山口研究会のテーマ

私達は環境問題をテーマに勉強しています。一口に環境問題と言っても、実はかなり幅広い分野です。一般的に言われている公害などの環境問題から、地球温暖化や酸性雨、砂漠化などの地球環境問題。果ては環境ホルモンや、廃棄物問題、生物多様性問題など、実は挙げだしたらきりがありません。そんな中、私達山口ゼミが主に取り組んでいるのは、現在非常にホットな話題でもある地球温暖化問題と、廃棄物問題です。それ以外にも、プロジェクトを進行中で、それに沿った問題をいろいろと適宜勉強しています。基本的に上記二つのテーマを本ゼミで通して行っており、それ以外のテーマはパートもしくは、個人の自主性において勉強されています。


山口研究会の特徴

山口ゼミは、他のゼミとは一味違ういろいろな特徴を持っています。まず第一にいえるのが、先生が企業出身であるということでしょう。山口先生は、一度は企業に就職し、理事をつとめる傍ら、途中から教授というもう一足のわらじを履き始め、1999年度から教授に専念されることになりました。そのため、企業人としての振る舞いや、一般的な常識を非常に重要視しています。このゼミのモットーは大学スタンダードではなく「社会スタンダード」です。ゼミで2年も過ごせば、社会に出て立派に通用する人間に育つのではないかなと思います。第二に、山口ゼミでは経済理論や数学をあまり使わないものの、物事を順序立てて(ロジカルに)考え、他人に説明する能力はほかのゼミよりも高いものが求められます。なぜなら、当ゼミでは現場(事実)をまず見て問題点を洗い出し、それに基づき解決策を探るだけでなく、その結果について他人を説得する能力が求められているからです。