授業内容
授業では常に統計的方法がどのように社会で応用されているのかに言及していく。
- 春学期:統計学の基礎(データの記述・統計的推測・仮説検定)
統計的記述(実際のデータをそのように捉えるか)
統計的推測(標本から母集団の特徴をどのように推定するか)
統計的検定(理論的主張をどのように検定するか)
を学ぶことにより統計的分析の基礎を身につける。
- 秋学期:統計学の応用(回帰分析・統計学の数理的基礎)
回帰分析(複数の変数の間の因果関係についての分析)を学び、経済理論の実証の基礎を身につける。
統計学の数理的基礎を学ぶことにより、より高度な統計的分析に備える。
さらにレポートを通してエクセル等を用いた統計処理の実習も行う。
教科書
岩田暁一『経済分析のための統計的方法(第2版)』東洋経済(生協教科書販売 )履修者へのコメント
授業にあたってはレジュメ(Webから各自ダウンロードする)とテキストを予め用意しておくこと。授業に出席をして集中して講義に取り組むことが単位取得の近道です。成績評価方法
エクセルの実習を意図したレポート(1を基準とした評点)と学期末試験(100点満点)から算出する総点(=レポート評点×学期末試験得点)をもとに評価する。