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やむを得ない(趣味ではない)園芸 − 猫の額を雑草・雑木の倉庫にして怒られないために


趣味の園芸という言葉がありますが, このページは,やむを得ない園芸の記録です.

猫の額を放置して雑草・雑木の倉庫化し, 光熱費検針の方々等に怒られて場当たり的に業者に依頼してお金ばかりかかる, という悪循環を断ち切るという,やむを得ない園芸. 2003年初秋に,除草を頼んだはずの業者が, 先代から植えてあった木を無断で切り倒したのをきっかけに, 雑草・雑木の倉庫からの自力脱却を決意. デジカメで日常を撮るようになったのが2006年以降なので, 雑草・雑木の倉庫の様子と最初の2年の劇的な変化の記録がないのが 残念ですが,何かの参考になればさいわいです.

  1. 桜開花 (update 2017/04)
  2. ビワの実 (更新してませんがほぼ毎年実がなってシロップ漬けを食べてます)
  3. アボカドの木
  4. スイカの実 (update 2017/09)(ついに食べました!)
  5. ゴーヤ (update 2014/08) (更新してませんが毎年実がなって食べてます)
  6. ユズの苗
  7. キンモクセイ
  8. 芝生の生え際の養生 (update 2013/08)
  9. なぜ趣味でないのに庭いじりをすることになったか?

桜開花

猫の額とはいえ日本なので,河津桜を植えてみたところ毎年簡単に開花したので, ソメイヨシノも植えてみた.

 
2017年
ソメイヨシノピンク色つぼみ2017年3月18日
ソメイヨシノつぼみ2017年3月18日
ソメイヨシノつぼみ全般に赤くなる2017年3月28日
ソメイヨシノ 33年連続葉桜にならず開花!2017年3月
開花予想約1週間前にピンク色のつぼみ! つぼみは2月頃から緑色だが目立ってきていて, 開花予想約1週間前時点では多数.
開花宣言過ぎはすべてピンク色に膨らむ.
3年連続葉桜にならず開花(古い枝は花が早く咲くらしい).
ソメイヨシノ497輪2017年4月04日 ソメイヨシノ満開2017年4月05日 ソメイヨシノ112輪2017年4月02日 ソメイヨシノ満開2017年4月05日
地域気象台満開宣言翌々日500輪!
ソメイヨシノ満開2017年4月05日 ソメイヨシノ112輪2017年4月02日 ソメイヨシノ満開2017年4月05日
 
 
 
2016年
ソメイヨシノ開花初日2016年3月 ソメイヨシノ開花2016年3月 ソメイヨシノ 昨年に続いて葉桜にならず開花2016年3月
今年は気象庁の開花宣言より早く開花開始 南に隣家が迫り土質劣悪だが,順調に増える 昨年に続いて最初からの葉桜を回避
 
気象予報で休眠打破の話をしていたので,今年は暖冬のおかげで, 周辺のソメイヨシノは満開が遅れて不調なのに対して, 暖冬でも(隣家たちの北側崖っぷちの土地という)十分厳しい 猫の額のソメイヨシノはちゃんと休眠打破できて綺麗に咲いたのかもしれない.
 
2015年
ソメイヨシノ開花初日2015年3月 ソメイヨシノ開花2015年3月 ソメイヨシノ 5年目で初めて葉桜にならず開花2015年3月
今年も3月末に無事開花 開花翌日,まだ小さい 5年目にして初めて葉より先に開花!葉桜回避
ソメイヨシノ満開2015年3月 ソメイヨシノ 5年目で初めてほぼ葉桜にならずほぼ地域気象台発表と同時期にほぼ満開2015年3月28日 ソメイヨシノ満開2015年3月
初めて地域気象台発表に遅れずに花盛りに ほぼ葉桜にならずに満開 1輪ずつも成長
 
2014年
ソメイヨシノ開花2014年3月 ソメイヨシノ葉桜2014年3月
前年なぜか開花しなかったので心配したが,
3月末に無事開花
但し,今年も最初から葉桜
(写真手前がソメイヨシノ. 写真奥の緑はボタン.猫の額なので明快な写真は撮れません)
 
2013年
購入後3年目,開花せず!?
 
2012年
ソメイヨシノ開花2012年4月 ソメイヨシノ開花2012年4月その2
2年目も4月初めに開花(最初から葉桜)
 
2011年
ソメイヨシノ購入2011年3月 ソメイヨシノ開花2011年4月その2 ソメイヨシノ開花2011年4月
3月初めに購入 木としては育ってもいないのに,4月初めに開花 (ただし,趣味でない園芸なので,最初から葉桜.)


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バラの乱れ咲き 4月から5月 バラの乱れ咲きと三日月 北庭北端のバラ
北庭の北端でバラの乱れ咲き バラの乱れ咲きと三日月 なぜかこのバラは他の季節も乱れ咲く

ビワの実

2000年にあと数年の頃だったはずだが, ビワの種を庭に植えた(というより,スーパーの果物コーナーで食用に買ったビワの 種を投げ捨てた)ところ,その1つが数年で2階近い高さになった. ウェブ検索するとたいがい実のなる木については「接ぎ木しないと実はならない」 と説明があるので期待していなかったところ, 植えてから10年以内,2005年6月始めにビワの実2個が成って普通に食べられた.

その年,手間を減らして自力で植木を管理する,という目的のために, 木の高さを全て人の背程度に維持することにして, ビワの木も高い幹を大幅に切った.そのせいか,その後実がならず,諦めかけていた. ところが…,

(右の写真)2009年11月にビワの花を2束も発見. (5月GWに燐肥を申し訳程度に与えたのが功を奏したか?)

半年後2010年6月,5年ぶりに,しかも10個も収穫できた (下の写真左から,5月末から1週間毎).
ビワの花11月 ビワの花拡大
ビワの実5月末 ビワの実1週間後5月末 ビワの実2週間後5月末
 
人の背に剪定すると,枝が地面近くに曲がって広がりつつ伸びしろを確保する. プロやエコの方々に怒られそうな方法だが,それでも実をつけるビワの木. ビワの木 庭のビワを食べました


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アボカドの木

ビワと同様,スーパーで食用に買ったアボカドの種を春先に植えたところ, 発芽率はかなり高かった. 冬を2つ越したら背の高さをはるかに超えた. (写真は右へ種を植えた年の8月と2年後の8月).

下段の写真は茎が種を割って伸びる様子と成長点の葉.

期待してなかったので写真が少ないのが残念. もっとも,ウェブの記述によれば,実を結ぶ可能性は小さいらしい.
アボカド 8月
アボカド 種を割って発芽 アボカド 成長点
アボカド 2年後


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スイカを食べた!(2017年)


スイカの収穫2個目(2017年9月始め,約18x16x16cm,約930g-皮500g=可食部約430g)

初めて自作スイカ(下記)を食べてからわずか半月2個目も無事収穫!

8月半ば過ぎ1個目収穫時点(下記)で10cmを超えていた 2個のうち未収穫だった残り1個を(気温が下がったので)収穫.結実33日目, 約18x16x16cm,約930g-皮500g=可食部約430g.普通に美味しかった(驚き).

追記(3個目): 1個目収穫時小さくて秋になる前に育たないと思ってたうち1つが成長したが, 天気が悪くなり,枯れ始めた株も生じたので(出張を待たずに)結実後27日目に収穫. 全重量398-皮262=可食部136g,約12×12,5×12,5cm. 小ぶりでかつ偏っていびつになったので可食部が少ないが,無事食べた.

スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫 スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫 スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫
9月になり気温が下がったので収穫.結実33日目,約18x16x16cm
スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫 スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫 スイカ 2017年9月初め 結実33日 9月になり気温が下がったので収穫
約930g-皮500g=可食部約430g.普通に美味しかった! 皮は水を弾いてきれいだが,石に乗せる形になった底面は石の凹凸で傷ついた (昔どこかでプロは藁を敷くと読んだ気がする)


注.かけた手間(朝晩の水やりや観察記録と方針決めを含む)の時間アルバイトを して,店でスイカを買った方が大きくて美味しい可能性が高いと思います. あくまで「存在定理」(趣味でない園芸でどこまで行けるか). ゴーヤとスイカの経験から大胆に外挿すると,ウリ科は可食まで行きやすそう. 食感から考えて,水を切らさな(いで陽射しの条件が良)ければ良いから?


初めてのスイカの収穫(2017年8月中旬,直径約16cm)

初めてスイカの実(ただし長径2cm,下記参照)ができてから6年間は 実ができなかったが, 2度目は複数できた.それどころか,食べられるところまで大きく熟した! 推測する主な理由は,

  1. 早期(発芽前)に肥料を加えた (趣味ではない園芸なので普通ぽいのを買って少し蒔いただけだが).
  2. 環境が悪く成長が遅いので,7年前よりも早く2月下旬に種を蒔いた. それが功を奏したか早春の天候が主因か不明だが,前回より半月早く5月初めに発芽, 1カ月半早く,6月下旬に開花と7月半ばに結実がそれぞれ始まった.
  3. 梅雨が短く,早くから陽を浴びて枝葉が生長した (雨が降らない日は水をやった).
  4. 梅雨明け後の暑い期間は朝晩水を(水はけの悪い土地とはいえ) 水浸しになるくらいあげ続けて,ひとたび授粉した実が膨らむのを支援した.
花は良く咲くが,実はそのうちの1割もできない印象. 萎んで枯れた実も出てきているので,この先はあまり期待はできない.…

…と思っていたら,普通のスイカができた! 長径16cmを少し超えてミニスイカくらいにはなった.

8月半ば過ぎで9つの結実を発見.うち5個は10cm未満で枯れ,10cmを超えたのは このスイカとまだ成育中の1つ.(残り2個は小さいので,多分成熟せずに秋になる.) (201709追記:上の記事のとおり10cmを超えたもう1つも無事 半月後に収穫,おいしく食べた.秋に間に合わないと思った2個の1つも10cm近くに成長.)

32粒種蒔き→8粒発芽→開花O(100)→結実9(以上)→長径10cm超2個

スイカ 2017年8月中旬 結実約1カ月 割れたので収穫 スイカ 2017年8月中旬 結実約1カ月 長径16.2cm スイカ 2017年8月中旬 結実約1カ月 市販スイカと同様の食感,赤身で甘み
結実約1カ月(下右の写真の続き),割れているのを見つけて収穫.長径16cm超え. 普通にスイカの味!
スイカ 2017年7月末 最南端 結実1日目 スイカ 2017年7月末 最南端 結実4日目 スイカ 2017年7月末 最南端 推定結実11日目
結実1日目 結実4日目 推定結実11日目
(下写真左から2つ目赤丸4日後)
スイカ 2017年7月末 スイカ 2017年8月始め,枯れて萎みが進んだ実の断面
複数結実(赤丸の他にもあり)7月末
左端の赤丸はこの時最大でその後萎んだ.
枯れて萎みが進んだ実の断面



スイカの実(2010年時点直径2cm)

スイカもアボカドと同様,素人が実を付けるのが難しいと思っていたが, 試しにまじめに植えてみたら,間引きと水やりくらいで,その年に2cmの実ができた. ただ,そこで夏が終わって,それ以上大きくならずに枯れた. 7月半ばに開花しないと大きくなる余裕がない気がするので,2cmから先が難しいか?

3月初めに種まき,5月半ばに発芽,10日後にはぎざぎざした本葉. その後は枝を延ばし,蔓を支柱に巻き付けて広がって成長. 8月初めに開花,8月末に実を結ぶ. スイカ 種まき 3月初め スイカ 双葉 5月中旬
スイカ 本葉 5月下旬 スイカ 枝と蔓 7月下旬 スイカ 枝と蔓 8月下旬
 
スイカの双葉と本葉 スイカの花 スイカの実


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ユリの花大輪 8月上旬 ユリの花2m 8月上旬 ユリの花ピンク 8月上旬

ゴーヤ

2014年.ゴーヤ5年目.

ゴーヤ 2014年 今年も緑のカーテン 2年目のジンクスどころか,5年目も無事緑のカーテンが育ち,実を収穫,恒例のゴーヤチャンプル.ただし,初収穫が8月下旬で,例年になく遅い.
発芽率は10-15%(市販ゴーヤも自作ゴーヤの種も).そのうち2階まで伸びたのは20-30%程度だが,これは競争にならないように巻き付く場所を誘導すればもっと増える.「やむを得ない園芸」にしてはかなり安定した成長!
ゴーヤ 2014年 今年も収穫


2013年.ゴーヤ4年目.

ゴーヤ 赤い薄皮の中の熟した種 ゴーヤの項目の最初(このページの少し下の方)で黄色に熟したゴーヤの中の 赤くなった種の写真を載せましたが,赤いのは種を包む薄皮で, 中身の種は種らしい茶色になっており,翌年の種蒔き用としては良いと思われます. 今さらですが種の写真. (ちなみに,下では,黄色く熟したらおいしくないと書いてしまいましたが, トルコでは黄色く熟したものを食べるようです. ゴーヤチャンプルのように食べるときは苦みが必須と思いますが, 私の知らないトルコの食べ方だとそれは単に未熟な草の味であって, 私の知らないトルコ流は,熟した実を食べるという,ある意味自然な視点かも….)

相変わらず制御してませんが,2012年の宿題の発芽率は市販のものの種よりも第2世代 (前年度収穫分の種)のほうがはっきり良いことがわかりました.市販のもののうち 実際に発芽したものの種だからでしょう.

なお,この年の梅雨は早く明け6月から7月にかけて雨が少なかったためか, ゴーヤの実は10cm強止まりでした.


2012年.ゴーヤ3年目.

昨年度と同じ区画に種をまいたところ,今年度も無事成育収穫. 2年連作は難しいという経験談(?)を2011年にツイッターで読んだことがありますが, 2年目のジンクス(ゴーヤに固有の連作による抑制効果)は無い と結論します.

定量的なことを言うには, 年数も(やむを得ない園芸なので)制御も不足ですが, 予想

  1. 発芽率は数%(数百粒蒔いて10本程度の成育), 第2世代(店で買ったゴーヤではなく,前年度収穫分の種)も成育する模様.
  2. 4月下旬に種を蒔けば2週間程度で発芽し,6月末までに開花. しかし,落ちやすい花びらなので,受粉が運任せ.7月のどこかで受粉して, 半月強で20cmに.9月になると20cmを超えるのは難しくなる.

7月初め開花確認【写真→】(詳しい成育過程は2010年の記録参照)

収穫最大25cm(9月初め),9月下旬も小ぶりながら収穫が続く

緑のカーテン【写真↓】(写真の上部コンクリートは2階ベランダの床)
ゴーヤ 花 7月初め ゴーヤ 9月初め最大25cm
ゴーヤ 緑のカーテン ゴーヤ チャンプル ゴーヤ 9月下旬収穫続く

緑のカーテンは2階に達するが,ゴーヤは 蔓を巻き付けて自重を支えるので滑る材料は苦手. 最初そのことをうっかりしたので,2階は後から紐を張り, 蔓を手で巻き付けたり,手すりに結んだり (植物研究者や愛好家に怒られそう).

参考:外壁に這うツタは,自ら粘液を出して「糊付け」して自重を支える.
ゴーヤ 2階ベランダ
ゴーヤ 紐に絡ませる ゴーヤ 金属はすべる 参考:外壁の蔓はのり付けで自重を支える
このページすぐ下の2011年の記録の通り,今年も台風による強風の最初の直撃であっさり一気に枯れた.低いところの葉が先にしおれるが,2階まで伸びたところの葉も3日後には葉の外側から枯れる.いかにも,ストレスで茎の中の毛細管が切れて,水が押し上げられず,葉の外側から順次壊死する印象の写真 ゴーヤの葉 台風で一気に葉の外から枯れる




2011年.ゴーヤ2年目.

但し,(震災と無関係に去年から計画していたのだが) 植える場所を変えて,緑のカーテン風にしたので,2年連作は難しいという説の 検証はしていない.スーパーのゴーヤの(料理後残渣の)種と, 昨年度の自作ゴーヤの種を混在して蒔いたので,自作ゴーヤの種が生育するかどうか の検証もしていない.

忙しくて放っておいたが,2010年度と同様に,無事生育. 7月下旬には2010年度比約1週間早く20cm弱のゴーヤを収穫. 8月に入ると25cmのゴーヤも毎週複数本. さすがに炎天下雨のない日が続くときは水をやるけど,それ以外は 放っておいても, ゴーヤだらけのゴーヤチャンプルが毎週食べられる.

ゴーヤ 2011年8月中旬
ゴーヤの実収穫2011年8月中旬
ゴーヤ 緑のカーテン 2011年8月中旬

9月21日午後台風通過.ここ数年で最も強い風.

南風なので,近所ブロックの北側敷地を細長く一手に引き受けている家の 猫の額(庭)はほとんど被害無し. 日頃から塀の高さを超えないよう庭木を低く刈り込んでいることも奏功. (北側玄関が吹きだまって,南東の坂の上からゴミや葉や小枝が来たのはもちろん, 向かいの空き地(公営駐車場)から自動販売機脇の空き缶や空き缶入れの蓋などが 飛んできて落ちているのはいつものこと. ただし,気温は高いままなので,秋のいつもの落ち葉とは葉の構成が違うのは 興味深い. 枝ごと飛んできて吹きだまったのは風の強さを証明.他の葉も枯れないで もぎ取られてきた感じで緑色.名前は知らないけど,いつもと違う葉が主流.)

台風一過の青空の下,猫の額で唯一目を引いたのが, 葉が一晩でいっせいに枯れ始めたゴーヤ. 見た瞬間は,強風で根こそぎもぎ取られたかと誤解したが, しっかり根付いたままだった. 葉はつたの先端だけでなく,根元近くからいっせいに枯れかけていたのが印象的. 水は台風で十分供給されていたこと,南風で気温が下がらなかったこと, わずか半日で(夜の間)の変貌,と不思議な点が多い.

ゴーヤ 2011年9月台風強風直撃後

季節も終わりかけなので,諦めて全部捨てることにして気付いたが, つるしていた紐が全て切れていた. つまり,ゴーヤは自分たち自身の蔓だけで一晩, 強風に引っ張られる自分たち自身を支えていたことが判明.

ゴーヤ 2011年9月台風強風直撃後 紐が切れている

根はしっかり張っていたのに葉が一晩で一斉に枯れ始めたのは, 蔓が強い張力を受けていることがストレスになったか? 素人のやむを得ない園芸なので,実際の仕組みは謎のまま. 栄養供給を止める化学物質が流れた?それとも,外見はしっかりしていても, 内部の毛細管としての機能が引っ張られて物理的に壊れていた?

ゴーヤ 2011年9月台風強風直撃後 根は張ったまま



2010年(成育過程の写真は2014年のものもまとめた)

スーパーの食品売り場で買ったゴーヤの種をとっておいた. 3月初めに種を蒔いたが5月で十分だったらしい.6月初めに無事発芽成長. 皆さんの情報どおり,スイカと違って,簡単だ. 6月下旬には蔓が伸びるので,支柱が必要. 隣で南天が広がって,猫の額には多すぎるので,切って初期の支柱に利用. ゴーヤは,強くて柔軟な蔓を支柱に巻き付けて自身を引き上げるので, 大きな支柱を立てるほど成長するとみた. (テレビではビニール紐を建物の2階から垂らして, 緑の日よけにするのが流行っているようだ.)

6月初めにしその葉のような,全体は丸いが縁がギザギザの葉を出す. あとから出る葉は指のように葉脈の間の切り込みが深くなる. 7月中旬には紅葉のような葉でいっぱいになる. 成長と時を同じくして次々と開花が始まるが,落ちやすい花で,すぐしぼむ. 受粉すればしぼんだ花に直接つながる茎がくびれて, 開花1週間くらいで1cm程度の実になる.受粉後半月強で20cm. 2個収穫してゴーヤチャンプルに. この時期市販のものはもっと大きいけど, 中の種子が茶色くなりかけていたので,この辺りが素人栽培の限界か? ゴーヤ 双葉 6月上旬 ゴーヤ 本葉 6月下旬
ゴーヤ 7月上旬 ゴーヤ 葉 7月中旬 ゴーヤ 蔓 7月中旬 ゴーヤ つぼみ 8月中旬
 
ゴーヤの花,雄蕊緑 7月中旬 ゴーヤの花,雄蕊黄 8月中旬 ゴーヤの花受粉後 7月中旬 ゴーヤの実(1cm) 7月下旬
ゴーヤの実 受粉2週間後 ゴーヤの実 葉よりやや大きい ゴーヤの実 受粉3週間後 ゴーヤの収穫(背景タイルは10cm)
 
ゴーヤの実の中の種 ゴーヤ 切り口 ゴーヤチャンプル
 
食べ頃のゴーヤ 熟したまずいゴーヤ 熟したゴーヤの種付近
食べ頃の未熟なゴーヤ 熟しかけてまずいゴーヤは中のクッションが消えて種を覆う包みが赤い
 
熟してはじけたゴーヤ1 熟してはじけたゴーヤ2 赤い包みを取ったゴーヤの種
熟してはじけたゴーヤ 赤い包みの中のゴーヤの種

ゴーヤの花を見たときスイカの花ととても似ていたので(生物苦手の素人として) びっくりしたが,どちらもウリ科つる性一年草でした. Wikipediaの受け売りで申し訳ないけど, 植物界被子植物門双子葉植物綱スミレ目ウリ科カボチャ亜科まで共通で, スイカはトウガン連Benincasinae亜連スイカ属, ゴーヤ(ニガウリ,ツルレイシ)はJoliffieae連Thladianthinae亜連ツルレイシ属.

それにしても,中学校で習ったときは,属と科の間に「連」なんてなかったけど, いつどうして入ったのでしょうか?(生物苦手)

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ユズの苗

食品の種でもけっこう育つことに気をよくして(実は,桃とか育たなかったもの のことは忘れているだけだけど),ゴールデンウィークに園芸店で ユズの苗を買って植えた(写真左). 7月上旬には新芽も成長して定着したようだ(写真中央)が, 8月初めにふと見たらご丁寧にも新芽のところだけ虫に食われていた(写真右).

2008年に河津桜とキンモクセイに毛虫が発生して翌春の桜の開花が無かった, という被害を経験したが,このとき買った毛虫用の殺虫剤を持っていた (店の棚から適当に買ったベニカDスプレー)ので, (毛虫の被害は9月終わりか10月初めなので,今回は毛虫ではないと思うが,) 散布してみた.さてどうなるか.

ユズの木4月末 ユズの木7月 虫食いの被害 ユズの木8月

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キンモクセイ

キンモクセイは近所でそこら中に生えていて, 苗木が近所の園芸店で1500円で手に入るので, ユズよりも早く買って植えた (600円で安売りしたときには2本目も買った). さすが,そこら中にあるだけあって,枯れもせず定着したが, 買った翌年は花はつけないし,背丈も伸びないので心配してたずねたら, 3-5年は栄養成長で枝葉だけ伸びるので,その間に木の形を決めて生殖成長に変わる のを待つ,と教えられた. 近所を見ると,すぐ巨大になるようなので,背の高さを維持すべく毎年切る.

キンモクセイの花 10月上旬 キンモクセイの花 10月中旬
さいわい早くも2年目の10月初めには白いつぼみができて数日後には橙の花が咲いた (写真上段).

その後も年ごとに花が増えたが,4年目には満開と同時に毛虫を大量に発見 (写真右). 同時に被害にあった河津桜とともに,見つけ次第手で駆除し,殺虫剤を散布. キンモクセイは事なきを得たようだ.
キンモクセイについた毛虫 10月上旬
キンモクセイ 10月中旬

毛虫は避けられないもので,別の年の8月末,庭の別の区画の若い芙蓉が同じ模様の虫 に葉を半分以上食われているのを発見して潰した.発見が早かったためか, このときは1匹のみだった.毎年8月と10月は,木の種類に関係なく,毛虫に要注意.


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バラの花一輪 5月上旬 バラの花群生 5月上旬

芝生の生え際の養生

芝生(先代が残してくれたのは洋芝)は雑草がはびこるのを抑えるので, 手間と知識の無い「やむを得ない園芸」にはたいへんありがたい. それでも,完全に放っておくと(冬いったん枯れるので,春先の生育競争に 負けることもあって),雑草に乗っ取られる.

雑草は除草剤にせよ,手で摘むにせよ,芝生を復活させるには, 残った芝生が広がるのを待つか,残った芝生の一部を移植して 芝生を広げたい場所から広げるか,いずれにせよ, 思ったより芝生の繁殖力は強い.経験的には

  1. 水(雨が降らない夏は2日に一度は水をやる)
  2. 気温と日光(5月から8月頃の,いくらかでも日の当たる場所)
  3. 芝生の進む先の 雑草やコケや石などの競争相手や障害物を取り除いてあること(生え際の養生)
  4. 土地が踏み固められていたり砂のようでないこと
  5. 除草剤が残ってないこと(雑草に負けていた荒れ庭を復活させるので, 前に撒いた除草剤が残っている場合が多い)
  6. 人が頻繁に踏む通路でないこと
くらいの条件で,(南関東ならば)特別なことはしなくても 南庭一夏で1ないし2メートル進む. 猫の額ならば数年で芝生が復活する計算だが, 特に「生え際の養生」は戦線が拡大すると手間がかかるので, 労力最小限の「やむを得ない園芸」では, 猫の額といえども10年計画で気長にやるしかない.

洋芝を数10cmほど根こそぎ別の場所に植えて養生したときに芝生が広がる様子:
芝生 移植時 芝生 定着 芝生 延伸
根のついた数10cmの芝を移植 5cm程度の葉が多数出ると定着 針のような芽を伸ばす
 
芝生 ランダムウォーク 芝生 拡大 芝生 成長
針状の芽は節々で激しく分岐や屈曲 約5cmの葉が出て延伸部分が定着 葉の長さが10cmを超えて成長


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なぜ趣味でないのに庭いじりをすることになったか?

生物は嫌い.名前が多すぎて覚えるのがいやになる.それ以前に, ヒトも含めて動物の行動は予測できないから,いつ危害が及ぶか怖い. 庭には,(接近する前に先方から逃げてくれるネコや小鳥や蝶などを無視しても,) カやミミズやクモやカエルやアリの集団や宗教のヒトや営業のヒトなど, 無数の動物に出くわす. 刺されてかゆいなどの実害から,単に気持ち悪いまで,生物嫌いには滅入る世界.

猫の額とはいえ,継続的にケアしないと庭は雑草や雑木の倉庫になる. 見栄えがしないといった高い水準の課題ではない.

しかし,仕事をしながらでは継続的なケアはたいへんだ. 恒常的に求人過小の大学業界では,少しでも研究できる環境を探すには, 日本全国(元気で日本語がいらない人は海外)を動き回らないといけない. そして,研究に精神と体力を集中したい. 猫の額であっても,研究成果につながらない,家の庭の継続的なケアはじゃまだ.

仕事のせいではなく, 生物は嫌いで園芸の趣味がないからたいへんだ,というほうが正しいかも しれないが,そこは分析しても事態の改善には役立たない.

人材センターで庭木の剪定や雑草取りを依頼すると,春先は満員. どんなに早めに頼んでも,草ぼうぼうで手遅れ状態の夏の終わりしか人材がなくて, ひと夏の不自由のあげくにお金だけかかる. 夏の終わりまで放置すると,猫の額といえども普段のゴミ収集では持って行って くれない量になるので,処分も頼むから,合計10万円近くはすぐかかる. めげて,次の年はずるずるしていると,その翌年は光熱費検針の人に怒られる. それで夏の終わりに雑草取りが来ても,そんな状態だから, 土から上に出ている部分を刈り取るだけ. よって,翌年はまたすぐ草ぼうぼう. 結局お金だけかかって庭はいつも荒れ放題.

先代がせっかく「忙しい大学の先生のために」と言って, 芝生を近くの園芸店で買って敷いてくれたのに, 雑草・雑木でほとんど全滅.

2003年初秋に,除草を頼んだはずの業者が,(雑木は手も触れずに,) 先代から植えてあった木を無断で切り倒した. 証拠はないが業者の様子から見て,隣家が「じゃまだ」と切らせたのだろう. これをきっかけに雑草・雑木の倉庫からの自力脱却を決意.

テーマは,手遅れになる前に,木は背の高さまで,雑草は春先から除草

驚くべし,始めて翌年には,芝が一部広がっているのを発見. 先代が残してくれた芝が,雑草の中でわずかに生き残っていた. それが,雑草を取り除いて競争相手がいなくなると広がる. こうして,第2のテーマ,芝生の生え際の養生(除草と水まき) を丹念に続け,少ない手間で雑草がはびこるのを抑える手順を確立.

デジカメで日常を撮るようになったのが2006年以降なので, 雑草・雑木の倉庫の様子と最初の2年の劇的な変化の記録がないのが 残念ですが, 生物嫌いの素人が,資金も知識も手間も減らしてできる,猫の額の維持の記録写真. 何かの参考になればさいわいです.

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