表,ハマス政治部門のハニヤ最高指導者の暗殺により中東地域の緊張の激化への対応(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は31人,負傷者は62人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,550人,負傷者は91,280人と発表(3日)。
・ガザ地区北部ガザ市の避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,ガザ地区メディア発表,イスラエル軍は学校がハマスの指揮所として使用されていたための攻撃と主張(3日)。
・ガザ地区南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,保健当局発表(3日)。
・ヨルダン川西岸地区西部トゥルカルム近郊でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,イスラム聖戦が同組織の戦闘員と発表,トゥルカルム市内でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人4人死亡,パレスチナ・メディア報道(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は33人,負傷者は118人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,583人,負傷者は91,398人と発表(4日)。
・ガザ地区北部ガザ市の避難所の学校へのイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも30人死亡,多数負傷,同市ジャバリア難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人11人死亡,中部ディル・アルバラのアルアクサ病院内の避難民テントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,18人負傷,同地域の住宅へのミサイル攻撃によりパレスチナ人3人死亡,医療当局発表(4日)。
・イスラエル西部テルアビブ近郊ホロンでパレスチナ人のナイフによる襲撃によりイスラエル人2人死亡,2人負傷,警官の発砲により襲撃者1人死亡,ハマスはイスラエルによるパレスチナ人への攻撃とハニヤ最高指導者の暗殺に対する「当然の反応」とコメント(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は71人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,623人,負傷者は91,469人と発表(5日)。
・ガザ地区南部ハンユニス南東地域でイスラエル軍の空爆と戦車部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも8人死亡,医療当局発表,中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により人道支援物資車列警備の警官5人死亡,2人負傷,アルアクサ病院関係者発表(5日)。
・中部ディル・アルバラのガザ地区経済省副長官宅へのイスラエル軍の攻撃により副長官と母の2人死亡(5日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の無人機攻撃によりヒズボラの地方指揮官と戦闘員計2人死亡(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は30人,負傷者は66人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,653人,負傷者は91,535人と発表(6日)。
・イスラエル軍がガザ地区各地への攻撃によりパレスチナ戦闘員45人殺害と発表,中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,南部ラファでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,医療当局発表(6日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の無人機の空爆と地上部隊の攻撃によりパレスチナ人5人死亡,ガザ保健省発表,イスラエル軍はパレスチナ武装組織戦闘員4人を殺害と発表,同地域でイスラエル治安部隊とパレスチナ武装勢力との交戦によりパレスチナ戦闘員7人死亡,イスラエル軍発表(6日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンとチュバス間のアカバでイスラエル兵の発砲により少年含むパレスチナ人少なくとも4人死亡,7人負傷,ガザ保健省発表(6日)。
・エルサレム郊外の検問所でバスを検問中のイスラエル境界警備員の女性をパレスチナ人男性がドライバーで刺し警備員1人負傷,イスラエル警官の発砲により実行者1人死亡(6日)。
・ハマスが暗殺されたハニヤ最高指導者の後任としてヤヒヤ・シンワル指導者を選出したと発表,イスラエル軍は同氏を昨年10月7日のハマスによるイスラエル南部襲撃の首謀者として手配中(6日)。
・イスラエル北部でレバノンのヒズボラの無人機攻撃によりイスラエル兵6人含む19人負傷,レバノン南部へのイスラエル軍の空爆によりレバノン人4人死亡(6日)。
・米中央軍(USCENTCOM)がアデン湾と周辺地域でイエメンのフーシ派の無人航空機3機と無人艇2隻を破壊したと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は24人,負傷者は110人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,677人,負傷者は91,645人と発表(7日)。
・ガザ地区北部ガザ市近郊でイスラエル軍の民家への空爆によりパレスチナ人3人死亡,南部ハンユニスでイスラエル軍戦車部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも10人死亡,医療従事者発表(7日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス東方ベイト・フリクでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人青年3人負傷,同地区西部ラマラ南方カランディア難民キャンプをイスラエル軍が襲撃し民家数軒をブルドーザーで破壊,パレスチナ人青年多数を逮捕,同地区トゥルカルム北方アラールをイスラエル軍が襲撃しパレスチナ人青年1人を逮捕(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は22人,負傷者は77人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,699人,負傷者は91,722人と発表(8日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも40人死亡,医療関係者発表,中部ブレイジ難民キャンプで少なくとも15人死亡,ヌッセイラート難民キャンプで4人死亡,北部ガザ市の避難所の学校や民家で計20人死亡,30人負傷(8日)。
・南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人18人死亡(8日)。
・国際NGOのワールド・セントラル・キッチンが中部ディル・アルバラで同組織のパレスチナ人スタッフ1人死亡と発表(8日)。
・トルコ外務省が南アフリカ共和国のイスラエルのガザ地区攻撃をジェノサイド防止条約違反とする国際司法裁判所(ICJ)への提訴に当事者として加わる正式申請(8日)。
・シリア中部でイスラエル軍の空爆により政府軍兵士4人負傷とシリア国防省発表(8日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(9日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の大規模な軍事行動,国連パレスチナ難民事業機関(UNRWA)は住民6〜7万人退避と発表,ガザ保健省は空爆によりジャーナリスト2人含むパレスチナ人少なくとも35人死亡と発表,中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により死亡した子ども6人と女性4人の遺体を受け取ったとアルアクサ殉教者病院発表(9日)。
・イスラエルのスモトリッチ財務相が,8日にバイデン米大統領がエジプトとカタールの首脳と共同でイスラエルとハマスに対して15日に停戦交渉を再開し合意に至るよう求めたことに対して,解放されるイスラエル人人質と「ユダヤ人を殺害している卑劣なテロリスト」が「等価値であるかのような錯覚」を生み出すと非難,米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官がスモトリッチ氏の主張は合意によって解放されるイスラエル人と米国人の人質の命を犠牲にするもので,「この戦争の重要な局面におけるイスラエルの国家安全保障上の利益に反する」と非難(9日)。
・レバノン南部シドンでイスラエル軍の空爆によりハマス上級幹部1人死亡,護衛1人負傷,レバノン国営メディア報道(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は140人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,790人,負傷者は92,002人と発表(10日)。
・ガザ地区北部ガザ市の住民避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人約100人死亡,50人以上負傷,ガザ地区民間防衛当局発表,イスラエル軍はハマスの指揮所標的の空爆でパレスチナ武装組織戦闘員19人を殺害と根拠を示さず主張,ハマスは学校内の指揮所の存在を否定(10日)。
・中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子ども3人と女性7人含むパレスチナ人少なくとも13人死亡,医療関係者発表(10日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(11日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部ハンユニスからハマスがロケット弾を発射したとして,報復攻撃のために同地域の住民に対して退避を命令,同地域へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも4人死亡,数人負傷,医療関係者発表(11日)。
・ヨルダン川西岸地区ヨルダン渓谷のユダヤ人入植地メホラ近くで,走行中の車からの銃撃によりイスラエル人1人死亡,1人負傷,イスラエル軍部隊が発砲者を追跡,ハマス軍事部門がパレスチナ人100人以上が死傷した10日のガザ市の学校へのイスラエル軍の空爆への報復攻撃で,実行者の同組織戦闘員は無事に帰還したと発表(11日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりレバノン人2人死亡,火災発生(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は88人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,929人,負傷者は92,240人と発表(13日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも19人死亡,中部ディル・アルバラで生後4日の双子と母親含む6人死亡,同地域ブレイジ難民キャンプで7人死亡,中部マガジ難民キャンプで4人死亡,北部ガザ市で2人死亡(13日)。
・イスラエル西部テルアビブをハマスがガザ地区から2発のロケット弾で攻撃,死傷者の報告なし(13日)。
・ブリンケン国務長官がF15戦闘機50機と装備品,戦車用砲弾,軍用車両など総額200億ドル規模のイスラエルへの武器売却を承認し連邦議会に通知,議会が承認しても戦闘機の納入には数年かかる見通し(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は36人,負傷者は54人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は39,965人,負傷者は92,294人と発表(14日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも計17人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで2歳から11歳の子ども5人と両親の2人死亡,中部マガジ難民キャンプで少なくとも4人死亡,南部ハンユニスで4人死亡,北部ベイト・ラヒヤで2人死亡(14日)。
・ヨルダン川西岸地区東部ヨルダン国境近くのタムンでイスラエル軍の無人機攻撃によりパレスチナ人4人死亡,数q北方のトゥバスでイスラエル軍とパレスチナ武装勢力との戦闘によりパレスチナ人1人死亡(14日)。
・ヨルダン川西岸地区のベドウィン居住地域の民間6件をイスラエル軍のブルドーザーが破壊(14日)。
イスラエルのスモトリッチ財務相がヨルダン川西岸地区のエルサレム南西郊バティール(ユネスコの世界遺産に指定)地域に新たなユダヤ人入植地ナハル・ヘレツの建設を承認する意思を表明,欧州の数カ国がパレスチナ国家を承認したことへの対抗措置でパレスチナ国家の創設を阻止するためと主張,入植活動を監視するNGOピース・ナウは「何千年にもわたる人間の営みの証拠である古代の棚田と高度な灌漑システムで知られる地域」に対する「大規模な攻撃」だと非難(14日)。
・トルコのエルドアン大統領がアンカラを訪問中のパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し,イスラエルのガザ地区攻撃と西側諸国のイスラエル支援を非難し,パレスチナへの支持を改めて表明,トルコはイスラエルとの貿易を全面停止済み(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は107人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,005人,負傷者は92,401人と発表(15日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,保健当局発表(15日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス近郊ジットをユダヤ人入植者が襲撃,入植者の発砲によりパレスチナ人1人死亡,1人重体,住民の車両や住宅に放火(15日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルスでイスラエル軍部隊とパレスチナ武装勢力との戦闘,イスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,女性1人と子ども1人負傷(15日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(16日)。
・ガザ地区南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも20人死亡,アルジャジーラTV報道(16日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部ハンユニスと中部ディル・アルバラの住民に対して退避命令を発令したと発表(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は69人,負傷者は136人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,074人,負傷者は92,537人と発表(17日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラ地域ザワイダの民家や避難所の倉庫へのイスラエル軍の空爆により女性4人と子ども8人含むパレスチナ人少なくとも18人死亡,数十人負傷,保健当局発表(17日)。
・イスラエル軍当局がガザ地区中部でイスラエル軍車両へのIED攻撃によりイスラエル軍中隊長1人と兵士1人死亡と発表,ハマス軍事部門は北部ガザ市南方でイスラエル軍車両への対装甲車ロケット弾攻撃により複数のイスラエル軍兵士を死傷させたと発表(17日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,ハマスが死亡者は同組織幹部と発表(17日)。
・ヨルダン川西岸地区東部ヨルダン渓谷地域でアル・カッサム旅団戦闘員の作戦行動によりイスラエル兵1人死亡と同組織発表(17日)。
・レバノン南部ナバティエ地域でイスラエル軍の空爆により女性1人と子ども2人含むシリア人少なくとも10人死亡,5人負傷,レバノン保健省発表(17日)。
イラン政府と米政府が衝突回避のためのホットライン開設で合意したとイラン政府高官が共同通信に情報提供,14日に米政府が在イランのスイス大使館を通じてホットライン開設を提案,16日に革命防衛隊を直轄するハメネイ師が承認し開設受諾を回答(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は25人,負傷者は72人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,099人,負傷者は92,609人と発表(18日)。
・ガザ地区各地の集合住宅や民家へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも21人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで砲撃により少なくとも7人死亡,負傷者多数,中部ディル・アルバラで空爆により女性1人と子ども6人死亡,南部ハンユニス西部で空爆により女性1人含む少なくとも4人死亡,負傷者多数,北部ジャバリア難民キャンプで少なくとも4人死亡,保健当局や民間防衛隊発表(18日)。
・イスラエル西部テルアビブでIED攻撃によりイスラエル人1人死亡,1人負傷,イスラエル・メディア報道(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は134人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,139人,負傷者は92,743人と発表(19日)。
・ガザ地区南部ハンユニス,ラファなどでのパレスチナ武装勢力とイスラエル軍の戦闘によりイスラエル兵1人死亡,イスラエル軍発表(19日)。
・イスラエルを訪問中のブリンケン米国務長官がイスラエルのヘルツォグ大統領と会談し「今は人質を帰還させ,停戦を実現し,すべての人を持続的な平和と安全の道に導くための決定的な瞬間だ。おそらく最良かつ最後のチャンスとなる」と停戦協定への合意を要請(19日)。
・レバノン東部ベカー高原のヒズボラの武器庫標的のイスラエル軍の空爆によりレバノン人6人とシリア人の子ども2人負傷(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は34人,負傷者は114人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,173人,負傷者は92,857人と発表(20日)。
・ガザ地区北部ガザ市西部の避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡,イスラエル軍はハマスの軍事拠点標的の空爆と主張,中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子ども5人と母親1人死亡,アルアクサ病院発表(20日)。
・イスラエル政府がガザ地区南部でハマスに拘束されていた人質6人の遺体を収容したと発表(20日)。
・イスラエル北部地域をレバノンのヒズボラが55発のロケット弾で攻撃し火災発生,ヒズボラがゴラン高原のイスラエル軍部隊司令部を複数の自爆無人機で攻撃したと発表(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は50人,負傷者は124人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,223人,負傷者は92,981人と発表(21日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも17人死亡,南部ハンユニスで女性と子ども含む9人死亡,北部ガザ市の少なくとも3人死亡,15人負傷,イスラエル軍はハマスの司令部標的の攻撃と主張,中部ディル・アルバラの住民に対してイスラエル軍が新たな避難命令を発令,直後の砲撃により住民少なくとも1人死亡,数人負傷,医療関係者発表(21日)。
バイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談でガザ地区での停戦と人質解放の実現が早急に必要だと強調し,ハマスとの停戦交渉で障害となっているガザ地区とエジプトの境界地域への軍の駐留というイスラエルの新たな要求を緩和するよう要求,ネタニヤフ首相は拒否(21日)。
・レバノン東部ベカー高原のバールベック近郊の住宅地へのイスラエル軍の空爆により少なくとも2人死亡,19人負傷,レバノン治安当局発表,イスラエル軍はヒズボラの武器庫数カ所を空爆したと発表,ヒズボラはゴラン高原を50発以上のロケット弾で報復攻撃(21日)。
・レバノン南部シドンでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ自治政府主流派ファタハのハリル・マクダ幹部が死亡,ファタハ発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は42人,負傷者は163人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,265人,負傷者は93,144人と発表(22日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも27人死亡,北部ベイト・ラヒヤで11人死亡,中部マガジ難民キャンプで6人死亡,南部ハンユニスとラファで計10人死亡(22日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムでイスラエル軍の無人機攻撃によりパレスチナ人3人死亡,保健省発表(22日)。
・イエメン軍が紅海とアデン湾でパレスチナのイスラエル占領地域へ向けて航行中のイスラエルと関係する会社の石油輸送船と貨物船を攻撃し大破させたと発表(22日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部のイスラエル軍拠点を攻撃したと発表(22日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(23日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも1人死亡,負傷者多数,保健当局発表(23日)。
・米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略調整報道官がガザ地区での停戦と人質解放の間接交渉で一定の進展があったと発表,具体的内容は未発表(23日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の空爆によりヒズボラ戦闘員少なくとも8人と子ども1人死亡,治安当局発表(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は69人,負傷者は212人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,334人,負傷者は93,356人と発表(24日)。
・ガザ地区南部ハンユニス西部の住宅街へのイスラエル軍の砲撃により子ども2人と女性1人含むパレスチナ人少なくとも33人死亡,15人負傷,医療従事者発表,中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人3人死亡(24日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部のイスラエル空軍基地をミサイルで攻撃したと発表(24日)。
・米中央軍(USCENTCOM)が紅海上でイエメンのフーシ派が発射した無人機3機を破壊したと発表(24日)。
・シリア北部地域で米軍の空爆によりアルカイダのアブドゥルラフマン・アルマッキ上級指揮官を殺害したと米中央軍(USCENTCOM)発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は71人,負傷者は112人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,405人,負傷者は93,468人と発表(25日)。
・ハマス軍事部門のアル・カッサム旅団がイスラエル西部テルアビブ標的に複数のロケット弾を破壊したと発表(25日)。
・ガザ地区の停戦協議について,ハマスがガザ地区とエジプト境界地帯「フィラデルフィア回廊」にイスラエル軍を駐留させるというイスラエル側の新たな条件を拒否すると発表,仲介者のエジプト当局がイスラエルとハマス双方が停戦案を受け入れず合意は不成立と発表(25日)。
レバノンのヒズボラが同組織の最高幹部がイスラエルに殺害された報復として,イスラエルの11カ所の軍事目標に320発以上のロケット弾を発射したと発表,イスラエル軍はヒズボラが大規模な攻撃を準備していることを事前に察知し,約100機の戦闘機でレバノン国内の標的を攻撃したと発表,双方の攻撃の応酬によりレバノン人戦闘員3人とイスラエル兵1人死亡(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は30人,負傷者は66人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,435人,負傷者は93,534人と発表(26日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ベスレヘムでユダヤ人入植者の発砲によりパレスチナ人1人死亡,3人負傷,北西部トゥルカルムのヌール・シャム難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,ガザ保健省発表(26日)。
・ガザ地区中部と北部でパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍将校1人と兵士1人死亡,イスラエル軍発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は41人,負傷者は113人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,476人,負傷者は93,647人と発表(27日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも22人死亡,中部ブレイジ難民キャンプとマガジ難民キャンプで9人死亡,南部ハンユニスで子ども3人含む計10人死亡,南部ラファで3人死亡,保健当局と医療従事者発表(27日)。
・イスラエル軍のハガリ報道官がガザ地区南部の地下トンネル内からハマスに拘束されていた人質のイスラエル人男性1人を救出したと発表(27日)。
・イスラエル北部でレバノンのヒズボラの無人機の空爆によりイスラエル兵1人負傷,イスラエル軍発表(27日)。
・レバノン北東部シリア国境近くのチャアト地域で軍事物資運搬中のトラックをイスラエル軍が空爆,物的損害のみ(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は58人,負傷者は131人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,534人,負傷者は93,778人と発表(28日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と砲撃によりパレスチナ人少なくとも34人死亡,医療関係者発表,南部ハンユニスで11人死亡,中部ディル・アルバラで8人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで2人死亡(28日)。
・ヨルダン川西岸地区北部地域でイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,26人負傷,アル・ファルア難民キャンプで空爆により5人死亡,ジェニンで無人機攻撃とイスラエル兵の発砲により6人死亡,ガザ保健省発表,イスラエル軍はジェニンとトゥルカルムで大規模な対テロ作戦を開始したと発表(28日)。
・ガザ地区北部ガザ市のイスラエル軍検問所近くで国連世界食糧計画(WFP)の車両に少なくとも10発の銃撃,死傷者なし(28日)。
・ガザ地区南部でパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル兵1人死亡とイスラエル軍当局発表(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は68人,負傷者は77人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,602人,負傷者は93,855人と発表(29日)。
・イスラエルとハマスがポリオのワクチン接種のためにガザ地区での戦闘の一時休止に合意,9月1日から3日間,午前6時から午後3時まで(29日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により女性2人と子ども5人含むパレスチナ人少なくとも9人死亡,病院の医療従事者発表(29日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続,北西部トゥルカレムのモスクへの攻撃によりパレスチナ人5人死亡,イスラム聖戦が死亡者の1人は同組織司令官と確認(29日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(30日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも23人死亡,負傷者多数,北部ジャバリア難民キャンプで4人死亡,南部ハンユニスで3人死亡,中部マスダール地域で1人死亡(30日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続,北部ジェニンでハマス指揮官1人含む3人死亡,ハマスがアル・カッサム旅団メンバーと確認,イスラエル軍は「これまでにテロリスト20人を消去した」と発表(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は89人,負傷者は205人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,691人,負傷者は94,060人と発表(31日)。
ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と砲撃によりパレスチナ人少なくとも48人死亡,南部ハンユニスで少なくとも14人死亡,北部ガザ市で少なくとも3人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで少なくとも9人死亡(31日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続,ジェニンでイスラエル兵の発砲により子ども1人死亡,エルサレム南方のユダヤ人入植地グッシュ・エチオンとカルメイ・ツールでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人計2人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人が自動車爆弾攻撃を意図したためと説明(31日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでイスラエル軍とパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル兵1人死亡,1人負傷,イスラエル・メディア報道(31日)。
9月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は47人,負傷者は94人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,738人,負傷者は94,154人と発表(1日)。
・ガザ地区北部ガザ市の避難所の学校へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,負傷者多数,南部ハンユニスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人2人死亡,10人負傷,医療従事者発表(1日)。
・ガザ地区南部ラファの地下トンネルでイスラエル軍がハマスに拘束されていた人質6人の遺体を収容したと発表,エルサレムやテルアビブでネタニヤフ政権に停戦合意と人質解放に向けた取り組みを強化するよう要求する30万人規模の抗議行動(1日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続(5日目),ジェニン郊外でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡,南西部ヘブロン近郊でイスラエル警察車両への銃撃により警官3人死亡,治安部隊の発砲により容疑者のパレスチナ人1人死亡(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は48人,負傷者は70人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,786人,負傷者は94,224人と発表(2日)。
・ガザ地区北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人7人死亡,中部ブレイジ難民キャンプとヌッセイラート難民キャンプで空爆によりパレスチナ人6人死亡,保健当局発表(2日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続(6日目),ジェニンでイスラエル軍に拘束されたパレスチナ人1人が拷問により死亡,ジェニン近郊でイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡(2日)。
イスラエルの労働総同盟(ヒスタドルート)がネタニヤフ政権に対してハマスに拘束されている人質の解放のための合意を要求してゼネストを開始,多くの経営者団体もゼネストを支持(2日)。
・バイデン米大統領がガザ地区での人質解放や停戦のための合意の成立に十分に取り組んでいないとの認識を表明,ネタニヤフ首相は圧力をかけるべきはイスラエルでなくハマスだと反発(2日)。
英政府のラミー外相がイスラエルへの武器の供給は国際人道法違反の可能性の「明確なリスク」があるとして,対イスラエル武器輸出許可の一部を即時停止すると発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は33人,負傷者は67人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,819人,負傷者は94,291人と発表(3日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも35人死亡,南部ラファで女性4人死亡,北部ガザ市で9人死亡(3日)。
・ヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍による「対テロ作戦」継続(7日目),ジェニン郊外とトゥルカルムで少女1人含むパレスチナ人3人死亡,保健省発表,ジェニンでの戦闘によりイスラエル兵1人死亡,イスラエル軍発表(3日)。
イスラエルのガンツ元国防相がガザ地区での戦闘の停戦交渉で最大の争点となっているエジプトとの境界地域のフィラデルフィア回廊へのイスラエル軍の駐留継続問題について,最大の脅威はイランであり同回廊での駐留継続の必要はなく,停戦合意の反対理由とすべきではないとの認識を表明(3日)。
・テルアビブでネタニヤフ政権にガザ地区での停戦合意を要求する数千人規模の抗議行動(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は17人,負傷者は56人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,878人,負傷者は94,454人と発表(5日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラの避難所テントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人5人死亡,子ども2人含む3人負傷,保健当局発表,イスラエル軍は武装勢力の指揮所標的の攻撃と主張(5日)。
・ヨルダン川西岸地区北部トゥバスでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人6人死亡,イスラエル軍はパレスチナ武装勢力戦闘員標的の攻撃と主張(5日)。
・イスラエルのガラント国防相がヨルダン川西岸地区でのイスラエル軍の軍事行動について,テロリストは一人残らず排除しなければならない。降伏してきたら拘束しなければならない。総力を挙げる以外に選択肢はない」と主張(5日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(6日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも27人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで女性2人と子ども2人死亡,北部ガザ市で8人死亡(6日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルス近郊でユダヤ人入植地拡大に反対する抗議行動へのイスラエル軍の実弾発砲を含む鎮圧行動によりデモ参加者のトルコ系米国人女性1人死亡,ナブルス近郊の村でイスラエル兵の発砲により少女1人死亡,保健当局発表(6日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンからイスラエル軍が撤退,8月28日以降9日間の「対テロ作戦」によりパレスチナ人21人死亡,道路脇のIEDの除去のためとして約20qの道路をブルドーザーで破壊(6日)。
・カタールでのガザ地区の戦闘の停戦交渉のハマス交渉団代表が米国に対して「ネタニヤフ氏と彼の政府に実質的な圧力をかける」ことと,「イスラエルに対する無条件の支持をやめる」ことを要求(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は61人,負傷者は162人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,939人,負傷者は94,616人と発表(7日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも28人死亡,北部ガザ市とジャバリア難民キャンプで少なくとも17人死亡(7日)。
イスラエル西部テルアビブでネタニヤフ政権に対してガザ地区での停戦交渉の合意と人時の早期解放を要求する50万人規模の抗議行動(7日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆によりレバノン人救急救命士3人死亡,2人負傷,レバノン保健省発表,レバノン首相は国際法違反の攻撃と強く非難,イスラエル軍はヒズボラの軍事施設への攻撃により「複数のテロリストを消去した」と主張(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は33人,負傷者は145人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,972人,負傷者は94,761人と発表(8日)。
・ガザ地区北部各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも15人死亡,ジャバリア難民キャンプとゼイトゥンで市民救急隊幹部とその家族計5人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで少女2人死亡(8日)。
・ヨルダン川西岸地区東部ヨルダンとの境界のキングフセイン橋検問所でヨルダン側からトラックに乗って検問所に接近して降車したヨルダン人運転手の銃撃によりイスラエル人3人死亡,治安部隊の発砲により実行者1人死亡,アンマンで攻撃を称賛しイスラエル国旗を燃やす数百人規模のデモ(8日)。
・イエメン南西部イッブ地域を米英軍が空爆,フーシ派は米軍の無人機MQ-9リーパー1機を撃墜したと発表(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は16人,負傷者は64人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は40,988人,負傷者は94,825人と発表(9日)。
・ガザ地区南部ハンユニスで避難民テントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,医療従事者発表,イスラエル軍はハマスの指揮所標的の空爆と主張(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は32人,負傷者は100人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,020人,負傷者は94,925人と発表(10日)。
・ガザ地区南部ハンユニスのマワシ地区の避難民テントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも40人死亡,60人負傷,民間防衛当局発表,保健省は少なくとも19人の遺体が病院に搬送され,多数が瓦礫の下に埋まっていると発表イスラエル軍はハマスの指揮統制所の上級指揮官標的の攻撃と主張,ハマスは「真っ赤なウソ」と非難(10日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムでパレスチナ武装勢力とイスラエル治安部隊の銃撃戦中にイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人2人死亡(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は64人,負傷者は104人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,084人,負傷者は95,029人と発表(11日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆を含む攻撃によりパレスチナ人少なくとも60人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプの国連運営の学校と民家へのイスラエル軍の空爆により女性と子ども19人,国連職員6人含む34人死亡,南部ハンユニス東部でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも13人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで子ども3人と女性2人含む9人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで4人死亡,11人負傷(11日)。
・ヨルダン川西岸地区北部トゥバスでイスラエル軍の空爆を含む攻撃によりパレスチナ人5人死亡(11日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムのユダヤ人入植地近くのバス停にパレスチナ人の運転する燃料輸送車が突っ込みイスラエル兵1人死亡,発砲により攻撃者1人死亡(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は34人,負傷者は96人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,118人,負傷者は95,125人と発表(12日)。
ヨルダン川西岸地区で昨年2023年10月7日以降にイスラエル軍やユダヤ人入植者の攻撃によるパレスチナ人の累計死者数は子ども158人,女性10人,高齢者9人含む703人とガザ保健省発表(12日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部ラファでハマスの4大隊を壊滅させ市街地を完全に掌握,これまでにハマス戦闘員約2300人を殺害し総延長13q以上のトンネルを破壊したと発表(12日)。
国連貿易開発会議(UNCTAD)が昨年10月以降のイスラエルとハマスの戦闘によるガザ地区の経済への影響について,企業の施設や灌漑設備など農業施設の破壊などにより,昨年第4四半期の域内総生産が同第3四半期比81%減少,今年第1四半期は22年の同時期比1/6以下まで低下したとの報告書を公表(12日)。
・レバノン南部地域でイスラエル軍の空爆により子ども1人含む3人死亡,3人負傷(12日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(13日)。
・ガザ地区南部ラファのマワシ地区でイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人少なくとも5人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人1人死亡,1人負傷,パレスチナ・メディア報道(13日)。
・ヨルダン川西岸地区各地でイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人9人と国連職員1人死亡,職員は北部の難民キャンプ内の自宅でイスラエル兵の狙撃により死亡,国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)発表,イスラエル軍はテロリスト標的の攻撃と主張(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は64人,負傷者は155人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,182人,負傷者は95,280人と発表(14日)。
・ガザ地区中部と南部へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,北部ガザ市の民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも10人死亡(14日)。
・イスラエル軍がレバノン南部と東部のヒズボラの関連施設を空爆したと発表,ヒズボラはイスラエル北部に向けて60発以上のロケット弾を発射(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は24人,負傷者は57人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,206人,負傷者は95,337人と発表(15日)。
・パレスチナ武装勢力の「イスラム抵抗運動」がイスラエル北西部ハイファを無人機で攻撃したと発表(15日)。
・イエメンのフーシ派がイスラエル西部テルアビブ東部へ向けて超音速弾道ミサイルを発射し約2000q飛行して着弾したと発表,イスラエル軍はミサイルを迎撃し破片が非居住地域に落下したとイスラエル軍報道官が発表(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は20人,負傷者は76人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,226人,負傷者は95,413人と発表(16日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の攻撃により女性4人と子ども2人含むパレスチナ人少なくとも10人死亡,搬送先の病院発表,北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,民間防衛隊発表(16日)。
・ヨルダン川西岸地区ハリルの学校へのイスラエル軍とユダヤ人入植者の襲撃によりパレスチナ人7人負傷,パレスチナ赤新月社発表(16日)。
・イエメン西部ダマール州でイエメン軍が米軍の無人機MQ9リーパー1機を撃墜したと発表(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は26人,負傷者は84人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,252人,負傷者は95,497人と発表(17日)。
国連総会でパレスチナ提出のイスラエルに対してパレスチナ占領政策を1年以内に終結させ,各国に対してイスラエルへの武器・弾薬・関連装備の提供または移転を停止する措置を講じるよう要求する決議案を賛成124カ国,反対12カ国(イスラエルと米国など),棄権43カ国で採択(17日)。
・イスラエル首相府がガザ地区での戦闘の目標にレバノンのヒズボラとの交戦で避難しているイスラエル北部の住民の帰還を含めると発表,前日にバイデン政権の特使がネタニヤフ首相に対して戦線拡大に反対する米政権の立場を強調(17日)。
レバノンのベイルートやベカー高原など各地でヒズボラ戦闘員らが数カ月前に導入し使用する小型通信機器「Pager(ポケットベル)」が爆発し子ども2人含む12人死亡,約2800人負傷,レバノン外務省は「イスラエルのサイバー攻撃」と非難し報復攻撃を宣言,米国防総省と国務省の報道官は米国は関与せずと発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は20人,負傷者は54人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,272人,負傷者は95,551人と発表(18日)。
・ガザ地区南部ラファでの戦闘によりイスラエル兵4人死亡,6人負傷とイスラエル軍発表(18日)。
サウジアラビアのムハンマド皇太子がイスラエル軍のガザ地区への攻撃を「犯罪行為」と非難し,パレスチナ国家が樹立されなければ「イスラエルとの国交樹立はないと断言する」と演説(18日)。
レバノンのベイルートやベカー高原など各地でヒズボラが使用していたトランシーバー数千台が爆発し少なくとも20人死亡,450人以上負傷,レバノン保健省発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(19日)。
・ガザ地区南部ラファとハンユニスへのイスラエル軍の空爆により女性3人と子ども3人含むパレスチナ人少なくとも10人死亡,ナセル病院発表(19日)。
・ヨルダン川西岸地区北部カバティヤでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも6人死亡,ジェニン市長発表,イスラエル軍はパレスチナ武装勢力戦闘員4人を殺害したと発表(19日)。
・レバノン保健相が17日と18日の通信装置の爆発による死者は計37人,負傷者は計2981人と発表(19日)。
・レバノンのヒズボラのナスララ最高指導者がイスラエルによるヒズボラの通信装置の遠隔操作爆発により多数の死傷者が出たことについて,「イスラエルはレッド・ラインを越えた」と大規模な報復攻撃を示唆(19日)。
・レバノン南部のヒズボラ拠点をイスラエル軍戦闘機が空爆,約100基のロケット弾発射装置を破壊したとイスラエル軍発表(19日)。
・イスラエル北部でレバノンのヒズボラの無人機と対戦車ミサイル攻撃によりイスラエル軍中隊長と兵士2人死亡,1人負傷(19日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(20日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と戦車部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも27人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで砲撃により8人死亡,北部ガザ市で空爆により女性と子ども含む7人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで空爆により7人死亡,南部ハンユニスで空爆により2人死亡,北部ベイト・ハヌンで2人死亡,北部ベイト・ラヒヤで1人死亡,保健当局や医療従事者など発表(20日)。
・レバノン西部ベイルート南郊でイスラエル軍の空爆によりヒズボラ幹部含む少なくとも14人死亡,66人負傷,レバノン保健省発表(20日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部とゴラン高原のイスラエル軍拠点を数百発のロケット弾で攻撃したと発表(20日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去72時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は119人,負傷者は54人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,391人,負傷者は95,760人と発表(21日)。
・ガザ地区北部ガザ市南部ゼイトゥンの避難所の学校へのイスラエル軍のミサイル攻撃により子ども13人と女性6人含むパレスチナ人少なくとも22人死亡,30人負傷,ガザ保健省発表,イスラエル軍はハマスの指揮所標的の空爆と主張,南部ラファの保健省倉庫へのイスラエル軍の空爆により職員5人死亡,5人負傷,保健省発表(21日)。
・レバノン西部ベイルートへの20日のイスラエル軍の空爆による死者は少なくとも37人に増加したと保健当局発表,ヒズボラは幹部2人含むメンバー16人死亡と発表(21日)。
・レバノンのヒズボラが南部のイスラエル占領のゴラン攻撃のイスラエル軍施設標的に多数のカチューシャ・ロケット弾を発射したと発表(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は40人,負傷者は58人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,431人,負傷者は95,818人と発表(22日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも16人死亡,北部ガザ市の海岸沿いの避難所の学校で7人死亡,中部と南部で計6人死亡,保健当局発表,イスラエル軍はハマス戦闘員標的の攻撃と主張(22日)。
・アルジャジーラTVがヨルダン川西岸地区西部ラマラの支局にイスラエル軍が侵入し45日間の閉鎖を命令したと発表,「パレスチナで起きていることの真実を世界に伝えようとするのをイスラエルが抑圧しようとしている」と非難(22日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエルに向けて115発以上のロケット弾を発射したと発表(22日)。
・イラクの親イラン武装組織「イラクのイスラム抵抗運動」がガザ地区の住民支援のためにヨルダン渓谷のイスラエル占領地標的に無人で攻撃したと発表,イスラエル軍はイラクから飛来した「複数の空中目標」を迎撃したと発表(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は24人,負傷者は60人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,455人,負傷者は95,878人と発表(23日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラでイスラエル軍の空爆により子ども4人と母親1人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプでの避難所の学校へイスラエル軍の空爆により5人死亡,北部ガザ市南東ゼイトゥンの住宅をイスラエル軍ヘリが攻撃(23日)。
イスラエル軍がレバノンのベイルート,ベカー高原などヒズボラの拠点約1300カ所を攻撃,レバノン保健省は女性58人と子ども35人含む492人死亡,1645人負傷と発表,イスラエルのガラント国防相はヒズボラの数万発のロケット弾と精密兵器を破壊したと発表,イスラエル軍のハガリ報道官は長距離巡航ミサイル,大型ロケット弾,爆発性無人機などを攻撃し建物内に保管されていた弾薬が爆発し二次的な爆発が多数発生と発表,ネタニヤフ首相は「ヒズボラの攻撃からイスラエル国民を守るために武器を排除する必要がある」と攻撃を正当化(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は12人,負傷者は43人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,467人,負傷者は95,921人と発表(24日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも22人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで女性3人含む6人死亡,南部ハンユニスで4人死亡,医療関係者発表(24日)。
・レバノン西部ベイルート南郊でイスラエル軍の攻撃によりレバノン人6人死亡,15人負傷,レバノン保健省発表(24日)。
・レバノン保健省が23日のイスラエル軍の空爆による死者数は子ども50人含む569人,負傷者は1835人と発表(24日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部キリヤット・シュモナを50発以上のロケット弾で攻撃,イスラエル軍は大半を迎撃したが一部は着弾し建物に被害と発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は28人,負傷者は85人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,495人,負傷者は96,006人と発表(25日)。
・レバノン各地へのイスラエル軍の空爆によりレバノン人少なくとも51人死亡,223人負傷,レバノン保健省発表(25日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル西部テルアビブのイスラエル対外特殊機関モサド本部標的に弾道ミサイルを発射したと発表,イスラエル軍はレバノンから発射されたミサイルを迎撃したと発表(25日)。
・イラクの「イスラム抵抗運動」がガザ地区の住民支援のためにレバノン南部のイスラエル占領のゴラン高原のイスラエル軍拠点を無人機で攻撃したと発表(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は86人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,534人,負傷者は96,092人と発表(26日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプの避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,22人負傷,保健省発表(26日)。
・イスラエルとレバノンの武力紛争について米国とフランスが21日間の停戦を提案する共同声明を公表,EU諸国・日本・サウジアラビア・カタール・UAEなどが声明に賛成の意思表示,イスラエルのネタニヤフ首相がヒズボラとの戦闘について停戦案を拒否し「総力を挙げて」戦闘を継続するよう命令(26日)。
・レバノン西部ベイルート近郊でイスラエル軍の空爆によりフランス人女性1人とレバノン人60人死亡,81人負傷,イスラエル軍の大規模な攻撃開始以降の死者は1540人とレバノン保健省発表(26日)。
・イスラエル政府が米国から87億ドルの軍事支援を確保したと発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(27日)。
・ガザ地区中部ディル・アルバラで避難民テントへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも1人死亡,4人負傷(27日)。
・レバノン西部ベイルートのヒズボラ本部をイスラエル軍が空爆。ヒズボラ情報筋とイラン政府系メディアはナスララ最高指導者は無事との情報,各地への過去24時間のイスラエル軍の攻撃により少なくとも92人死亡,153人負傷,レバノン保健省発表(27日)。
・ヒズボラがイスラエル北部ハイファ近郊のキリヤット・アタとティベリア標的に複数のロケット弾を発射したと発表(27日)。
・シリア南西部レバノン国境近くのクファー・ヤボウスへのイスラエル軍の空爆によりシリア軍兵士5人死亡,国営メディア報道(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は52人,負傷者は118人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,586人,負傷者は96,210人と発表(28日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも2人死亡,11人負傷,病院発表(28日)。
・イスラエル軍が27日のレバノン西部ベイルートのヒズボラ本部への空爆でナスララ最高指導者を殺害したと発表,ヒズボラもナスララ師の死亡を確認,レバノン国営メディアは空爆で8人死亡,90人以上負傷と報道(28日)。
・バイデン米大統領はナスララ師がイスラエルの空爆で死亡したことについて「多くの米国人,イスラエル人,レバノンの市民らが彼の犠牲になってきたことを考えれば正当な措置だ」と評価する声明(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は9人,負傷者は41人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,595人,負傷者は96,251人と発表(29日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも11人死亡,北部ベイト・ラヒヤの避難所の学校で4人死亡,15人負傷,北部ガザ市で3人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプと南部ハンユニスで計4人死亡(29日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北西部ハイファを弾道ミサイルで攻撃したと発表(29日)。
・レバノン各地へのイスラエル軍の攻撃により少なくとも105人死亡,レバノン保健省発表(29日)。
・イエメン西部ホデイダ港地域へのイスラエル軍の空爆により4人死亡,29人負傷,フーシ派保健省発表(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は20人,負傷者は108人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,615人,負傷者は96,359人と発表(30日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも12人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで6人死亡,北部ベイト・ラヒヤの避難所の学校で少なくとも2人死亡,北部ベイト・ハヌーンで1人死亡,中部ディル・アルバラで女性1人と子ども2人死亡,南部ラファで1人死亡(30日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がイラン国民に向けた演説で「中東地域でイスラエルが到達できない場所はない。国民と国を守るためには我々はどこにでも行く」と警告(30日)。
・レバノン西部ベイルートと東部ベカー高原などでイスラエル軍の空爆により少なくとも95人死亡,その半数は女性と子ども,172人負傷と発表(30日)。
・レバノンのヒズボラがレバノン南部のイスラエル占領のゴラン高原のイスラエル軍基地をミサイルで攻撃したと発表(30日)。
・イエメンのフーシ派が西部サアダ地域で米軍の無人機MQ9リーバー1機を撃墜したと発表,イエメン保健省が西部ホデイダでイスラエル軍の空爆により6人死亡,57人負傷と発表(30日)。
・米国務省のミラー報道官がイスラエル政府からレバノン国境付近のヒズボラのインフラを対象とした限定的な地上作戦を実施しているとの報告を受けたと発表(30日)。
10月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は23人,負傷者は101人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,638人,負傷者は96,460人と発表(1日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも37人死亡,医療関係者発表,中部ヌッセイラート難民キャンプで女性と子ども含む13人死亡,北部ガザ市で7人死亡,南部ラファとハンユニスで計11人死亡(1日)。
・米国務省と財務省がヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植者集団「ヒルトップ・ユース」に対して,パレスチナ人への暴力や略奪を理由として資産凍結やビザの発給停止などの制裁を科すと発表(1日)。
イスラエル軍がレバノン南部でヒズボラに対する標的を限定し局地的な地上作戦を開始したと発表(1日)。
・イスラエル西部テルアビブで武装集団の銃撃により少なくとも7人死亡,9人負傷,攻撃者のパレスチナ人2人は治安部隊により射殺,警察とスモトリッチ財務相発表(1日)。
イラン革命防衛隊がイスラエル西部テルアビブなど各地を弾道ミサイル180基以上で攻撃し,一部はイスラエルと米軍の防空システムで迎撃されたが80%以上は標的に着弾したと発表,イスラエル軍によるヒズボラのナスララ最高指導者殺害の報復として最高指導者ハメネイ師がイスラエル軍のレバノン南部での地上作戦開始後に決断と説明,イスラエルが反撃したら壊滅的な対応が実行されると警告,イラン外相はイスラエルに対する「自衛措置」はイスラエルが報復しない限り終了したと発表(1日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がイランによるミサイル攻撃は失敗したと主張し「イランは代償を払うことになる」と警告(1日)。
・レバノン保健省がイスラエル軍の攻撃による死者は累計1873人,負傷者は9134人と発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は51人,負傷者は165人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,689人,負傷者は96,625人と発表(2日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と戦車部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも65人死亡,医療関係者発表,南部ハンユニスで砲撃により少なくとも40人死亡,北部ガザ市の学校と孤児院で計22人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで3人死亡,15人負傷(2日)。
ガザ地区へのヨルダン経由の国連による人道援助物資の搬入や商業輸送をイスラエル当局が8月中旬に規制を強化したために住民への食糧供給が急減していると関係者7人がロイターに情報提供(2日)。
・レバノン西部ベイルート南郊地域など各地をイスラエル軍が空爆(2日)。
・レバノン南部でのイスラエル軍とヒズボラの戦闘によりイスラエル兵8人死亡,7人負傷,軍当局発表(2日)。
・イスラエル軍がレバノン南部への地上侵攻に追加の師団を投入すると発表(2日)。
イスラエル政府が国連のグテーレス事務総長がイランのイスラエルへのミサイル攻撃を明確に非難していないとして「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定して入国禁止措置をとったと発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は99人,負傷者は169人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,788人,負傷者は96,794人と発表(3日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムの難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも18人死亡,イスラエル軍はハマス幹部標的の攻撃と主張(3日)。
・レバノン西部ベイルートのヒズボラの救護施設へのイスラエル軍の空爆により少なくとも9人死亡(3日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は46人,負傷者は85人,イスラエル軍のレバノン攻撃開始以降の累計死者数は子ども127人と女性261人含む1974人,負傷者は9348人と発表(3日)。
・レバノン南部でヒズボラとの戦闘によりイスラエル兵少なくとも9人死亡,イスラエル軍当局発表(3日)。
米国務省のミラー報道官がイスラエル軍のレバノンのヒズボラに対する空爆と「限定的な」地上作戦について,「最終的には停戦と外交的解決を望むが,我々は現時点でイスラエルがテロリストに裁きを受けさせるのは適切と考えている」との認識を表明(3日)。
・イエメンのフーシ派が紅海を航行中の英国籍の石油タンカーを無人艇で攻撃したと発表(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は14人,負傷者は50人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,802人,負傷者は96,844人と発表(4日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも29人死亡,北部ガザ市の住宅への空爆により少なくとも7人死亡,南部ハンユニスの住宅への空爆により女性2人と乳児1人含む4人死亡,医療関係者と保健当局発表(4日)。
・イスラエル南部地域標的の2発のロケット弾攻撃,1発は防空システムが破壊,1発は空き地に着弾,死傷者なし,イスラエル・メディア報道(4日)。
・レバノン西部ベイルート南郊地域をイスラエル軍が空爆,イスラエル軍はヒズボラの諜報本部標的の空爆と主張,ヒズボラがイスラエルに向けて約10発のロケット弾を発射,イスラエル軍は被害なしと発表(4日)。
・レバノン保健省がこれまでのイスラエル軍の攻撃によりレバノン人2000人以上死亡と発表(4日)。
・米中央軍(USCENTCOM)がイエメンのフーシ派のミサイル施設,無人機施設,レーダー施設など15カ所を空爆したと発表,フーシ派メディアは南西部サヌアやホデイダ空港が空爆を受けたと発表(4日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は23人,負傷者は66人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,825人,負傷者は96,910人と発表(5日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆により子ども2人含むパレスチナ人少なくとも9人死亡,医療当局発表,北部ベイト・ハヌーンで子ども2人含む6人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで4人死亡,負傷者多数(5日)。
・イスラエル軍がガザ地区とヨルダン川西岸地区で過去24時間にパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル兵11人死亡,38人死亡と発表(5日)。
・レバノン西部ベイルート,北部トリポリなど各地をイスラエル軍が空爆,南部地域での地上部隊とヒズボラとの激しい戦闘継続,イスラエル軍のハガリ報道官が9月30日のレバノン南部での地上作戦開始以降,ヒズボラ戦闘員訳440人を殺害したと発表,レバノン治安当局がトリポリのパレスチナ難民キャンプでハマスのメンバーと家族計4人死亡と発表,パレスチナ系メディアはハマス軍事部門幹部2人死亡と報道(5日)。
ガザ地区でのイスラエル軍とハマスの戦闘開始から1年を前に,ニューヨーク,ワシントンDC,パリ,ローマ,ベルリン,ケープタウン,シドニー,マニラなど世界各地でガザ地区やレバノンでの戦闘や中東紛争の終結を訴えるデモ開催(5日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は45人,負傷者は256人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,870人,負傷者は97,166人と発表(6日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも26人死亡,93人負傷,中部ディル・アルバラの避難所のモスクで少なくとも21人死亡(6日)。
・レバノン南部ジッイェでイスラエル軍の攻撃により民間人女性4人死亡,11人負傷,レバノン保健省発表(6日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部サフェドを多数のミサイルで攻撃したと発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は137人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,909人,負傷者は97,303人と発表(7日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプをイスラエル軍地上部隊が包囲し攻撃,中部ディル・アルバラのモスクや学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも29人死亡,イスラエル軍はハマスの指揮センター標的の攻撃と主張(7日)。
・ヨルダン川西岸地区カランディアでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人少年1人死亡,イスラエル軍はパレスチナ人の集団のタイヤを燃やし道路を封鎖する抗議行動の鎮圧行動への対処と主張(7日)。
・ハマスがイスラエル西部テルアビブをミサイルで攻撃したと発表(7日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がハマスのイスラエル南部への紀州から1年に合わせて声明を発表,ハマスに拘束されている「人質が戻るまで我々は戦い続ける」と強調(7日)。
・イスラエル南部ペエルシェバで銃撃により女性警官1人死亡,10人負傷。(BBC)
レバノン西部ベイルート南郊地域をイスラエル軍が空爆,レバノン保健省は子ども含む計23人死亡,93人負傷と発表(7日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北西部ハイファのイスラエル軍基地などをロケット弾で攻撃したと発表,地元メディアは10人負傷と報道(7日)。・イエメンのフーシ派がイスラエル中部ヤッフェの軍事施設標的に2基のミサイルを発射したと発表,イスラエル軍は防空システムで迎撃したと発表(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は56人,負傷者は278人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は41,965人,負傷者は97,590人と発表(8日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と砲撃によりパレスチナ人少なくとも43人死亡,民間防衛隊や医療関係者発表,中部ブレイジ難民キャンプで17人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで女性2人と子ども4人含む15人死亡(8日)。
・イスラエル軍がレバノン南西部でヒズボラ標的の1万5000人規模の地上部隊による攻撃を開始したと発表(8日)。
・ネタニヤフ首相がイスラエル軍の空爆によりヒズボラの後継指導者候補2人を殺害したと発表(8日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北西部ハイファ標的に約100発のロケット弾を発射,イスラエル軍が防空システムにより迎撃と発表,イスラエル・メディアは5発がハイファに着弾と報道(8日)。
・レバノン南部でヒズボラ戦闘員とイスラエル軍との激しい戦闘,双方に多数の死傷者(8日)。
・レバノン保健省がイスラエル軍の攻撃により過去24時間に36人死亡,150人負傷と発表(8日)。
・シリア南西部ダマスカス東部地域で民家にイスラエル軍がゴラン高原から発射したミサイルが着弾し女性と子ども含む民間人7人死亡,11人負傷,シリア国営メディア報道(8日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は45人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,010人,負傷者は97,720人と発表(9日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆と砲撃により子ども5人と女性2人含むパレスチナ人少なくとも60人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで32人死亡,17人負傷,残りの死者は中部と南部と保健当局発表(9日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ナブルスでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人5人死亡,イスラエル警察は死者は「アルアクサ殉教者旅団」戦闘員と発表,同組織は死者はメンバーと確認(9日)。
・イスラエル北部キリヤット・シュモナでレバノンのヒズボラのロケット弾攻撃によりイスラエル民間人2人死亡,北西部ハイファでロケット弾攻撃により少なくとも6人負傷,北部サフェド,ガリラヤ地方,ゴラン高原に向けて約90発のロケット弾攻撃(9日)。
・イスラエル北部ハデラでパレスチナ人のナイフによる襲撃により6人負傷,パレスチナ人は武装組織の戦闘員と警察発表(9日)。
・レバノン南部ダルドガヤの民間防衛センターへのイスラエル軍の空爆により救急救命隊員5人死亡,センター当局発表,南部ワルダニイェの避難所のホテルでイスラエル軍の空爆により少なくとも4人死亡,保健省発表(9日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は22人,負傷者は80人と発表(9日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は166人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,065人,負傷者は97,886人と発表(10日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆により女性と子ども含むパレスチナ人少なくとも55人死亡,中部ディル・アルバラの学校で少なくとも28人死亡,54人負傷,医療関係者発表,イスラエル軍は敷地内に設置されたハマスの指揮統制センター標的の攻撃と主張,北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍地上部隊の攻撃により12人死亡,イスラエル軍はハマスとイスラム聖戦戦闘員の指揮統制センターへの攻撃と主張,南部ハンユニスで乳児ら子ども3人と両親計5人死亡,パレスチナ・メディア報道(10日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部でパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍将校3人死亡と発表(10日)。
イスラエルのガザ地区攻撃における国際法違反疑惑に関する国連独立国際調査委員会が医療従事者を殺害・拷問しているとの報告書を発表し,同国が絶滅行為を含む「人道に対する罪」を犯していると非難(10日)。
・レバノン西部ベイルート中心部でイスラエル軍の空爆により少なくとも22人死亡,117人負傷,レバノン保健省発表(10日)。
・イエメンのフーシ派が紅海を航行中のリベリア船籍の化学物質運搬船を弾道ミサイルで攻撃したと発表(10日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は61人,負傷者は231人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,126人,負傷者は98,117人と発表(11日)。
・ガザ地区各地への過去24時間のイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも65人死亡,医療関係者発表,中部ディル・アルバラの避難所の学校で28人死亡,82人負傷,北部ジャバリア難民キャンプで22人死亡(11日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムのヌール・シャム難民キャンプへのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍はイスラム聖戦のアブドラ最高司令官を殺害したと発表(11日)。
・レバノン南部の国連平和維持軍本部へのイスラエル軍の攻撃により職員2人負傷,国連は国際人道法違反と非難(11日)。
・レバノン南部各地へのイスラエル軍の空爆により8人死亡,シドン地域で子ども2人含む3人死亡,ベカア渓谷地域で5人死亡,5人負傷,レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は60人以上,負傷者は168人と発表(11日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は49人,負傷者は219人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,175人,負傷者は98,336人と発表(12日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプと中部ヌッセイラート難民キャンプへのイスラエル軍の空爆により女性と子ども含むパレスチナ人少なくとも29人死亡,負傷者多数,保健省発表(12日)。
・レバノン南部と東部へのイスラエル軍の空爆によりレバノン人計13人死亡,40人負傷とレバノン保健省発表(12日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部ハイファのイスラエル軍基地内の爆薬製造工場と,レバノン南部のイスラエルが占領するゴラン高原のイスラエル軍基地を多数のミサイルで攻撃したと発表(12日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は52人,負傷者は128人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,227人,負傷者は98,464人と発表(13日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプの避難所の学校へのイスラエル軍の空爆により子どもと女性含むパレスチナ人少なくとも20人死亡,医療関係者発表(13日)。
・イスラエル北部ハイファ南方ビンヤミナでヒズボラの無人機とミサイル攻撃により3人死亡,67人負傷,イスラエル・メディア報道(13日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部に向けてロケット弾320発を発射したと発表,イスラエル当局はロケット弾の破片で3人負傷と発表,レバノン南部地域へのイスラエル軍の攻撃により少なくとも9人死亡,国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)がレバノン南部で治安維持要員1人負傷と発表(13日)。
・レバノンの「抵抗運動」がイスラエルが占領するゴラン高原のイスラエル軍兵站拠点標的に多数のロケット弾で攻撃したと発表(13日)。
・レバノン保健省が10月8日のイスラエル軍地上部隊のレバノン南部への攻撃開始以来の累計死者数は2,306人,負傷者は10,698人と発表(13日)。
・米国防総省報道官がバイデン大統領の指示によりイスラエルに弾道ミサイル迎撃システムTHAAD(究極的高高度地域防衛システム)と運用要員を配備すると発表(13日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は62人,負傷者は220人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,289人,負傷者は98,684人と発表(14日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部への空爆を拡大,ガザ市へ戦車部隊が進軍し,ベイト・ハヌーン,ジャバリア,ベイト・ラヒヤを封鎖,戦車部隊の砲撃によりジャバリア難民キャンプで女性と子ども含むパレスチナ人少なくとも10人死亡,40人負傷,ガザ市で8人死亡,中部ディル・アルバラで空爆により少なくとも22人死亡,80人負傷アルアクサ殉教者病院発表(14日)。
ハリス米副大統領がSNSでガザ地区北部への食糧支援が2週間近く泊まっているとの国連の報告を引用し,「イスラエルは直ちに支援物資が輸送できるよう対応しなければならない…市民は保護され,食料・水・医薬品を手に入れることができなければならない。国際人道法を尊重しなければならない」と強調(14日)。
・レバノン北部のキリスト教徒居住地域アイトゥをイスラエル軍が空爆し少なくとも21人死亡,レバノン赤十字社発表(14日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部キリヤット・シュモナをミサイルで攻撃したと発表(14日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は329人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,344人,負傷者は99,013人と発表(15日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも50人死亡,パレスチナ保健当局発表,北部ジャバリア難民キャンプで少なくとも17人死亡,南部ハンユニス地域の民家にミサイルが着弾し少なくとも15人死亡,北部ガザ市の民家3軒が空爆により破壊され少なくとも2人死亡,12人行方不明,中部ヌッセイラート難民キャンプで8人死亡(15日)。
米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官がイスラエル政府に対してガザ地区の人道状況改善に向けた措置を30日以内に講じることを具体的措置を例示して要求,措置が講じられなければ軍事支援を制限する可能性を警告する書簡を送付(15日)。
・イスラエル西部テルアビブ近郊のアシュドッドの高速道路で武装した男のイスラエル警察車両への銃撃により警官1人死亡,4人負傷,銃撃者は応戦により死亡(15日)。
米国務省のミラー報道官がイスラエル軍によるレバノン西部ベイルート地域への空爆に反対し,特に民間人の犠牲についての深刻な懸念をイスラエル政府に伝えたと発表(15日)。
・イスラエル軍がレバノン東部ベカア高原などヒズボラの拠点以外の地域への空爆を開始,レバノン国営メディア報道(15日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部ラミア郊外でイスラエル軍のブルドーザー3台と戦車1台を誘導ミサイルで破壊し,乗組員全員を死傷させたと発表(15日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は65人,負傷者は140人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,409人,負傷者は99,153人と発表(16日)。
・レバノン各地へのイスラエル軍の空爆により過去24時間に少なくとも27人死亡,南部ナバティエの市庁舎市長含む少なくとも16人死亡,52人負傷,イスラエル軍がベイルート南郊地域への空爆を再開(16日)。
・国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)がレバノン南部クファール・キラの同軍監視塔をイスラエル軍戦車が砲撃したと発表(16日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部サフェドを多数のミサイルで攻撃したと発表,イスラエル救急隊が民間人4人負傷と発表(16日)。
・イランのペゼスキアン大統領がイスラム諸国にイスラエルに対する団結を呼びかけ(16日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は29人,負傷者は93人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,438人,負傷者は99,246人と発表(17日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプの避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも28人死亡,150人以上負傷,カマル・アドワン病院の医療従事者発表,北部ガザ市でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人11人死亡,医療関係者発表,南部ラファでイスラエル軍戦車の砲撃によりハマス戦闘員3人死亡,うち1人はシンワール最高指導者と確認されたとイスラエルのカッツ外相発表(17日)。
イスラエルのネタニヤフ首相がガザ地区南部でハマス政治部門のヤヒヤ・シンワール最高指導者を殺害したと発表,バイデン米大統領はシンワール氏は昨年10月のハマスによるイスラエル攻撃と人質誘拐の首謀者で停戦実現の「障壁」だったとし,米国人7人の人質の解放など「多くの仕事が残っている」とコメント(17日)。
・エルサレム旧市街のアルアクサ・モスクをユダヤ人急進主義者約370人が襲撃(17日)。
・レバノン南部でイスラエル軍とヒズボラの戦闘によりイスラエル軍将校2人と兵士3人死亡,8人負傷,イスラエル・メディア報道(17日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は45人,負傷者は178人,イスラエルのレバノンへの侵攻開始以来の累計死者数は2,412人,負傷者は11,285人と発表(17日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は62人,負傷者は300人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,500人,負傷者は99,546人と発表(18日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも72人死亡,ガザ保健省発表,北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル軍戦車部隊の砲撃によりパレスチナ人少なくとも33人死亡,85人負傷,医療関係者発表(18日)。
・ヨルダン川西岸地区北部ジェニンでユダヤ人入植者がパレスチナ人の栽培するオリーブ林を襲撃しオリーブの木約600本を倒して放火,イスラエル兵と入植者の発砲によりパレスチナ人少なくとも2人死亡(18日)。
・イスラエル軍がイスラエル南部で死海方面から越境してきた武装集団の発砲によりイスラエル兵2人負傷,応戦により攻撃者2人死亡と発表(18日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は19人,負傷者は91人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,519人,負傷者は99,637人と発表(19日)。
イスラエル中部カイザリアのネタニヤフ首相の私邸標的の無人機攻撃,首相は不在で死傷者なし,ネタニヤフ首相がヒズボラによる暗殺未遂として「重い代償を払うことになる」と報復を宣言(19日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆により多数の子どもと女性含むパレスチナ民間人少なくとも108人死亡,北部ベイト・ラヒヤの住宅街で少なくとも73人死亡,中部マガジ難民キャンプで11人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプで7人死亡,南部ラファとハンユニスで計5人死亡,北部シャティ難民キャンプで7人死亡,医療関係者発表(19日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部でのパレスチナ武装勢力との戦闘によりイスラエル軍兵士2人死亡,将校2人負傷と発表(19日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は2,448人,負傷者は11,471人と発表(19日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は84人,負傷者は158人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,603人,負傷者は99,795人と発表(20日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプでの戦闘によりイスラエル軍部隊司令官1人死亡と市長発表(20日)。
・イスラエル軍がレバノン西部ベイルートのヒズボラの情報機関本部と武器製造用地下施設への戦闘機の空爆によりヒズボラの司令官3人を殺害したと発表(20日)。
・イスラエル軍報道官がヒズボラが資金管理に利用している金融機関「ヒズボラ・アルカード・アルハッサン協会」への攻撃を開始すると発表(20日)。
・レバノン保健省がイスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,464人,負傷者は11,530人と発表(20日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(21日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも26人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで少なくとも18人死亡,イスラエル軍がカマル・アドワン病院を封鎖,同病院のICUで医療品の欠乏により患者2人死亡,病院長発表(21日)。
・レバノン南部でイスラエル軍の空爆により救急救命士4人死亡,5人負傷(21日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は115人,負傷者は487人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,718人,負傷者は100,282人と発表(22日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも55人死亡,北部ベイト・ラヒヤの避難所の学校で砲撃により少なくとも7人死亡(22日)。
・レバノン保健省がベイルートのラフィク・ハリリ大学病院へのイスラエル軍の空爆により子ども4人含む少なくとも18人死亡,60人負傷,レバノン南部と東部ベカア高原で空爆により5人死亡,10人負傷,過去24時間の死者は63人,負傷者は234人,イスラエル軍の攻撃による累計死者数は2,546人,負傷者は11,862人と発表,(22日)。
・レバノンのヒズボラがテルアビブとイスラエルが占領するゴラン高原のイスラエル軍拠点標的に20発のロケット弾で攻撃したと発表(22日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は74人,負傷者は130人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,792人,負傷者は100,412人と発表(23日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプ地域を中心に各地へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも42人死亡,北部ベイト・ラヒヤで2人死亡,北部ガザ市で12人死亡,中部ディル・アルバラで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員1人とパレスチナ人2人死亡(23日)。
・レバノン保健省がイスラエル軍の攻撃による過去24時間の死者は68人,負傷者は234人と発表(23日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がフランスの放送局に対してレバノンのヒズボラは地下トンネルを使ってイスラエルへの侵攻を計画していたことが判明したと主張,「国境から100,200メートルのところでトンネルを発見した。これらのトンネルはイスラエル侵攻のために準備されたものであり10月7日よりも大規模な攻撃を計画していた」と説明(23日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は132人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,847人,負傷者は100,544人と発表(24日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプの避難所の学校へのイスラエル軍の空爆により子ども含むパレスチナ人少なくとも17人死亡,病院関係者発表,イスラエル軍はハマスの指令センター標的の攻撃と主張(24日)。
・イスラエル軍が北部ジャバリア難民キャンプでハマス戦闘員容疑者200人以上を拘束したと発表(24日)。
・イスラエル軍がレバノン南部での戦闘で過去24時間にイスラエル兵5人死亡,6人負傷と発表(24日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は28人,負傷者は139人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,574人,負傷者は12,001人と発表(24日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(25日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃により子ども含むパレスチナ人少なくとも72人死亡,南部ハンユニスで空爆と地上部隊の攻撃により多数の女性と子ども含む少なくとも38人死亡,北部ベイト・ラヒヤで民家への砲撃により25人死亡,北部ガザ市でミニバスへの空爆により5人死亡,北部ジャバリア難民キャンプ地域のカマル・アドワン病院にイスラエル軍が突入,ICUで子ども2人死亡(25日)。
・イスラエル軍がレバノン南部での戦闘によりイスラエル軍将校2人と兵士3人死亡,20人以上負傷と発表(25日)。
・レバノン南東部ハスバヤのジャーナリストが滞在する建物へのイスラエル軍の空爆によりカメラマンや放送技師など3人死亡,国営メディア報道,レバノン情報相は意図的に報道関係者を標的にした攻撃で「戦争犯罪」と非難(25日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は41人,負傷者は133人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,634人,負傷者は12,252人と発表(25日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は77人,負傷者は289人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は42,924人,負傷者は100,833人,ただし北部の病院がイスラエル軍に包囲されているため,北部地域での死傷者は含まれずと発表(26日)。
・ガザ地区北部ベイト・ラヒヤで民家へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも35人死亡(26日)。
・北部ジャバリア難民キャンプのカマル・アドワン病院からイスラエル軍が男性医療スタッフ44人を拘束し撤収,患者約200人の治療担当は女性職員と病院長,男性医師1人のみと世界保健機関(WHO)が発表(26日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムでイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍はハマス戦闘員でイスラエル人への攻撃を計画していたと主張,ハマスはイスラエル軍がメンバーの自宅を数時間包囲した後の交戦により殺害されたと発表(26日)。
ヨルダンのサファディ外相がロンドンでブリンケン米国務長官と会談し,ガザ地区で「民族浄化が行なわれているのを目の当たりにしている。阻止しなければならない」と主張し,「我々は今,地域戦争の瀬戸際に立たされている。この地域を救う唯一の道は,ガザとレバノンへの侵略や,ヨルダン川西岸での一方的な措置や違法な措置をイスラエルにやめさせることだ」と,米国がイスラエルに圧力をかけるよう要求(26日)。
・イスラエル軍がレバノン南部での戦闘で兵士3人死亡,11人負傷と発表(26日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル西部テルアビブ南郊のイスラエル空軍基地を多数の自爆型無人機で攻撃したと発表(26日)。
・イスラエル軍がイラン・テヘランと近隣のミサイル製造施設や防空システムなどの軍事目標に戦闘機による「精密空爆」を行ない,作戦は完了したと発表(26日)。
イラン軍がイスラエル軍の攻撃により兵士2人死亡と発表(26日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(27日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも45人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで空爆により少なくとも20人死亡,北部ガザ市シャティ難民キャンプで9人死亡,20人負傷,医療関係者発表(27日)。
・イスラエル西部テルアビブ近郊のバス停にトラックが突っ込み1人死亡,約40人負傷,民間人の発砲により襲撃者のイスラエル在住のアラブ人1人死亡,イスラエル警察発表(27日)。
・エジプトのシシ大統領がガザ地区での2日間の停戦とハマスが拘束中のイスラエル人人質4人とイスラエルが拘束中のパレスチナ人数人との交換を提案(27日)。
・レバノン保健省がイスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,672人,負傷者は12,468人と発表(27日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は96人,負傷者は277人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,020人,負傷者は101,110人と発表(28日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部ジャバリア難民キャンプのカマル・アドワン病院に突入しハマス戦闘員約100人を拘束したと発表,ガザ保健当局は病院内に戦闘員がいることを否定(28日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆により子ども5人含むパレスチナ人少なくとも15人死亡,20人負傷(28日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部の戦闘で10日前に負傷した部隊長1人が死亡したと発表(28日)。
・イスラエル国会で国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内での活動を禁止する法案を可決,施行は3カ月後(28日)。
・レバノン東部ベカア渓谷地域でイスラエル軍の空爆により少なくとも60人死亡,58人負傷,レバノン国営メディア報道(28日)。
・レバノンのヒズボラが南部クファール・キラ郊外でイスラエル軍車両を機関銃で攻撃し車両2台を破壊し多数のイスラエル兵を死傷させたと発表(28日)。
・レバノン保健省がイスラエルの攻撃開始以来の累計死者数は2,701人,負傷者は12,592人と発表(28日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は41人,負傷者は113人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,061人,負傷者は101,223人と発表(29日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも143人死亡,北部ベイト・ラヒヤの4階建て住居へのミサイル攻撃により少なくとも子ども20人と女性12人含む住民93人死亡,ガザ市で空爆により少なくとも5人死亡,南部マワシで空爆により2人死亡,医療関係者発表(29日)。
・イスラエル軍がガザ地区北部での戦闘で兵士4人死亡,将校1人負傷,レバノン南部での戦闘で兵士1人死亡と発表(29日)。
・レバノン南部へのイスラエル軍の空爆により計14人死亡,58人負傷,シドンで6人死亡,37人負傷,サラファンドで8人死亡,21人負傷,レバノン保健省発表(29日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は77人,負傷者は180人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,787人,負傷者は12,772人と発表(29日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は102人,負傷者は287人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,163人,負傷者は101,510人と発表(30日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも30人死亡,北部ベイト・ラヒヤで8人死亡,北部ガザ市シェイクドラドワン地区の診療所近くで5人死亡,中部ディル・アルバラで3人死亡,北部ジャバリア難民キャンプで少女1人死亡,ベイトラヒヤ当局者が「食料も水も病院も医師もない」と国際社会と援助機関に対してイスラエルの攻撃を中止させ,医療物資や燃料,食料を届けるよう訴え(30日)。
・イスラエル軍がガザ地区での戦闘開始以降のイスラエル軍将校と兵士の死者は777人,負傷者は5,206人と発表(30日)。
・レバノン東部バアルベク地域でイスラエル軍の空爆により女性8人含む少なくとも19人死亡,15人負傷,レバノン保健省発表(30日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は30人,負傷者は165人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,822人,負傷者は12,397人と発表(30日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は41人,負傷者は131人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,204人,負傷者は101,641人と発表(31日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも46人死亡,中部ヌッセイラート難民キャンプの住宅への空爆により救急隊員1人と現地ジャーナリスト2人含む少なくとも16人死亡,医療関係者発表(31日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムのヌール・シャム難民キャンプの国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の事務所をイスラエル軍が襲撃し建物が一部祖納,UNRWA発表,イスラエル軍の攻撃により子ども1人含むパレスチナ人3人死亡,パレスチナ保健省発表(31日)。
・イスラエル軍の空爆によりレバノン東部地域で少なくとも13人死亡,南部地域で10人死亡,レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は45人死亡,110人負傷,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,865人,負傷者は13,047人と発表(31日)。
11月
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は186人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,259人,負傷者は101,827人と発表(1日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプ,ディル・アルバラ難民キャンプ,ザワイダ地域でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも47人死亡,数十人負傷,パレスチナ・メディア報道(1日)。
・イスラエル各地をイラクのイラン支援の民兵がほぼ毎日無人機で攻撃していると米国防総省当局が発表(1日)。
・レバノン北東部地域へのイスラエル軍の空爆により少なくとも52人死亡,72人負傷(1日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部キリヤット・シュモナを多数のロケット弾で攻撃したと発表(1日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は55人,負傷者は192人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,314人,負傷者は102,019人と発表(2日)。
・ガザ地区中部ヌッセイラート難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも42人死亡,半数以上は女性と子ども,150人負傷,アル・アウダ病院の医師発表,中部ブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人6人死亡,医療関係者発表(2日)。
・イスラエル軍がガザ地区南部の戦闘で兵士2人死亡,1人負傷と発表(2日)。
・イスラエル中部ティラでレバノンのヒズボラが発射したロケット弾が民家に着弾し11人負傷,ヒズボラはテルアビブ近郊のイスラエル軍基地標的に多数のロケット弾を発射したと発表(2日)。
・レバノン西部ベイルート南郊でイスラエル軍の空爆により1人死亡,15人負傷,レバノン保健省発表(2日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は71人,負傷者は168人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は2,968人,負傷者は13,319人と発表(2日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は27人,負傷者は86人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,341人,負傷者は102,105人と発表(3日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも31人死亡,北部ベイト・ラヒヤとジャバリア難民キャンプで計13人死亡,北部ガザ市と南部ハンユニスで子ども4人含む計8人死亡,医療従事者発表(3日)。
・ガザ地区北部ジャバリア難民キャンプで爆弾攻撃によりイスラエル兵2人死亡,3人負傷,イスラエル軍・メディア発表(3日)。
・ヨルダン川西岸地区南西部ヘブロンのアル・ファワール難民キャンプをイスラエル軍が襲撃しパレスチナ人少なくとも16人を逮捕(3日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北西部ハイファのイスラエル空軍基地をミサイルで攻撃,ハイファ南方のイスラエル軍基地を無人機で攻撃したと発表(3日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は33人,負傷者は156人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,374人,負傷者は102,261人と発表(4日)。
・ガザ地区各地へのイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも37人死亡,北部ベイト・ラヒヤで民家への攻撃により7人死亡,中部ザワイダで4人死亡,中部と南部で計5人死亡,医療従事者発表。(R)(NINA)
イスラエル外務省が国連に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)との関係を解消するとした決定を正式に通告したと発表(4日)。
・ヨルダン川西岸地区西部ラマラ郊外をユダヤ人入植者の集団が襲撃しパレスチナ人の車20台に放火(4日)。
・バイデン政権がイスラエル政府はガザ地区の人道状況の改善に十分な努力をしていないと批判(4日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(5日)。
・ガザ地区各地への過去24時間のイスラエル軍の攻撃によりパレスチナ人少なくとも70人死亡,医療当局発表,北部ベイト・ラヒヤで民家への攻撃により少なくとも20人死亡,中部ザワイダで4人死亡,北部ガザ市と中部ディル・アルバラで計6人死亡(5日)。
・ヨルダン川西岸地区北部地域でイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも7人死亡,カバティヤ地域で5人,タムン地域で2人(5日)。
・イスラエルのネタニヤフ首相がガラント国防相を解任し後任にカッツ外相を任命,外相の後任にサール氏を任命,内政や戦争の目的などで見解の相違により信頼関係が崩れたとの理由(5日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は11人,負傷者は61人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は3,013人,負傷者は13,553人と発表(5日)。
・レバノンのヒズボラがイスラエル北部キリヤット・シュモナ,ダルトン,ナハリヤなどを多数のロケット弾で攻撃したと発表(5日)。
・レバノン西部ベイルート南部へのイスラエル軍の空爆により少なくとも15人死亡,レバノン保健省発表(5日)。
・ガザ保健省(GMH)による過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死傷者数の発表なし(6日)。
・ガザ地区北部ベイト・ラヒヤの避難民の家屋へのイスラエル軍の空爆により少なくとも女性8人と子ども6人含むパレスチナ人20人死亡,ガザ地区の他の地域で10人死亡,保健当局発表,イスラエル軍は武器貯蔵施設への攻撃と主張(6日)。
・ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地付近でパレスチナ人の車が突進しイスラエル人2人負傷,入植者の発砲により攻撃者のパレスチナ人1人死亡。(AP)
イスラエルのネタニヤフ首相,連立政権内の極右政党,入植推進派がトランプ氏の大統領当選を祝福するコメントを発表(6日)。
ハマスとパレスチナ自治政府がトランプ氏に対してパレスチナとイスラエルの和平を呼びかける訴え,ハマス幹部はトランプ氏が選挙運動中に大統領に就任すれば数時間で戦争を止めることができると発言していることについて,「その真偽が試される」とコメント,自治政府のアッバス議長は「我々は平和への取り組みを堅持する。米国がトランプ氏のリーダーシップの下で,パレスチナ人の正当な願望を支持すると確信している」と表明,ガザ地区南部ハンユニスの避難民はロイターのインタビューでトランプ氏が大統領1期目でエルサレムをイスラエルの首都と認めたことを指摘しトランプ氏の勝利は「パレスチナ人の歴史における新たな大惨事」とし,この先に一段の困難が待ち受けていると回答(6日)。
・レバノン東部ベカア高原地域のバールベックをイスラエル軍が約40回攻撃し38人死亡,54人負傷。(R)
レバノンのヒズボラがイスラエル西部テルアビブ南方のイスラエル軍基地を多数のミサイルで攻撃したと発表(6日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は37人,負傷者は105人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は3,050人,負傷者は13,658人と発表(6日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去48時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は78人,負傷者は214人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,469人,負傷者は102,561人と発表(7日)。
・ガザ地区北部ガザ市の地中海沿岸の避難所の学校へのイスラエル軍の空爆によりパレスチナ人少なくとも14人死亡,パレスチナ救急隊発表,イスラエル軍はハマスの指令センター標的の空爆と主張,北部ジャバリア難民キャンプでイスラエル人の発砲によりパレスチナ人6人死亡,医療従事者発表(7日)。
・ヨルダン川西岸地区北西部トゥルカルムでイスラエル兵の発砲によりパレスチナ人1人死亡,イスラエル軍の無人機攻撃により女性と子ども含むパレスチナ人5人負傷(7日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は53人,負傷者は161人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は3,102人,負傷者は13,819人と発表(7日)。
・イスラエル軍がレバノン南部での戦闘で兵士5人死亡と発表(7日)。
・ガザ保健省(GMH)が過去24時間のガザ地区へのイスラエル軍の攻撃によるパレスチナ人の死者は39人,負傷者は123人,2023年10月7日以降のイスラエル軍の攻撃によるガザ地区のパレスチナ人の累計死者数は43,508人,負傷者は102,684人と発表(8日)。
国連人権高等弁務官事務所(UNOHCHR)がガザ地区の紛争勃発後の7か月間で確認された死者8119人のうち子どもが44.1%の3,588人,女性が25.1%の2,036人で,死者の約70%が女性と子どもだったとの推計を発表(8日)。
・レバノン保健省が過去24時間のイスラエル軍の攻撃による死者は15人,負傷者は69人,イスラエル軍の攻撃開始以降の累計死者数は3,117人,負傷者は13,888人と発表(8日)。

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